※このプレイ日記は2014年7月22日に後援者の秋穂さんが製作したものです。
第1154弾
ヴァンパイアセイヴァー
今回取り上げる格闘ゲームのタイトルは、『ヴァンパイアハンターセイヴァー』。
1994年7月に稼働した『ヴァンパイア』シリーズだ。
他の格闘ゲームと異なるのは、その名のとおり、「ヴァンパイア(吸血鬼)」を始め、
操作するキャラ、敵のキャラクター共に、「怪物(もののけ)」だ。
登場する怪物は、吸血鬼・サキュバス・フランケンシュタイン・キョンシー・人狼
呪われた鎧・ミイラなどなど、古今東西そろっている。
「怪物」だから、人間にない体の動きをしても「OK」というで、テレポーテーション、空中の高速移動、金縛りと、
画面から目が離そうものなら、手痛い反撃を受けるだろう。
主役は、吸血鬼のデミトリ。
誕生年は1483年。イタリアのラファエロと同い年。
吸血鬼とは思えない筋肉隆々です。
でも、より人気を集めたのは彼ではない。
サキュバスのモリガン。
後援者のヤスモヘ様改めカワウソ様もとりあげているキャラクターだ。
誕生年は、1678年。ヴェネチアのヴィヴァルディと同い年。健康美。
ただ、残念なことは、モリガンは、操作がとっても難しい。
もはや暗号としかいいようのないコマンド入力である。
※「ヴァンパイアリザレクション」によるコマンド入力。要注意。
群馬参謀ナカユウ様、ヨガテレポートの使い手であるカワウソ様なら、使いこなせるのだろうか?
もっぱら手持ちキャラは、この2キャラだ。
猫娘のフェリシアと、マーマンのオルバス。
フェリシアの超必殺沢の「プリーズヘルプミー」。
「助けて〜」といいつつも・・・・。含みのある笑みが少し怖い・・・。
オルバスのソニックウェーブや強力なシーレイジは、幾度となくピンチを救う起爆剤だった。
「ヴァンパイア」シリーズは、アーケードで新作が長らく出ていない。
そのため、ゲームセンターに必ず設置されているとは限らない。
が・・・、さすが都会は違う。
発売された時と同じような輝きにみちて稼働。
では、さっそくプレイしてみましょう。
ここは、フェリシア。
ひさびさに、超必殺技の「プリーズヘルプミー」を、おみまいするぞ。
だが・・・
「コマンド入力方法、忘れた!!」
「「プリーズヘルプミー」は足技に分類されるので、「パンチ」ボタンではなく、「キック」ボタン。
スティック操作の誤りは偶然で発動するかもしれないけど、ボタンの間違いは注意してね。」
ならば、飛び道具がない代わりに飛び道具をかき消す「サンドスプラッシュ」・・・。
「あれ、波動拳の入力だったのに・・・、全然出ない。」
「「サンドスプラッシュ」も、足技に分類されるので、「パンチ」ボタンでなく「キック」ボタンで
入力しないと発動しません。」
「非常に、非常に、まずい。デミトリがせまってくる・・・・。
「プリーズヘルプミー」、「サンドスプラッシュ」ができないとなると、えっと何か必殺技を・・・・、
敵の間合いを取る何か技を・・・。」
「ええい、波動拳コマンドで何か技がでるはず・・・。」
「ケ、ケロちゃん、待って〜!!フェリシアで「波動拳コマンド」はとっても、危な〜い。」
「出だ〜、必殺技!!!!!!!」
「フェリシアの「波動拳コマンド」ってどんな技が出るの?」
「ローリングバックラーです。」
「ローリングバックラーってどんな技?」
「突進系の技で、地を這うような強烈な打撃技です。接近戦の時はいいのですけど、
間合いを取りたい時とか、強烈な飛び道具をもっているキャラには禁忌です。」
「・・・もしかして、ケロちゃんが、今一番出してはいけない技って・・・ことかな(^_^;)」
「残念ですが、そのとおりです。」
その後のことはお察しください・・・。
そこで、急きょ企画。
「モリガンでどこまで頑張れるのか?」
モリガンの必殺技は、ほとんど知りません。
そもそも、超必殺技は、知っていてもコマンド入力は絶対にできません。
そこで、「キック」のみでどこまで頑張れるかです。
「小キック」で体力を削り、「大キック」で転倒させる。その繰り返しです。
「それでは、急きょ決まったこの企画、それでは、いってみましょう(^^♪)」
第一戦 復活のファラオこと「アナカリス」
アナカリスは、巨体。パワー重視型。移動速度は遅く、ジャンプすると、
身体の一部が伸びます。
スピード重視型のモリガンにとっては、打撃に弱いけれども、
強力な飛び道具をもっていない「アナカリス」は、巨体が故に当たり判定が広いので、
殴りなおされないようにガードしつつ、アナカリスの攻撃の間隙をぬうようにキックを充てる。
なんなく撃破。
第二戦 怪力の屍こと「ビクトル」
第一戦のアナカリスと同じ巨体。パワー重視型。
注意する飛び道具はないけれど、人造人間がゆえに電気を使う。
「ストリートファイター」でいうブランカと似ている。特に注意したいのは、「サンダーブレイク」。
地面を這うような放電に注意しなければならない。
必殺技のゲージがたまる前に、先手必勝でコンボを決めつづければ勝機はある。
撃破。
第三戦 水の英雄こと「オルバス」
アナカリスやビクトルとは違って、飛び道具を使ってくる。
うかつな飛び込みは厳禁だが、小キック×2、大キックで転倒をねらっていく。
オルバスの飛び道具の超音波は、当たるとしびれるが、
超音波を出している時は、硬直時間があるので、その間隙をぬっていけばいい。
撃破。
「なかなか、快調にすすんでいます。」
「格闘中の画像がないから格闘中の画像を撮ったるで。デジカメ貸して〜。」
「えっ?」
第四戦 疾風の人狼こと「ガロン」
ガロンはスピード重視のキャラクター。
「あお〜ん」「ぐぉ〜」という咆哮で戦闘中とっても耳障りですが、そこは我慢です。
「よし、戦闘中の撮影に成功!!もう少し、画像が欲し・・・あっ!!」
「あ・・・・。」
「えっと、モ・・・、モリガンは、圧倒的な優勢で快進撃を繰り返しました(^^♪)
「ウソはよくないと思うな。」
「記録、CPU3人抜き。「油断大敵」ね。」
(おまけ)
ヴァンパイアハンターには、様々な勝利ポーズが用意されています。
モリガンの勝利は、チャイナドレス等ありますが、256分の1の偶然で生じる
勝利ポーズがあるそうです。
他にも、特殊な勝利ポーズがあって、例えば、呪われた鎧である毘沙門は、
敗者を、さらし首にしてしまいます・・・・。