三魔神を倒し世界に平和を取り戻したロングソード連合隊長ガードリーダー。

「世界中の国民から盛大に祝福してもらえる」と、誇らしげに凱旋したガードリーダーだったが・・・

祝福ムードは全くなし。いったいどういうことなのか？










　

さっそく王様に理由を尋ねると・・・

三魔神は倒れたが破壊女帝ハイデリオンという魔界の支配者が復活したという。









　

70年前。世界の全てを破壊し眠りについた破壊女帝ハイデリオン。

その絶大なパワーは三魔神の数十倍という。









　

あまりに強大な敵の復活に、王様の片腕である国務大臣は和議を提唱。

ガードリーダーたちに「これ以上の戦闘を停止してほしい」と言ってきたのだ。







　今はハイデリアと戦争するときではない。ひとまず和平を結ぶのが最上の策じゃ。

戦う道をさぐるのはそれからでも遅くはない。












　


　バカな！魔界の軍門に降ればこの世界は終わりだぞっ！



　そうだ。戦うべきだっ。












　


　お前たちは若い。白か黒かハッキリさせたい気持ちはわかる。だがその前に

この世の中には灰色という色があるのを忘れてもあっては困る。

世の中はえてして、灰色で回っているものじゃ。












　　


　力無き者ならば灰色もありましょう。しかしあなたたちは人々を守る義務があります。

戦うべきです。どんなことがあっても。



　いかん。戦争はいかん！あくまで和平交渉じゃ。



　ならば俺たちだけでその破壊女帝とやらを倒す。いくぞ葛原、ニセカワウソ！



　了解。



　アイアイサー！














第１３０６弾





サガプファイル


Ｐａｒｔ�C

　　

弱腰の王国には任せておけない。

ガードリーダーたちは独断で破壊女帝ハイデリオンの眠る古城、ブライド城に突入。

そこではハイデリオン親衛隊の熱い歓迎が待っていた。









　

ブライド城の歓迎委員会はすこぶる精強。ザコ敵なのに異常な強さだ。

強力な全体攻撃はあたりまえ。魔法はきかないし、逃げることもできない。

でもあきらめてはいけない。これは最終戦争だ。

自ら手に持つ長剣と玉砕精神を信じ、歯を食いしばって進もう。












ブライド城最深部。いよいよ破壊女帝ハイデリオンと決戦だ。













　


　フ・・・。よくここまできたわね。ムシケラにしてはイイ顔してるじゃない。

かわいがってあげようか、ぼうや。



　男が欲しけりゃ柳か蒼皇をくれてやる。悪いがアンタにはまるで興味がねえ。



　おや？隊長は年上好きでは？



　年上好きであってもババア好きではない。



　手厳しいわね。でも女の魅力は年とともに増していくこともあるのよ。



　ぬかせ。

















　貴様など祥子先生に比べれば月とスッポン。いや、女神とパペットマン。

超特急であの世に送ってやるぜ★



　フフフ、素敵。じゃあ私はじっくり時間をかけて皆殺しにしてあげる。













　

「アルテマ」「メテオ」「ホーリー」など強力な魔法を繰り出すハイデリオン。

破壊女帝の名に相応しい攻撃力だが、弱点もあった。

物理攻撃や魔法にすこぶる弱く、こちらの攻撃は大ダメージの連続。

「サガプファイル」最終ボスは・・・もしや見掛け倒しか？














　フフフ・・・。さすがに強い。そろそろ私も本気を出すとしよう。



　強がりはよせ。今までが手抜きだったとでもいうのか？



　魔界最強と言われた私の秘技。痛いわよ、とっても。












　

一定のダメージを与えるとハイデリオンの攻撃パターンが変更。

「腕がらみ」「アンクルホールド」「レッグスプレット」など、関節職人モードへ。
















　アンクルホールド！？ラスボスの必殺技は関節技かよ！



　上の画像はヒールホールドですが。



　アンクルホールドをしてくる破壊女帝。こいつはとびっきりのパーフェクトだぜ！



　ですから、ヒールホールドですって（汗）












　


