※このプレイ日記は2014年11月25日に後援者のカワウソさんが製作したものです。




第1272弾





サンパギータ







 カワウソ、依頼だ。いや、これは挑戦状というべきか。


 カッパさん意味がわからないよ。危ない依頼なら断ってね。


 毎回言うのも疲れるが私はカッパではない。ブチャラティーだ。

10弾までカッパ呼ばわりするなら

貴様の仮性○茎をジッパーでガチガチの真性包○にするから
覚悟しておけ。











 それはホントに勘弁してください。


 あら、依頼人は連合所属の『高天神』さんですわね。

高天神さんといえば岩手県在住の長剣連合屈指のPCスキルを持つ知将。

秋穂部長のステルス化に世界で初めて成功した凄い人ですわ。







 


 そういえば聞いたことがある。何人ものIT技術者が秋穂部長のステルス化に挑んだが、

高天神を除いて誰一人成功した者はおらず、

暴徒化したエンジニアがTEN○Aで秋穂を強引に隠したという。

通称『高テンガ事件』だな。









 


 、、、なんで暴徒化したんだろね。


 秋穂部長のステルス化はIT分野の永遠のテーマ。

それをたった一人の天才があっさりやってのけたんですから無理もありません。

それはさておき依頼書を読みますわね。











親愛なるカワウソさんへ

高天神と申します。風の噂でカワウソ課は度重なる予算削減で

新たなゲームの購入が難しい状況にあると聞きました。

資金は提供はできませんが、もしよければこれをお役立て下さい。

カワウソさんなら初プレイで最高のエンディングに辿り着けるはず。

たどり着けますよね?

たどり着けなかったらアホですよ。ボルボックスですよ。







注:ボルボックス 微生物 水田とかにいる。







 むむむっ!このカワウソ課に挑戦とはいい度胸じゃ!

で、これどんなゲームなの?


 私が説明しますわ。










〜サンパギータ〜



1998年プレイステーションソフト。『やるドラ』シリーズの3作目。

サスペンス色の強いストーリーが特徴で

大塚明夫、林原めぐみなどの大物声優陣が出演しているのも見逃せない。

ちなみにタイトルの『サンパギータ』とは花の名前で、ヒロインの故郷フィリピンの国花でもある。






 どんなゲームなのかサッパリわからん。



 平たく言えばサウンドノベルだな。

選択肢によって結末が変わるマルチエンディングシステムらしい。


 プレイする小説か。反射神経とか連打が必要なゲームに比べれば楽勝そうだね。

よしっ!プレステのカセットオンッ!



 まずは男性主人公の名前の入力ですわ。

シリアスなゲーム展開みたいなので『カワウソ』などと卑猥な名前はやめて下さいね。


 モリさん何気にヒドイこと言うなぁ。『シモねたろう』っと。


 スティッキー・フィンガーズッ!!










 


 あわびゅっ!!


 真面目にやってください。



 いててて。う〜ん、事務員はいつも無理難題をおっしゃる。










〜15分後〜
 










 露伴(ろはん)か。ちょっとしたキラキラネームだが、よしとしよう。












 合コンで一人収穫なく、真夜中の雨の中を傘もささず歩く露伴、、、泣けてくらぁ。


 製作者の意図とは違うとこで切なくなってるようですが、その調子です。

主人公とシンクロし心情を理解することが重要です。



 む、警察だ。カワウソ自然にやり過ごすのだ。 

ヘタに絡むと逆に怪しまれるぞ。









 


 了解。話しかけずにスタコラサッサだね。












 おや?路地裏に誰かいますわ。











  


 お、ヒロインの登場だね。ふむふむ、人を呼んでほしくない、とな。

怪我をしているようだし家に連れ込むとしよう。









 


 それにしても主人公はかなりムラムラしているようだな。


 合コンの後です。無理もありませんわ。

つぎの選択枝はどちらを選びましょう?












 これは引っかけだね。


 気づいたか、カワウソ。『急がばまわれ』、一見すると

遠回りのほうが安全に見えるが、、、



 今はお巡りさんが彷徨いている。

この状況を見られると確実に怪しまれ署に連行。だから広い道はかえって危険、だね。



 その通りだ。言葉のニュアンスに惑わされず冷静に状況を判断するのだ。









 無事、自宅に着いたようですわね。

着いた早々エロ本見つかってしまいましたが、どうしましょう?









 


 エロ本はこのままにしておく。

『え?こんなの今どき普通だよ?つーかオシャレじゃね?』的な雰囲気でいけば

乗り切れる!!











 なるほど。エロのハードルを下げることで『お楽しみ』を挨拶レベルにまで

落とすつもりか。

しかし相手は異国の娘、うまくいくのか?













 『心開けば股開く』、、、ってね。

雨の中、保護してくれたという恩を感じているならば尚更だろう。


 今日のカワウソさんは本気ですわね。やろうとしていることは最低ですが。












 そうこうしている間にあの女脱ぎ始めたぞ!!









 


 で、覗くんですか?


 いや、このボロアパートのことだから覗いた瞬間、『ドアがビターンッ!!』

オチだろうね。こっちはどっしりかまえていればいいよ。








 

 脱いで、、、着替えたな。


 え?












 何もないようですね。


 どうする?このワケあり娘、もう少し探ってみるか?












 いや、自分から打ち明けるまで何も聞かずにいよう。

そんなさりげない優しさにこそ乙女は身体を許すもんさ♪














 でも会話がなくなったせいで微妙な雰囲気になりましたわ。


 そこは若さでカバーできる。問題ない。あとは勢いだな!












〜翌朝〜












 、、、バックレやがった。



















 えー、『バッドエンド 5 他人』だそうです。


 えっ!?終わり?


 そのようだな。バッドエンドかどうかは微妙だがな。













 何も失っちゃいない。普通の、何気ない毎日に戻ったんだ。

最高のハッピーエンドじゃないか。


 カワウソ、、、よく言った。
















 それに、あの娘の下着と服はちゃんと残ってる!!充分だよ!!
















 ホント最低だわ。この妖怪。




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