※このプレイ日記は2014年7月6日に後援者のカワウソさんが製作したものです。




第1135弾





カルドセプト エキスパンション












 ねぇ〜、マスタ〜な〜ん〜か面白いこと言って〜♪



 布団がふっとんだ、、、大気圏まで。












 ぎゃはははは!!とーびーすーぎー!!マスター最高〜♪

面白い話もっと聞きたいな〜★



 お客さん、少々飲み過ぎなのでは?



 い〜い〜の〜!!なんでもいいから聞かせてよ〜。おーねーがーい♪



 では酔いざましに一つ、不思議な話をいたしましょう。



 わぁーい♪













〜それはある日の真夜中のことでした〜














 今日は、お客さんいませんし、早めにお店閉めましょうかね。

おや?奥のカウンターになにか、、、。



 HEY!大将っ!適当に握ってくれっ!















 うわぁぁぁぁぁ!!よ、妖怪!?



 妖怪じゃねーよ。カワウソだ。ウニとかイクラとかプチプチ系は苦手だからそれ以外で。

カワウソをイメージした寿司とかできる?



 ウチはお寿司屋さんじゃなくてBARですよ。



 あ、そうなの?シャレとんしゃ〜ね★

(訳:オシャレですね)











 (ものすごく怪しいが、危害はなさそうだな、、、多分。)

あの、何か飲まれます?



 『キューバ・リバー』の『キューバ抜き』下さいな。














 よくわかりませんが、、、コーラでよろしいでしょうか?



 そうとも言う。ぐびぐび、、、ふぅ。おかわり!!

『ウォーターのロックをゴッドフィンガー』で!








 


 (あぁ〜、面倒なこと言いだしたな。)

お客さん、お酒は飲まれないようですね?



 ふ、バレちゃしょうがねぇ。では『1/3の純情なジンジャーエール』を、、、



 スティッキー・フィンガーズ!!













 あべし!?



 すまない。うちの妖怪が迷惑かけたようだな。なんというかアホなんで許してあげてくれ。



 いえ、そんな、、、

(おいおい、怪しいのがまた増えたぞ。いつの間に現れたんだ?)



 迷惑ついでに一つ聞きたいのだが、カルドセプトというゲームを知っているかな?



 えぇ、実際にプレイしたこともありますよ。それがなにか?



 ふむ。どうやらここに出てきたのも偶然ではないようだな、、、

いきなりですまないが、このゲームのレビュー作りに協力してほしいんだ。

もちろん礼はする。



 (断ると何されるかわからないな、、、。)

私にできることならば協力しましょう。












 〜カルドセプトエキスパンション〜


PSソフト、1999年に大宮ソフト発売した『モノポリー』と『マジック・ザ・ギャザリング』の

奇跡的科学反応で生まれたトレーディングカード&ボードゲーム。

知名度はイマイチながらファミ通のクロスレビューではプラチナ殿堂入りした

隠れた名作ソフトである。








 



 いてて、延髄は止めてよ、カッパさん。





 カッパではない。ブチャラティーだ。それより仕事だ、カワウソ。

この気さくなお兄さんとカルドセプトのレビューを作るのだ。



 このゲーム全然わかんねーから大将、ヨロシクな!!














 いちいちツッコミを入れると先に進まないので早速はじめますね。

このゲームで、プレイヤーは『セプター』と呼ばれるカードを操れる術者となり、

魔力、土地、護符などを増やし、相手セプターより先に目標総魔力を達成すれば勝利となります。















 魔力やら護符やら意味がわからないワードが色々出てきたね。



 『モノポリー』や『いただきストリート』でいうところの

魔力=お金

護符=株券


みたいなもんです。

それに土地の価値を加えたものが総魔力となり、魔力を消費して様々なカードを使います。












 カードを使うための魔力はどうやって手に入れるの?



 魔力の手に入れる基本的な手段は領地に止まった他のセプターからの『通行料』ですね。













 空き地にクリーチャーを召喚すれば自分の土地になります。

他にもスペルや周回ボーナスなどで魔力を増やす方法がありますがそれは後ほど。












 


 クリーチャーのイラストは可愛くないね。



 洋風のイラストは好き嫌いが分かれるとは思いますが、正直カワイイと思える

クリーチャーは少ないかと。


その辺が人気ソフトになれなかった原因かもしれませんね。

しかし、登場するキャラクターはなかなか個性的ですよ。









 


 ポコポコはちょっとしたトラウマになりそうだなぁ。



 次は戦略について説明しましょう。自分以外のプレイヤーを破産させるモノポリーと違い、

目標総魔力を目指すカルドセプトには様々な戦略があります。

便宜上、私の知り合いの名前を借りて説明しますね。













★粗製RPGガードリーダー型★


 

クリーチャーカードメインの防御型。

粗製RPG大量生産が如く、土地のレベルアップは二の次、

低コストのクリーチャーをばらまき魔力をコツコツ稼ぐスタイル。

相手はいつの間にか魔力不足になり、カードを召喚できない状態になればこっちのもの。












 


 相手セプターの土地に止まると『通行料を払う』『クリーチャーを召喚して戦いを挑む』

選べるんだね。



 戦いに勝利すれば、通行料を払わず相手の土地を得られるのですが、

失敗すると、通行料に加え戦闘に召喚したクリーチャーや武器カードの魔力まで失うので

闇雲に仕掛けるのは賢明とは言えませんね。











★チェストー!!ヤナギ特攻型


 

漢は生き様より散り様、おまえのものはオレのもの、戦いの中でしか生きられねぇ。

天上TENGA唯我独尊!!