　いってええ！！助けてくれ隊長！死ぬ、マジで死ぬ〜！（涙）



　チャンスだ葛原。今のうち俺たちのSPを回復して必殺技を連射しよう。



　了解。



　見殺しかよッ！（泣）











　

攻撃力は急上昇したが、幸いにもハイデリオンの紙防御はそのまま。

損害を顧みず破壊女帝を猛攻し、宣言通り超特急で撃沈★

肉を切らせて骨を断つ。これが長剣戦士の戦いだ。











　

力尽きた魔界の破壊女帝は、最後に「水が欲しい」と懇願するが・・・。









　世界を破壊し尽くしたモンスターにかける情けはない。ぼばさん！



　はい。後始末は任せてください。「重油」をぶっかけて焼却しておきます。



　え、えぐい。



　うちのハイデマリーと混同されかねない死ぬほど紛らわしい名前。

生かしておくわけにはいかんッス（怒）












　　

今度こそ本当の凱旋。王様は大はしゃぎし、例の国務大臣の姿はない。

おそらく更迭されたのだろう（汗）


いずれにせよ、この地での戦争は終わった。

我々ロングソード連合に安住の地は必要ない。次なる戦場へ向かうのみだ。

















　葛原。ニセカワウソ。今回は二人共ごくろうだった。小隊はここで解散する。

あとは自由に行動してくれ。



　では私は神奈川へ行ってきやす。



　神奈川に？地元は愛媛だろう。
















　あの蒼皇という男。破壊女帝以上に危険な人物だと思います。

彼がこれから先、何をやろうとしているのか・・・見極めたいと思います。



　蒼皇を調査か。別にいいけど死ぬなよw



　まかせてください。用心深さだけは本物のカワウソさん以上です★



　私は一度学校に戻ります。休学届けを出しに行くつもりです。



　休学届け？



　これからは本格的にアクトザクさんにお仕えしようと思います。



　アクトザクに〜？？？
















　そりゃ構わんけど、美術部の部長に入れ込んでたんじゃなかったのか。



　確かに王陵先輩は尊敬してます。でも私がなりたいのはアクトザクさんなんです。



　顔色が悪いのに人気ッスね。アクトザク。



　別に病気じゃねえぞ、アイツは。












　

HP管理人のガードリーダーです。

突撃戦記「サガプファイル攻略戦」を最後までご閲覧下さり、ありがとうございました。

砂ズリ空想科学協会が世に送り出した唯一のRPGは非常に簡素なゲームですが

シンプルで遊びやすい良いゲームであったと思います★


それではこれで本日のプレイ日記を終了いたします。

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・ニセカワウソ、その後




今回の攻略戦で特に手柄の無かったニセカワウソはこの後、神奈川県へ出立。

電流イライラ棒の大会に出場する傍らで蒼皇軍の調査をはじめる。




戦士としては三流でも電流イライラ棒は超一流。天才的なテクニックで順当に大会を

勝ち上がるニセカワウソだが準決勝でまさかの感電。

さらに不幸にも感電の瞬間、「機械的トラブル」で電極棒が大爆発。

一命こそ取り留めたが爆発の衝撃でニセカワウソは一切の記憶を失ってしまう。

その後は愛媛に帰郷。

「カルドセプト」をしながら静かな余生を送ったという。












・葛原沙月、その後




葛原沙月は桜霜学園に戻ったその日、美術部部長に呼び出され翌日から学校を欠席。

行方不明になる。




一週間後、葛原は公園で発見された。

身体はプラスティネーション加工されて切断され、「オブジェ」と晒されていたのだ。

（詳細は「PSYCHO-PASS サイコパス」第6〜7話参照）

アクトザクとともに歩むという彼女の新たな夢はついに叶わなかった。





















　どこへいく。



　桜霜学園へ。















　


　王陵璃華子を斬ります。あの女を生かしておくわけにはいかない。



　珍しいな、冷静なお前が。・・・・・いいだろう。付き合うぜ、アクトザク。