※このプレイ日記は2014年12月9日に後援者のぼーぱるばにーさんが製作したものです。
第1292弾
ポケットモンスター緑
私ぼーぱるばにーは、今まで数回に渡りポケットモンスターを紹介してきました。
しかし、重大なことに気づきました。
まともにポケモンの紹介をしていません!!
バグの紹介ばっかりやっている場合ではありませんでした。
というわけで、今回はポケモン、それも原点である初代の紹介をさせていただきます。
ポケットモンスターは1996年に任天堂より、ゲームボーイソフトとして発売されました。
開発はゲームフリーク。2014年現在で発売から18年が経過しており、
すでにレトロゲームと言っても過言では無いでしょう。
発売にあたり
レッドバージョンとグリーンバージョンが同時発売されました。
マイナーチェンジ版を同時に発売したのは、ポケットモンスターが初です。
発売後しばらくし、
少年誌の通販限定でブルーバージョンが発売されました。
あまりの応募の多さに関係部署が完全にパンクし、発送が大幅に遅れました。
(余談ですが、私の兄のも遅れました。)
後に一般販売もされました。
発売からおよそ1年が経った1997年には
めでたくアニメにもなり、シリーズは2014年現在でも放送されています。
ポケットモンスターピカチュウはアニメ放送記念として1998年に発売され、
全世界で1464万本以上売り上げ、2014年現在で世界最高の記録です。
作中のイベントがアニメ準拠になっている他、以前拙作で紹介したいわゆる「セレクトバグ」
が起こらないように修正されています。
しかし、セレクトバグこそ無くなりましたが他のバグはかなりの数がそのままです。
「ポケモンスタジアム金・銀」経由でバグアイテムを送り込むことも出来ます。
あまり過信しないようにしましょう。
さてプレイする上での目標ですが、ポケモンの公式ホームページを見てみましょう。
ポケモン赤緑公式サイト
見てくれましたか?見てくれた方が面白いです。
見るとわかりますが、これは新しく作られたページです。
昔のソフトでもちゃんと作ってるんですね。
あんたはエライ!
でも、このページだと面白くありませんので、発売当時のページを見てみましょう。
昔の赤緑公式ホームページ
1996年の発売当時からホームページがあったようです。
インターネットがまだ一般的でなかった時代からあったようです。
このページに書いてあることは、今見ると頭の中に?がいくつも浮かびます。
説明文を読んでみましょう。
「通信可能というゲームボーイの魅力を最大限に引き出したのが、このポケットモンスター。」
通信プレイができることを全面に押し出していますね。
当時はあまり通信対応ソフトがなかったのでしょう。
「キミはマップ上を旅し、ポケットモンスターを捕獲。
つかまえたモンスターを最強へと育て、『ポケモン図鑑』を完成させる。」
モ、モンスター!?ポケットモンスターを略すのにモンスターと言っています。
ポケモンじゃ無いのか・・・。
なのに図鑑の方は「ポケモン図鑑」と言っているし、どっちだ・・・。
ワタシ的にはモンスターと言うと
こんなやつを思い浮かべてしまいます(笑)
何はともあれ通信プレイに続いてポケモン図鑑を完成事が取り上げられています。
「しかし、そこに難関が…。実はこのソフトには『赤』と『緑』の2種類がある。
シナリオは同じでも、一方にしか出現しない強者もいるのだ。」
別バージョンがあるということですね。確かにシナリオは同じでも、出るポケモンは
若干違います。しかし強者かというとそうでもないような。
出てくる敵トレーナーも変わりませんし。
「つまり仲間を集め、通信ケーブルで交換しなければ、図鑑は完成しないのだ。
図鑑を完成させるためにゲームのそとで、
仲間との情報収集というもうひとつのゲームを繰り広げなければならない。
だから知らず知らずのうちに仲間も増える。」
友達と協力してやってね。ということです。ゴーストは通信しませんと進化しません。
仲間が増えると書いてありますが、実際にポケットモンスターが発売されると、
売れ行きが落ちていたゲームボーイとセットで爆発的にヒットし、
子供たちのコミュニケーションツールとなりました。
そして「モンスター一覧表」を御覧ください。
ポケモンをプレイした事がある人ならご存知でしょうが、
ミュウは初代では図鑑の151に登録される、通常プレイでは手に入らない幻のポケモンです。
しかし、どうやら発売当初は「ミュウ」をポケモンの一員として認めていなかったようです。
衝撃の事実
公式ホームページの図鑑ナンバーが150までしかありません。
作中で150匹集めるとオーキド博士から表彰されますし、
初代でミュウはスタッフの遊びで入れたおまけデータの扱いだったのでしょう。
さて、これまで初代ポケットモンスターの紹介をしてきましたが、
ポケモンのメインはやはり「ポケモン図鑑」です。
実際にプレイすると、ポケモントレーナー(ポケモンを飼い、育て、対戦させる人のこと)
の最高機関である「ポケモンリーグ」の頂点に立つことが目標になりますが。
やはり150匹という当時では圧倒的なコレクション要素が売りでした。
かつてバンダイから発売されたグッズの一つ「ポケモン図鑑」。
当時欲しかった・・・。
ここからは図鑑の説明と紹介をします。
ポケモンを捕まえると図鑑に情報が記録されます。
名前、分類、高さ、重さと説明です。
この説明文、大抵はまともなことが書いてありますが、
中にはとんでもないことが書いてあります。
せっかくですので、
ついツッコミを入れてしまうヘンな説明文のポケモンを紹介します。
ピジョン
あしの ツメが はったつしている。
エサの タマタマを つかんで
100キロさきの す まで はこぶ
なるほど、同じポケモンの「タマタマ」を食べるのか。
食物連鎖。
エサのタマタマ
ライチュウ
でんげきは 10まんボルトにたっすることもあり
ヘタにさわると インドゾウでも きぜつする。
どうやらポケモンの他に動物もいるようです。全く見なかったけどね。
インドもあるようです。
ナゾノクサ
べつめい アルキメンデス。
よるに なると 2ほんの ねっこで
300メートルも あるくという。
アルキメンデス?と思って調べてみましたが、昔アルキメンデスという
カップ麺があったそうです。
お湯をかけずに食べれる(かた焼きそば的な感じ)事と、歩きながら食べられる
(わけねーだろ、というツッコミは置いといて)
事を売りにしていたようです。
歩く草であるナゾノクサと、歩きながら食べられるカップ麺。
そのつながりで図鑑にも書かれたのでしょうか。
って、分かるか!!
ウインディ
ちゅうごくの いいつたえにある
でんせつの ポケモン。ものすごい
スピードで はしるという。
そ、そうか。ウインディは伝説のポケモンだったのか(汗)
(初代だとストーリー上の伝説のポケモンはサンダー・ファイヤー・フリーザーの三匹です。)
どうやら赤・緑・ピカチュウだと、伝説のポケモンと書いてあるようです。
しかし青だと
「むかしから おおくの ひとを とりこにした うつくしい ポケモン。
とぶように かろやかに はしる。 」
もはや何が何だか・・・。
というわけで、突っ込みどころもまぁまぁありますが、それも「味」でしょう。
図鑑紹介はこれくらいにしておきます。
さて紹介しましたが、実際1996年当時に151匹集められるコレクション性と対戦要素、
そして育成要素をすべて実装した本ゲームは、
荒削りながら今でも色あせない素晴らしい完成度です。
すでに初代をプレイすることは難しくなっていますが、
シリーズはDSや3DSで展開していますので、
よろしければ、一度プレイしてみてはいかがでしょうか。