※このプレイ日記は2014年6月27日に後援者のぼーぱるばにーさんが製作したものです。




第1252弾





トリプル・キャノピーの魔女


PartF













Mission7 RUINS







Mission7は山中にあるトンネルを抜けるステージである。

トンネル内には、







落ちてくる壁や、





巨大なファンなどのトラップがある。

ファンは中心の軸を破壊することで動きを止めることができる。

そして、このトンネルを抜けた先に、神像が祀られている遺跡がある。









Mission8 UNHOLY CATHEDRAL












 皆さんは、そこで待っていなさい。神像をここに、こうやって・・・。

これで、四大文明発祥以前にこの地方にいたという、古の民族の守り神が、

よみがえるはずです。







 




 おお!すばらしい!この力さえあれば・・・世界だって夢ではなくなりますね!



 なんだよ、今の・・・。



 日本軍が最終兵器にし損ねた、古代の神秘・・・。



 お前の目的は、これだったのか。



 らしいな。・・・詳細は知らされてなかったから、こんなものとは思わなかったぜ!













(親衛隊) おい、あそこにゲリラの連中が!



 しまった!



 まずい、親衛隊の奴らに囲まれるぞ!



 くそっ!



 ・・・機関銃をよこせ。俺が援護するから、さっさと逃げろ。



 何言ってんだよ。正気か!?



 約束したろ?次、何かあったら殿をやるってな。ほら、早く渡せよ。



 ・・・ああ、わかった。



 おい、ジャスティン!いいのかよ!?



 みんな、行こう。このままだと全滅だ。



 俺の荷物は、適当に処分しておいてくれ。

あと、墓に供えるビールは、日本製で頼む。



 ふん、贅沢言ってんじゃねぇよ。そこらで売ってる安酒をおいてやる。



 ははは、そんな事したら、毎晩化けて出てやるさ。よし、いけ!



 くそ、逃がすな!

 やれやれ、俺も年貢の納め時かな。・・・ん?Rardersのエンジン音!?

遺跡の中だぞ!











 ハイデ!?













 大丈夫?今、助けるわ。それと、みんなは?



 全員、先に逃がしたよ。俺の事はいいから、早くあのバケモノをやってくれ!



 えっ?



 光っている部分が、議長のいる場所だ。そこが、おそらく弱点だ。



 わかったわ。私が片をつける前に、死なないでよ!



 ああ、そいつはお前次第だ。



 ふふふ。神の前には魔女など、どうということはありません。











 死になさい。











 こんな、こんなやつのために皆が犠牲になったって言うの!?

こんなやつのために、何人が泣いた!もうこんなことはたくさんだ!!











 いくぞ、げすどもめ!!
















ハイデマリーはアフターバーナーを点火、敵に突撃しつつミサイルを撃ち込んでいく。






 ほんとに効いているのかしら。



 確実に直撃している。そのまま打ち込め!











 ウッ。敵の砲火が激しくなった。ドローンも撃ってくるし、











 弾幕が厚い!



 こざかしい。ちょろちょろ鬱陶しいですねえ。











 クソッ!被弾したわ!!



 大丈夫か!!



 このままではいずれ墜とされる・・・だったら!!













 おい!敵のビームに突っ込むつもりか!!



 避けていては攻撃できない!私は、私のRaidersを信じる!!



 まずい、まずいですよ!



 これでとどめよ!








 


 全弾発射!!



 そんな馬鹿な・・・何故・・・。









ハイデマリーの攻撃により、邪神は討ち取られた。しかし、

遺跡の崩壊が始まった。





 ハイデ、早く逃げろ!

 何言ってんの!アンタを、置いていけるわけないじゃない!

じゃないとわた・・・。姉さんが、悲しむわ!



 ハイデ、お前・・・。










 急いで!後ろに乗って!



 話には聞いていたけど、ホントに狭いな。



 文句はいいから、早く腰に手を回して、つかまって。



 ああ。しかし、こう狭いと密着して・・・。


 ・・・いいから、もうちょっとしっかり。



 (ハイデマジパイオツカイデー。)












ハイデマリー機はぼばを収容し、崩れ落ちる遺跡から脱出した。




 間一髪だったな。












 ・・・虹が・・・きれい・・・。



 ああ。そうだな。



 ハイデおねえちゃん!大丈夫!



 ラヤカが来てくれたか。ということはアンジェもいるな。



 ・・もういいでしょ。離れて。



 離れろって言われても、動ける余地がほとんどねぇよ。



 いいから早く!



 ハイデ、心配したわよ。ほんと、無茶ばっかりするんだから・・・。



 すまないが、早く降ろしてくれないか。狭くてかなわん。













 あ、ぼばさん!そこにいるんですか!?よかった・・・。

下の人から、みんなを逃がすために犠牲になったって聞いて・・・。



 そいつはすまなかった。心配かけたな。



 早く帰ろうよー。おなかすいたー。



 ふふ、そうね。急いできたから、ごはん食べてないもんね。

帰ったら、すぐ準備するわ。



 ・・・俺も、ご相伴に預かっていいかな?














 あー、やっと終わった。ようやくこのじめじめした土地とおさらばして

日本に帰れるわ。

君もこれで自由の身ね。日本に帰っても、コソコソする必要がなくなったわよ。



 いや、俺は帰らない。



 は?


 議長の息子が、親父の仇討ちと息巻いていて、

当分、紛争は終わらなそうだからな。



 正気なの?君は。ほんと馬鹿なんだから・・・。

ま、いいわ。暇が出来たらでいいから、死ぬ前に一度は帰ってきなさい。



 ああ、日本のビールが恋しくなったら行くよ。











 ぼばさん!



 何か用か?



 これからどうするの?

 当分は、君達と行動を共にするよ。和平への道は遠そうだからね。



 そう・・・。なら、彼女の一人でも作ったほうがいいわ。

アンジェ姉さんなんかどう?ぼばさんのこと好きみたいよ。



 ・・・アンジェには悪かったが、さっき断ってきたよ。



 どうして!?理由は?



 それはね・・・。はいこれ。










 えっ、ぬいぐるみ?



 指輪より、こっちのほうがいいだろ。



 まったく。いいの?私で。



 いいからあげたんだろ。いやなら返せ。



 返しません。じゃあ、これからもよろしくお願いします。



 こちらこそ、だな。














トリプル・キャノピーの魔女 


〜END〜




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