※このプレイ日記は2014年12月26日に後援者のボルカノさんが製作したものです。




第1319弾





ゾイドサーガDS


PartA









[負嗣] お疲れ様ス。



 うおっ、いきなり出てくるんじゃない!びっくりするだろ。



 苦戦してますね。このザリガニみてーなの、そんなに強いんすか?



 確かに。知らない人には疑問な話だろうね。



 右の首長いやつのがデカいし、強そうに見えるんだけどなぁ。



 んでは、僭越ながら俺がデスステとウルトラについて紹介しようか。



 俺にも分かるようにお願いしますよ。分かるよーに。



 努力はする、なるべく…。









【デススティンガーとウルトラザウルス】


バカ高いHP、攻撃をことごとく1にする防御力、味方ゾイドを次々と葬る攻撃力…。

デスステ ィンガーって、そんなに強いのか?

ウルトラザウルスって、なんかやけにデカいけど何コレ?


今回のゾイドたちについて色々と疑問に思っている方も多いことと存じます。

そこで、この二機のアニメでの活躍についてご紹介したいと思います。











《アニメ版デススティンガー》



全67話のゾイドにおいて、この機体が初めて登場したのが「57話 悪夢」。

開発者は不明ですが、搭乗者のヒルツが自ら行っていたものと思われます。

ヒルツは、ヘリック、ガイロスのどちらにも属さない第三の勢力を率います。

この勢力には世の中をどうこうしたいといった目的は見受けられません。









この時点では御披露目と言わんばかりに荷電粒子砲を一撃放つのみ。

直後に母艦ゾイドに乗って、遥か高空へと引き上げていきます。

ですが、逃げるということではありません。ヒルツの目的は共和国首都です。









【攻撃力の検証】




《成層圏より》



首都を目指しつつも、途中で目に付いた街に荷電粒子砲を向けます。






―――そして、発射。





《この街に戦略的価値があったかは分からないが…例えなかったとしても…》



威力は間違いなく過去最強で、街を一つ丸ごと吹き飛ばしてしまいます。

これが、こちらのゾイドを一撃で倒してしまう攻撃力の理由とも言えるでしょう。







《幅広い活躍をするストームソーダー》



しかし、肝心の母艦が撃墜されたことにより、デススティンガーは墜落。






最終的な高度は11万m。この高さから落下したため、地表で大爆発を起こします。






【防御面に関して】




…が、四散したのは母艦のみ。デスステは無傷のまま這い出て、再び前進を再開。






59話より、進路を変更して地中への潜行。首都に奇襲を掛ける算段です。

しかし、行く手はマグマによって、遮られていますが…






《蒸し焼きになりそうなもんだがなー…》



ためらいもなく潜ってしまいます。当然、共和国も追跡を断念せざるを得ず。











ヒルツは火山内部を刺激させ、噴出するマグマとともに首都中心部に奇襲開始。

首都中心部に待機していた部隊に、スクランブルが掛かり、激戦が始まります。







《VS セイバータイガーSS》



また、この戦いでは接近戦が発生するため、

それまで不明だったデスステの大きさも露わになります。

これは、接近をかけたシュバルツのセイバータイガーSSを片手で鷲掴みにする様子。

デスステはゲームではLLサイズですが、これは原作とアニメの折り合いを付けるため。

チャレンジ6-5をアニメ版と考えるなら、3Lで想像するのが妥当でしょう。







【番外編 VS ゴドス】




話は少し飛んで、63話。イセリナ山への強襲を掛ける一幕です。

この話では、山に住む少女のローザが小型機のゴドスを駆って決死の防衛。

装甲のない脚部に向かってパイルバンカーを打ち込みますが、傷一つ付かず。







…なんか、ローザって隊長が戯れで殺したりがそうな顔(汗)











《ウルトラザウルス編》



まず、始めに…デスステの紹介に比べて、こちらは短く済まします。

この機体の登場は「60話 超巨大要塞」から。首都での戦いの直後です。





《設定の約11倍はダテではない》



この話では何といっても、ケタ外れの巨体が描かれます。








デスステを撃破するための兵器、重力砲を求めて、海へと逃亡。

ところで、こうして横からご覧になることで、お気づきでしょうか?

