※このプレイ日記は2014年7月28日に後援者のボルカノさんが製作したものです。
第1162弾
真・女神転生
「敵はミカエルLV116。我々の悪魔はLV10」
「そうか完全な玉砕攻撃になるか…フフフ」
「これだこれしか無い、やるぞ!」
「普通に戦って面白くなると思っているのかね」
こんにちは、ボルカノです。
第三弾にて扱うのは名作RPG 真・女神転生。
今回は私の顔アイコンの元にもなったゾンビアーミーでミカエルの撃破を目指します。
こちらがゾンビアーミーのデータです。
《ゾンビアーミー》
ゾンビと化した自衛隊員、またはアメリカ海兵隊。
彼らは外見からはゾンビと解らないし、コントロールされているので、普通の兵士と変わらずに
任務を勤めている。
コントロールを失うと、味方の兵士にも襲いかかる。
(真・女神転生のすべて 悪魔復活編より抜粋)
種族:屍鬼
属性:DARK-NEUTRAL
相性:死者1
(火炎と破魔に弱いが、豊富な耐性を持つ)
LV:10
HP:57/57
MP:12/12
CP:6
(抗体ポイント。悪魔の生命源たるMAGの消費率を表す。低いほどよい)
力:9(攻撃力に影響)
知:7(魔法効果に影響)
魔:6(魔法威力に影響)
体:8(防御力に影響)
速:6(回避・命中に影響)
運:4(影響なし?)
*:いずれも悪魔専用。主人公たちの場合、影響の仕方が違ってくる。
攻撃:29
命中:8
防御:18
回避:7
魔法威力:7
魔法効果:8
攻撃回数:3-6
<特技>
まもる(敵専用)
なかまよぶ(敵専用)
はっきり言って、クソ悪魔です。
同レベルの面々と比べても、あちこち見劣りします。長所と言えば、攻撃回数 3-6回でしょうか。
このことから分かるように集団戦には対応出来ます。
しかし、このわずかな取り柄もそこまで。単独の敵には一回しか命中しません。
正確には攻撃回数3-6体…なのです。
…これが後の真Uや、メガCD版なら一体に対しても連続攻撃出来て便利なんでしょうけどねぇ…。
ともかく、勝ちにいきます。
まず、問題となるのは防御力とHPです。一撃くらい持ちこたえられないと話になりません。
防御力強化魔法、ラクカジャを使える仲魔が必要です。
この辺は攻略本を片手に、片っ端からピックアップしていきます。
【LAW】
天使 パワー LV40
妖魔 キンナラ LV55
妖魔 オンコット LV43
妖魔 アプサラス LV21
地霊 ドワーフ LV26
地霊 コボルト LV6
【NEUTRAL】
妖精 タム・リン LV55
精霊 アーシーズ LV8
獣人 ワードッグ LV5
【CHAOS】
鬼女 ラミア LV33
龍王 ナーガ・ラジャ LV41
ガイア教徒 やみほうし LV52
妖鬼 シュテンドウジ LV49
なお、LAW・NEUTRAL・CHAOSというのは属性…というより、派閥や組織のようなもので
主人公がLAW(法と秩序)かCHAOS(自由と混沌)のどちらかに属していると、
仲魔に出来る悪魔が制限されます。
LAWならCHAOS、CHAOSならLAWの悪魔達を仲魔にすることが不可能になってしまいます。
要は正反対の者同士はいがみ合う…ということです。
しかし、このデータはNEUTRALですので、そうした問題はありません。
さて、上記の中ですぐに会えて、かつ、実戦に耐えうるのは、
キンナラ、タム・リン、やみほうし、シュテンドウジ…この四体が妥当でしょう。
タム・リン、やみほうしは現在地点ことカテドラルをウロウロしていれば出会えます。
ただし、私はタム・リン を散々葬った人間。今更、この悪魔に頼るのはムシの良い話でしょう。
《恐れ多くもこの場所》
そこでやって来たのは皇○。そう、天皇陛下の住まうところ。その地下深く…。
ここは強力なエネルギーの溜まり場でもありました。
いつしか霊場となり、古くから日本で鬼・妖怪と呼ばれてきたものども、
そしてインド、中国を渡って日本にやってきたもの達が集まる場所となっていたのです。
《酒呑童子、京都・大江山の守り主》
それ故にキンナラ(緊那羅)、シュテンドウジ(酒呑童子)が出現する…というわけです。
彼らと交渉し、仲魔に引き入れなくてはなりません。
なお、はじめに会話の仕方を友好的にするか威圧的にするか選択出来ますが、
カツアゲ目的でもない限りは友好的にした方が得策です。
《無視》
無視…。今まで俺はお前を厚遇してきたというのに、いきなりこれか…!
貴様、俺の名を忘れたか!?
《反応》
なにい?じゃねぇんだよ。
昔、エンディングまで連れ回したんだから、俺の名は一族に伝わってて然るべきだろが!
