※このプレイ日記は2014年11月26日に後援者のスイマーさんが製作したものです。










〜平成25年5月上旬〜







 

平成の函館戦争(プレイ日記1258弾参照)終結から3か月後のある日・・・。











 『茜木シーフーズ』ついにオープンか。


 まさか温子さんが札幌に鮮魚店をオープンさせるとは思いませんでしたね。


 まあ、スイマー殿についてくるとなれば予想はできましたけどね。

しかし、これもすべて温子殿のゴッドマザーのおかげですね。



 そうだな。まさかあの函館での戦い直前に温子と神宮司実が密かに

入籍していたことには驚いたよ。

ゴッドマザーの命令で温子ちゃんが『婚姻届』に自署、捺印させられていたとは

思いもしなかったよ。


 温子殿が自署、捺印済の『婚姻届』ですか。それは神宮司実が喉から手が出るほど

欲しかった代物。

すぐに神宮司実は自署、捺印するでしょうね。

両者、自署、捺印済の『婚姻届』を秘密裏に役所へ提出。

結婚の公表は、スイマー殿の討伐後という条件をゴットマザーが付けていたようですね。



 神宮司実が俺を討ち取るべく動いていた理由もそれなら頷ける。

だがあの戦いの裏で神宮司一族はすべて暗殺され神宮司実も死亡。

結果的に神宮司家は滅亡してしまった。

すべての財産は相続人である温子にいくように仕向けられていた。

俺たちも含めすべてあのゴッドマザーの掌で踊らされていたということだな。











 函館の戦い後の戦後処理や神宮司グループの過去の不正に対する賠償金などもあって

清算は大変だったでしょうが、

それでも数億円の資産が温子殿に相続されたみたいですね。


 父上は、ゴッドマザーの計画をある程度は把握していたようでした。

家臣の長門は神宮司家に潜り込み、神宮司実、

そして神宮司一族の暗殺を着々と狙っていたようです。

もっとも私がスイマー先生側の援護に回るとは思ってなかったみたいですけどね。


 慶広の成長をお父上はさぞかし喜んでいたぞ。それにお父上も念願の道南の支配権

得たわけだしよかったじゃないか。

温子ちゃんはあの年齢で未亡人になってしまったが代わりに莫大な財産を手に入れた。

世の中、どう動くかわからないもんだよなぁ。










 こらこら、みんな、今日は『茜木シーフーズ』のオープン日なんだから

しっかり働かなきゃ駄目よ!












函館での戦いより少し前、

ゴッドマザーにより神宮司実と茜木温子は秘密裏に入籍手続きが行われていたのであった。

平成の函館戦争により神宮司家は滅亡。

結果、神宮司家の持つ多くの資産は茜木温子に相続されることとなった。

その莫大な資産から茜木鮮魚店の借入金を全額返済。

組織を再編し、札幌に新たな営業拠点である『茜木シーフーズ』を設立。

そして今日の日を迎えたのであった。





活ゥ木ホールディングス・・・茜木温子、釜田家、蝦夷華撃団(スイマー)の3者出資の持ち株会社。

傘下3社の活動を支配する目的で設立。


笈ゥ木鮮魚店・・・茜木温子の母が社長に復帰。グループ内の函館エリア担当。


活ゥ木シーフーズ・・・将来的な諸外国との取引も見据え新会社を札幌にて設立。

茜木温子が社長を務める。グループ内の札幌エリア担当。

蠣崎慶広、土方歳四など蝦夷華撃団員が従業員として雇用されている。


雁y崎松前・・・旧神宮司グループの優良事業部門を引き継ぐ受皿会社として設立。

蠣崎李広が初代社長に就任。

同時に道南エリア全体の統括も行っている。

但し、実質的には雇われ社長でありグループ内での発言力は低い。













〜閉店後〜











 みんな、お疲れさま。オープン初日の今日は目標売上高の2倍を達成しました!!


 さすがだ。事業として最高のスタートを切ったな。


 つ、疲れました・・・。


 それにしても北海道の中心都市札幌だけあって函館と同じものを売っていても

売れ方がまるで違いますね。在庫もほぼ完売でしたし。


 まあ、とりあえずはうまくやっていけそうだな。ひとまず安心したよ。















 茜木シーフーズさん、オープンおめでとう。


 お、小和田常務!!なぜこのようなところに!?


 スイマークンじゃないか。奇遇だね。札幌に新会社が設立されたと聞いてな。

設立した新会社の訪問は銀行員としては当たり前の業務じゃないか。


 随分と回りくどい言い方をされますね。茜木シーフーズクラスの会社など

役員クラスが訪問するわけがないじゃないですか。


 フフフ、スイマークンの噂はいろいろ聞いているよ。函館での大活躍、

いや大革命とでも言おうか。

大したものだよ。それにしてもこの会社の女社長は随分と資産を得たと聞く。

これで20億の不良債権(詳しくはプレイ日記493弾、877弾、981弾を参照ください)を

なんとかしようとでも考えているのかね。


 さあ、どうでしょうかね。


 とりあえず来週、本店のほうに来てもらって現在の不良債権問題の進捗状況を

説明しにきてもらおうか。期限は残り1か月だしな。


 ・・・・わかりました。


 そうか。ならば私の用事は終わりだ。先に本店のほうで待っているよ。

せいぜい報告を楽しみにしているよ。






 いってしまいましたね。あの方が小和田常務ですか。

並々ならぬオーラを感じました。あの男、只者ではありませんな。


 とうとう、来るべき時が来たということだな。まあ、予定よりは少し早いがいい機会だろう。

さっそく明日、本店へ行く。みんなは北海道で留守を頼む。













第1284弾





パズル&ドラゴン














<本店>

(画像はイメージです)









 小和田常務、失礼します。


 スイマークン。10分の遅刻だよ。20億円の問題についても

まさか先送りなんてことはないよな?