そんな侵略に全てを賭けるリスキーなスタイル。成功すれば自分の総魔力が増え、

同時に相手の総魔力を下げることができるため最終局面での一発逆転も狙える。








 おぉ、バトルはこうでなくちゃ♪



 侵略、逆転の醍醐味は魅力的ですが、

『タイミングよく高額な相手の土地に止まり戦闘を仕掛け勝利する』ためには

緻密な計算と準備、度胸が必要になります。

『この戦いには負けるがダメージを蓄積させるために挑む』というのも戦略ですね。














★腹黒天才軍師 蒼皇型



 

ふふふ、おバカさん達が愚かな戦いをしていますね。高みの見物といたしましょうか。

私は争いがとぉ〜っても嫌いなんですよ〜。

そんな腹黒なアナタにはクリーチャーカードとアイテムカードを一切使わず

スペルカードのみの謀略型特殊スタイル。


魔力源はマップを一周することで得られる周回ボーナス、スペルカードによる相手プレイヤーからの強奪、

そして土地のレベルで価格が変動する『護符』。
とにかく戦闘は避け、逃げまくるので

時には『運』で切り抜けることも必要。








 聖堂で購入できる護符は株価のように変動するので、コントロールすることができれば

莫大な利益を得ることができます。

4種類の土地で相手セプターがレベルアップしそうな種類の土地を優先して購入するのがポイントですね。











 直接的な武力でなく、経済界から牛耳るってわけか。腹黒なやっちゃのう。



 しかし『戦闘は一切できない』ので、とても実用的なスタイルとは言えません。



 う〜ん、どれも確実に勝てる戦略じゃなさそうだね。



 えぇ。同様にクリーチャーカードも簡単に最強といえるカードはありません。

強力なカードを使うためにはそれなりの魔力が必要となるので結局はプレイヤー同士の

戦術と運の戦いですね。


最後に『どんなカードも使いよう』という例を一つ。














 ゾンビ・・・基本HP50 AP20 戦闘終了後HP−20。

見た目からして倒させるために出てきたようなクリーチャーだけど、なにか強いの?



 いえ、はっきり言って『弱い』です。とても領地を守れるようなクリーチャーではありません。

しかしHPがマイナスになる特性を利用してアイテムカードを組み合わせると、、、












『ゴールドグース』

・戦闘でクリーチャーがやられると基本HPх10Gの魔力を得る。(ゾンビの場合、500G)








『ライフジャム』

・ターン終了後、残りHP1以上20以下で発動。自身も倒れるが相手HPに関係なく

道連れにすることができる。








 とたんに優秀なクリーチャーへと変貌します。戦闘に敗れても

500Gを得られるのは大きいですし、防御に特化したクリーチャーは攻撃力が低く、

武器を使えないクリーチャーが多いのでライフジャムも充分実用的です。



 なるほど。『ゾンビとハサミは使いよう』ってわけだな!



 まぁ、そんな感じです。レビューはこのくらいでいいでしょうか?




 うむ、素晴らしいレビューだったよ。モリさんお礼の品を。



 はぃな。どうぞこちらの品をお納めください。



 (今度は、セクシーなお姉さんが出てきたな)

こ、これは!?















 脱ぎたてですが、お気に召しましたかしら?



 はい、、、大事にします!!



 今夜の事は、できれば3年間は秘密にしておいてほしい。

まぁ、誰も信じないとは思うのだが。



 わかりました。ただし、、、



 ただし?



 私が一杯サービスすることを秘密にしていただければ、ですが?














 


 ・・・・。





 ふ、、、では一杯頂くとしよう。
















 気がつくと妖怪達の姿はなく、空になった3つのグラスと

やけにセクシーな赤いパンティーだけがカウンターに残されていました。


 全然怖くはなかったけど、不思議な話ね。で、その赤パンティーは

まだ持ってるの?



 もちろん、大切に『履いてますよ』。こんな風に、、、。
















 


 いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!























〜おまけ〜










 やはり、仮面ライダーみたいにジッパーで空間を越えるのは簡単ではないようだ。

もっと目的地に近づけるように精度をあげねばな。



 えぇ。勢いでするものではありませんでしたわね。下手すると戻ってこれないとこでしたわ。



 目的地は違ったけど、レビューは完成できたからいいんじゃない?

次こそは『北海道』だっ!!





次回、カワウソ課、北海道へっ!!












※ この物語はフィクションです。後援者の皆様に似た人、似た性癖の人がいたとしても

類い稀なる偶然です、、、


が、先に謝っておきます。



すんませんでしたっっっ!!m(__)m















TOPへ戻る