少し見苦しい様子をお見せしてしまいましたが、話し合いの場を設けることに成功しました。
あとは勧誘するのみ。
《要求は金》
2745マッカ(魔貨)。安いし、何より基本的で良い要求です。
この他にもいくつかパターンがありますが、ねだられると厄介なのは宝石でしょうか。
ちょっと簡単には手に入りませんし、ラグの店という場所で交換に使えるのです。
また、要求は一回とは限りません。相手が満足するまで続きます。
《交渉成功!》
2745マッカを二回で、仲魔にすることが出来ました。上々な方です。
ちなみに交渉の流れには、知恵が大きく関わってきます。
頭の悪い人間は騙される、足元を見られる、話をこじらせる…リアルです。
私自身、身に覚えがあります…OTL
さて、キンナラにも出会いましたが…
《要求が宝石、しかも最高級》
ちょっと言っていることが分かりません。ところが彼は突然、暴れ出したので、
私は、ああこれはダメだなと思い、剣を手に握りました。
殺す。
《待てとおっしゃる》
私の熱い想いは伝わったようです。次また変な要求しやがったら、本気で…
《交渉成功》
その後は資金提供一回で和解。感心な奴です。
さ て、これで必要な仲魔は揃いました。一直線にミカエルとの戦いに挑みます。
途中の悪魔も低レベル悪魔の出現を封じる、封魔の鈴によってなんのその。
エンカウントもありません。
《ミカエル》
そして、これがミカエルのデータです。
なお、力〜運までの基礎ステータスはファミコン通信 アスキー出版局より発刊されていた
真・女神転生 攻略の手引きから得たデータを引用しています。
()内に表記したものは、双葉社より発刊されていた、真・女神転生必勝攻略法からの引用ですが………
この攻略本はボスキャラクターの基礎ステータスに怪しいものが多く、
今一つ信用出来ません。
しかし、それ以外の部分はまともなので、攻略本としては充分実用的なレベルです。
種族:セラフ
属性:LIGHT-LAW
相性:最終ボス
(多くの攻撃を無効化するが、通常攻撃・衝撃・突撃などは100%効く)
LV116
HP:10000/10000
MP:340/340
CP:0
力:40(23)
知:30(9)
魔:40(10)
体:38(16)
速:40(12)
運:34(8)
攻撃:不明
命中:不明
防御:不明
回避:不明
魔法威力:不明
魔法効果:不明
攻撃回数:5-8
攻撃〜魔法効果までのパラメータはマスクされており、不明。
ですが力〜運と、レベルを元に計算されますので、だいたいの予想はつきます。
ネットで掲載しているところもありますので、気になる方はご検索を…。
<特技>
マハラギオン
敵1グループに火炎属性ダメージ
会心
敵単体に技属性ダメージ
メギドラオン
敵1グループに万能属性ダメージ
さて、ミカエルとの決戦の前に必要な仲魔たちを召喚しておきます。
ゾンビアーミー、シュテンドウジ、キンナラ。
レベル80を越えたデータとしては、もちろん強い悪魔ではありません。
しかし、フォロー用として割り切って考えると今でも一流です。
むしろ、強いだけで何のフォローも出来ない悪魔の方が扱いづらく厄介です。
《マッスルドリンコ》
最後にマッスルドリンコを使います。
このアイテムは最大HPを一時的に増やし、アーミーの少ないHPをカバーします。
所持数わずか5個。本来ならば、99個でもいいのですが………
現在の状況では入手困難な貴重品なのです。
かつては薬屋で購入可能でしたが、今はある敵から入手、
それも祈るほどの低確率です…。
《投与》
ある種の副作用があるので、投与には少々危険を孕みますが…
一個につき、だいたい10程度。しかし、5個全て与えれば100は越えるでしょう。
《アクシデント》
が、その5個目でとんでもないことに(汗
噂の副作用です、せっかくあげた体力はパー!ついでに毒に(汗
ええい、もう知るか!どうせ一度は死ぬんだ!突撃!
《ミカエルの降臨》
ミカエル…その名は神に次ぐ者とか、神の如き者という意味を持つ大天使です。
ユダヤに伝わり、その後に誕生するキリスト教では天使の階級が定められましたが、
彼はその時に、最高の地位を獲得し、すべての天使らを統べる長となりました。
イスラムにおいても、ミカイールの名で伝わり、やはり絶大な人気があります。
いよいよ、決戦です!
《マジかんべん》
おい!不意打ちはやめろ!
しかもメギドラオン。私や、シュテンドウジは平気です。
が、ゾンビアーミーは…
《415♪》
死亡、もとい昇天。いや地獄に戻った?
ハタリ 「バカな…俺はまだ、何もしちゃいないんだぞ…」
ぶ、
ぶっ…
ぶッ殺してやる!このブタ天使がァッ!!
って、キレちゃいかん。
冷静にヒロインは回復、私は反魂香、他二体はラクカジャです。
アーミーが十回、二十回死ぬなど予想のうち。
《反魂香》
反魂香で………あれ?
反魂香………(汗
あれ?死んでCOMPに戻った悪魔に使えなかった?っけ?
あれ?真Vとかから…だったっけ?
《今と昔のシリーズをごっちゃにしてはいけない》
泣くしかない!