 申し訳ございません。頭取にいろいろと事情を説明しておりましたので。

あと不良債権の20億円ですが、すでに回収済でございます。


 頭取に面談だと!?それに20億円の回収が済んだ?

何を寝ぼけたことを。


 まあ、小和田常務にはいろいろとお伝えしたいこともありますが、

小和田常務はスマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴンズ」、

通称「パズドラ」をご存じでしょうか?


 「パズドラ」なら聞いたことがある。スマートフォン用のゲームで

流行っているゲームだな。だからなんだというのだ。













 まあ、聞いてください。「パズドラ」についてはロングソード連合の

プレイ日記787弾でdnさんが軽くゲーム内容を紹介しておりますが、

改めて説明させていただきます。


 ふん、まあ、そこまで言うなら聞いてやろう。









 


 「パズドラ」は「パズルRPG」と呼ばれるゲームでパズルゲームの要素とキャラクターを

成長させていくRPGの要素を併せ持ったゲームです。

「ドロップ」と呼ばれる何種類かの絵柄を縦か横に3つ揃えて消す簡単なルールですが、

消すドロップの種類や数によって攻撃力などが異なるため、

ドロップの消し方を工夫しながら敵モンスターを倒し、ダンジョンを攻略していくというものです。


 ありそうでなかったゲームではあるようだな。








 


 倒したモンスターをゲットして自分のチームを作っていきます。

ダンジョンへ挑む際には、6体のモンスターまでしか連れて行くことができませんが、

モンスターごとに倒しやすい敵の種類が違うためモンスターの組み合わせを考えたり、

戦いやすいチームを編成する必要があります。

また、戦闘の際に新しいモンスターの「卵」を獲得したり、

モンスター同士を合成させて、モンスターの能力をアップさせたりすることも可能です。

これが「パズドラ」の大まかな説明です。


 「ぷよぷよ」に「ポケットモンスター」や「女神転生」、

「ドラゴンクエストモンスターズ」をうまく合わせたようなゲームだな。

スイマー、これ以上の説明は不要だ。

大ヒットしているゲームであるし、レビューサイトや攻略サイトは山のようにあるからな。


 では、小和田常務、「パズドラ」を楽しんでいたのはプレイヤーだけでは

なかった
ということはご存知ですか?


 どういうことだ?














 投資家ですよ。「パズドラ」を運営する「ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社」

いわゆる「ガンホー」の株式を運用していた方々です。


 ふむ・・・。










(プレイ日記981弾より)


 私が回収した3,000万円であの時、全額「ガンホー」に投資し、

株式をすべて担保にしておりました。


 なんだと!?


 株価は1年も経たず買った当時の70倍まで上昇。21億円になった段階で売却。

担保権を実行し20億円返済したということです。

ジュラシックパークの運営事業元で株式を売買したため、

ジュラシックパークの失敗による損失と株式運用の利益で相殺。

税金もほとんどかかりませんでした。


 な、70倍だと!!そんな、馬鹿な!!



 小和田常務、あなたの負けだ!


 スイマー、なぜそんなことが分かった!!答えろっ!












 それは私が『未来』のことを知っていたからだよ。スイマーのアニキにうまく伝えたのさ。


 き、貴様は、いつぞやの小娘!『未来』だと!何を言っているのだ。















(プレイ日記981弾より)




 「鈴凛」はどうゆうわけかこうなることを知っていたのさ。

小和田常務、以前、あなたと約束した「土下座」だが、

妹に免じて土下座は許してやる。もう2度と俺の邪魔をしないことを条件にだ。










 スイマーの妹だと!ば、馬鹿な・・・。私の計画が・・・。


 小和田常務、あの20億円の貸出、銀行内には極秘の案件だったみたいだな。

ここ1年の間、20億円の不良債権が発生したはずなのに銀行内ではほとんど騒がれない。












 不思議に思って調べてみたらしっかりとルルーシュ皇帝名義の預金20億円を

担保にとっていたようだな。

確かに20億円の預金が担保であれば騒がれない・・・よく考えたものだ。

だが、もう終わりだ。

20億円の預金もしっかり利子付けてルルーシュ皇帝に返しておけよ。


 ぐぐぐ・・・、まさかこんな結末になるとは・・・。











こうして20億円の不良債権問題を無事に解決したスイマー。

『未来』を知るスイマーの妹「鈴凛」を仲間に加え、

スイマーは、次なる戦いのステージに進むのであった。





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<ガンホーの株について>



20億円の不良債権問題の解決、いかがでしたでしょうか?

プレイ日記が「パズドラ」の時点で気づかれた方もけっこういたかもしれません。

この解決ネタは、実際に取引先のお客様が「ガンホー」株で

100万円を3,000万(30倍)にされていたことで考えつきました。



ガンホー株は平成24年から平成25年の間に100倍以上値上がりした株式であり、

100万円買っていたら1億円になったという仰天銘柄でした。

買ったタイミング、売ったタイミング、株数などで多少儲けの倍率は変化しますが

平成24年5月から1年間で114倍まで上がったというデータもあります。

また最低の底値からは216倍まで値上がりした銘柄でもあります。

100万円が2億1600万円。おそるべし錬金術です。


但し、その逆も然りで高い値段で買った人は半分以下になったというケースも当然あります。

株式投資も一種のギャンブル。ほどほどにしておきましょう。