このウルトラザウルスには、リニアキャノンが一門もありません。

作中では特に説明されませんが、やはり、重力砲との兼ね合いでしょうか。







 …ザリガニ野郎がインチキってことはよーく分かりましたよ。



 そうだろう、そうだろう。苦戦するのも納得だろう。

正直、画面叩き割りたくて仕方ねーよ。



 じゃあ、その重力砲とかっつう、大砲撃てば いいじゃないすか。

変に我慢して戦うのは体に悪いッスよ。



 イヤだね。意地でも重力砲なしで、ぶっ壊してやるんだ。



 ひねっくれてんなぁ、ホント、この人は…。









再戦だが、序盤の流れはあまり変わらない。1ターン目はこちらだけが行動可能だし、

デスステは2ターン目に、アンビエントと合体する。

それからメガロマックスだが、諦めずに撃ち込む。









クリティカルが出れば、もしかしたら…という淡い期待だ。











結局、戦線崩壊は7ターン目まで待った。9ターン目には王子のはげまし。

HPの減少も著しいが、EP不足が一番悩ましい。

ファングは消費EP33、たった二回の攻撃でガス欠を起こしてしまうのだ …。

その後はひたすら回復。例えHPに余裕が出来ても、EPに余裕なし。

毎ターン8の回復、行動可能になる頃には鉄クズ寸前だ。







そして、12ターン目には轟沈。言うまでもないが…敵のHPを100も削れていない。







【3回目】




《これが正しいアーバイン・サイクス》



結局、味方にもある程度、踏ん張ってもらわねば、ままならないようだ。












しかし、11ターン目には轟沈。やはり、100も削れない。







【4回目】



こうなりゃ、意地である。倒すのは諦めた!

メガロなり、ハイパーファングなり、クリティカルを拝むまで続けるぞ!








《マジかんべん》



しかし、現実は残酷そのもの。拝むのは敵のクリティカルだった。







【5回目】


ザ・ブルーハーツというバンドの歌にこ んな歌詞がある。


痛みは初めのうちだけ、慣れてしまえば大丈夫。

そんなこと言えるあなたは ヒットラーにもなれるだろう



人間、我慢が肝心なのである。しかし、5回目ともなると、珍事も起きるようだ。









《回避》



なんと、ウルトラが攻撃を避けたりするのだ。しかも、二回連続だ。








《3228》



結果、ついに100以上削ることに成功した。ちょっと嬉しい。








【6回目】

しかし、まだクリティカルを拝んではおらぬ!

この6回目にも珍事があった。なんと、ウルトラだけ無傷で戦線崩壊したのだ。

6ターン目のことである。これはラッキーか?

だが、大勢に影響はなし。11ターン目には沈んでいた。

だが、だが…だが、しかしだ!これをご覧いただきたい!








《137》




これがクリティカル発動の瞬間である!137!なかなか立派なダメージで はないか!

まぁ、それでも全部で200ちょい。HP3000の大台は揺るがず。

結局のところ出てきた結論が、勝ち目なしというわけ。

ちなみにメガロマックスのクリティカルが出たのは、この攻防より数ヶ月あとのこと。





そのダメージ、何と103。ウルトラも体よくクリティカルを出せれば、300は削れる。

さすがはディバイソンだ。

改めてやり込んだものだ。この戦いと合わせれば何十回やったか分からない。

これで、チャレンジ6-5での可能性の検証も終わりか…。










…いやいや、待てよ?朦朧とした意識の中、ふと私は閃いた。逆転の発想である。


ウルトラによる勝利が無理なのは骨身に染みた。

じゃあ、ブレードはどうだ?シールドを使えば、意外と勝てるのでは?

なにせ、ブレードライガーのはシールドは張っている間は無敵である。

ひっぺがされこそすれ、貫通はしないのだ。


だから方法は簡単だ。展開→破壊→展開→破壊をひたすら繰り返す。

そして、上手く回避した瞬間に反撃する。実に簡単だ。理論上は無敵だ。


ただ、3000回はしんどいので、重力砲も二発までぶち込んで良いことにしよう。

これで回数は600回くらいにまで落ちる。うんイケる、イケる。

これで必勝だ!










………が、肝心の回避が全然成功しない。どのぐらい成功しないかと言うと、

99ターンを越えても1回しか成功しないほどである。



しかし、考えてみれば、これも当然だった。

回避率で上回るサイクスが落ちまくってるのだ。そら、避けられるわけがない。













結局、新しく分かったことは99ターン以降のカウントは存在しないということだけ。

100ターンや、200ターンは存在しない。シケてんなぁ。












【おまけ】


悪夢の機体、デススティンガーを撃破する方法はただ一つ…








《最終話より》



超兵器・重力砲を撃ち込む!







無属性故にあらゆる耐性をすり抜け、1378の攻撃力が直に襲いかかる。

さしものデススティンガーも、三発と耐えられない。








《コア停止、石化した》



ちなみに元となったアニメ版は、一撃で機能停止寸前にまで追い込んでいる。

…で、チャレンジ6-5での重力砲なのだが、

命中率にはやや難があるので、運が悪いとEP不足で返り討ちにあうことも…。

なお、外付け武器は改造不可能だが、滅茶苦茶な威力故に、本編でも猛威を奮う。








特に主人公アトレーならば、超巨大ゾイドの性能を最大限に引き出せる。

普通に乗るだけで約5倍+後方支援(×2)=10倍。

ここまでやれば、どんな機体も二発で沈む。






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