しかし、まだ終わってはいません。こんなこともあろうかと、代えは用意してあるのです。
《ボディコニアン》
目標変更です。屍鬼 ボディコニアンでミカエルを撃破を目指します♪
《わあ♪ダメージ800越えですって♪》
あえなく死にました。
《次!》
なんのまだまだ!次はゴーストだ!
《会心》
ここでミカエルがミスを犯しました。
会心は単体、しかも防御していたキンナラに命中。
防御の効果は大きく、ラクカジャ四回重ねた彼には軽いものです。
同時に。先述した「一撃持ちこたえ、フォローの出来る悪魔なら一流」、
という意見にも頷いていただけると思います。
現在のシリーズでは仲魔もレベルアップ可能。扱うスキルも多彩、かつ、自由化しました。
従って、どうしようもないほど使えない仲魔はいなくなったと言えます。
しかし、この真・女神転生では仲魔のレベルアップも、装備による強化も出来ません。
だからこそ、愛着のある仲魔を最後まで遣い通す方法を思案してしまうというもの。
不可能をあえて選び、不便くらいにまで改善するのも楽しいものです。
《如来像》
ここで、私も今まで使ったことのないアイテムを試してみようと思います。
如来像です。
カオスの者は死んでも復活とあります。ゴーストはカオスの側なのです。
ちなみに何で使ったことがないのかと言うと、
これが必要になるほど極端な弱小悪魔で終盤戦なんてやったことがないからです。
《もう一度?》
死にました。さて…?
《救いの功徳》
す、すごい!即座に復活しました!
攻撃は他の悪魔にも及びましたが、ラクカジャを限界まで掛けた彼らは100も受けません。
さぁ、反撃開始!
《気分は水谷 雫である》
しかし、ゴーストくんの攻撃はかすりもしません。
命中を上げるスクカジャ掛けてるんですが、命中が低すぎるようです(汗
《最後》
やがて、四度目の死が訪れます。
もう如来像は持っていません。まさに仏の顔も三度まで。
四度目の死、これで終わり。
《スライム》
まだだー!外道スライムがいるー!
《あべし》
堅いけど、根本的にHPが足らねー!
これで、もうストックの悪魔はいない…!
せめて、如来像をもっと買っておけば…!
どうしよう?
こうなったら…最終手段…ッ!
《煙幕弾》
頼むー!見逃してくれー!
《逃走》
許してくれー!
《TALK》
話せば分かる!そうだろう!?
《じぇんじぇんダメ》
全然ダメ!逃げることも、話すことも出来ません!
《そして、タイトル画面へ》
かくなる上は、最終手段を越えたネオ最終手段・・・ザ・リセット♪
切り札は最後までとっておくものだよ☆
f5
《ラセツ》
真面目な話、今回の縛りプレイは失敗です。完全なる負け。
しかし、いくつかの収穫もありました。
1:カオスの悪魔(実はこの他にも…?)なら、如来像の大量投入によって勝機が生まれる。
ロウにはロザリオというアイテムが対応。
どちらもカテドラル内で購入可能。
2:ニュートラルにはお助けアイテムがない?というわけで屍鬼はマジで役に立たない?
…否。あとで攻略本を読み返して、重大なことをド忘れしていたことに気付く。
3:純粋に攻撃に耐えて意地を通したければマッスルドリンコでセーブ&ロード。
4:ドリンコ大量入手の機会は物語の中盤開始前。もはや引き返せない。
購入のためにはプレイヤー自身がリアルに転生(やり直し)しないとダメ。
まとめてみると、すぐに再挑戦の支度が出来るのは1の手段となります。
ゾンビアーミーで意地を通すのは、しばらく先のこととなるでしょう…。
悔しいですが、それはいつか来るべき日に生かすしかありません。
今回は再挑戦するまでもありません。明らかに計画が破綻しています…。
ひとまず、カオスかロウの仲魔たちを集めて、ミカエル撃破の機会を伺います。
本日は見苦しい戦いとなってしまい、誠に申し訳ありませんでした。
それでは皆さん、また会う日まで。
本日は閲覧いただき、誠にありがとうございました。
…やはり、このままでは腹の虫が収まらぬわ!
一度殺す!
《気分はデルシアである》
きさまは全殺しだー−−!!!
《全殺し用パーティー》
魔神 ヴィシュヌ、魔王 バエル、龍神 マヤ、鬼神 ジコクテン(持国天)。
ついでに私とヒロインもフルパワー。
《素敵なくらいに不死身》
この布陣ではラクカジャは必要ありません。
何故なら龍神マヤが全体大回復のメディアラハンを持ち、
ミカエルからのダメージを上回って回復出来るからです。
普通に武闘派なので、みんなの体力に余裕が出来たら攻撃に回ってもOK♪
そして、ジコクテンが常に攻撃力を増していきます。
これは、別にシュテンドウジでも構いませんが…。
《そして、手を抜く》
めんどくせえ、もうオートでいーや。
《粛清》
かくして、ミカエルの撃破に成功しましたが………虚しい。
こんな勝ち方では、達成感のかけらも感じません。
認めたくないものだな。自分自身の若さ故の過ちというものを。