第1367弾





大戦略エキスパート






 

SFCソフト「大戦略エキスパート」は1992年に発売された大戦略シリーズのひとつ。

私がこのゲームを買ったのは中学校の塾の帰り。

まだ第二次好きも、枢軸好きも、大戦末期好きも発動していない純粋無垢な子供でしたw

とはいえ、購入したら貧弱な格安で中国兵器を大量生産したり、

スカッドミサイルを大量配備してアウトレンジ攻撃をしたりと

今とさほど変わらないことをやっていました(汗)



そんな私のどうでもいい昔話はさておき、今日はミニアンケの結果発表です。










テーマはコレ↑です☆











ミニアンケ

偉大なるソ連兵器



dn

ソユーズ凄いですよ。ソユーズ無いと宇宙にすら行けませんからね。
兵器じゃないので申し訳ないのですが……でも宇宙開発って軍事利用目的で発展したし、いいか。
ガードリーダー


多砲塔戦車の
SMKです。まるで陸の戦艦。初めて見たとき『なんじゃこりゃ!』と驚愕したのを覚えております。機動性や実用性はともかく、こんなモンが大量に襲ってきらマジで怖いです。
JD


『AK-47』
早い!安い!旨い!!
まるで牛丼みたいな国民銃。


『KV-2』
重い!硬い!でかい!!
107型(107mm砲搭載モデル)とか気が狂っとるw


『K-7』
男のロマン、超巨大航空要塞カリーニン7!!
しかし現実は・・・。
ぼーぱるばにー

隊長からの許可をいただきましたので、番外編ということでソビエト連邦の前の
ロシア帝国の兵器を紹介します。


その一、
皇帝戦車レベデンコ



「塹壕を歩兵が越えられない!どうする!」

「でっかい車輪で乗り越えようぜ!!」

「よし、やるぞ!」



という流れで試作されてしまったトンデモ兵器。直径9メートルの前輪と後部の小型の車輪で動く。左右の張り出しと下部とサドル部に砲を備えている。機関銃もある。
実際に動かして試験した結果は
「溝にハマって動けない。」という惨憺たるもの。


誰か反対する奴はいなかったのか!!



その二、
河川砲艦ノブゴロド


「軍艦には安定が必要だ!!」という考えで建造されてしまったトンデモ兵器。安定感を増すためにまん丸にしてしまった。
浮かべてみると
くるくる回ってしまい失敗。


誰か反対する(ry




カチューシャ。そしてカラシニコフです。

前者と重砲の斉射映像を見ていると、破壊欲求みたいなものが得も言えぬ満たされ方をしていくというか・・・全く詳しくありませんが、縦深攻撃の始まり告げる戦鐘って感じがたまらないですね。
あと、WA大戦略で、全ユニット中唯一『移動後の間接攻撃』が可能なユニットで、あれには単純「これは凄いな」と驚嘆しました。

後者は最早説明不要かと。
数々の逸話も去ることながら、紛争だとかテロだとか、第三世界の武装勢力映像を見ると、大抵本銃(或いは模造品)が映り込んでおり、工業製品としての圧倒的信頼性を感じさせてくれます。
武器という概念を超えて、ある種の象徴とすら言えるのではないでしょうか。


あと一つ、本テーマの「これは凄いな」に該当するとしたら
ツァーリ・ボンバでしょうね。
”皇帝”の名に相応しい一撃なのかもしれませんが、まぁ、間違っても実戦に投入されなかった事に感謝する他ありません。
ヘルダイバー

銃器以外の兵器に疎いもので、AKシリーズ以外思い浮かびませんでした。



半世紀以上前に開発された銃にもかかわらず現在まで改良と、生産・運用が続けられるライフルなんてなかなか存在しないでしょう。


AKシリーズ共通の特長は単純な構造でしょうね。

もしAK47がAN94のような複雑な内部構造を備えていたらここまで普及しなかったように思えます。

普及しすぎたがために設計したカラシニコフ氏の国防のためという当初の考えを離れ、あらゆる紛争・犯罪に使われた結果「小さな大量破壊兵器」と呼ばれるようになったのも皮肉な形ではありますが、兵器としての優秀さを表しているのではないでしょうか。
セロ

T34シリーズ
JS2
Il2
La5


色々あって数え切れませんね。

技術面ではドイツに劣るかもしれませんが、
自国のドクトリンにのっとった傑作だと思いますよ。
秋穂


汎用性に頑丈なAK47カラシニコフ、ドイツの快進撃を食い止めたT-34ですね。
高天神

ソ連兵器は全然詳しくありませんが、
ここはやはり「T-34ショック」という単語が出来るくらいの戦車
「T-34」
ですね。



「提督の決断」尺度で見て良いなら
「Tu-2 爆撃機」も追加で。

# 終盤のシナリオでソ連が対日戦に参戦してきた際には、
# この爆撃機に自軍基地を猛爆されました(汗)
ランディ

今なお使用されているロケットランチャーの名器RPG-7に世界一人を殺した銃であるAK-47、MiG-21にKV-2…など数多くありますが、私はヒトラーも真っ青の大量殺戮者ことスターリン・ヨシフを挙げておきます(兵器なのか?)
キリュウ

まずは真面目に凄い兵器から・・・


シグヴァルですね
魚雷の速度はせいぜい50ノットなのに・・・
シグヴァルは200ノット(370キロ)とヘリ並みの速度を出せるんですね
その能力にビックリしましたね
まぁ詳しい解説は・・・蒼皇さんがやってくれるでしょ(笑
またこのシグヴァルと同能力の魚雷が、
蒼き鋼のアルペジオの世界では標準装備なんだとか(汗
鋼鉄の咆哮でも超高速魚雷として出てきますが・・・
ビミョーです(苦笑

ある意味凄い兵器としては・・・
・KV-2
・地雷犬

ですかね(苦笑


KV-2は152mm榴弾砲をKV-1の車体に搭載した戦車です
別名はギガントとか街道上の化物とかですね
無理やり砲を載せたため、傾斜地では砲塔旋回不能、砲弾は分離装薬式な為う装填速度は・・・って感じです
(分離装薬とは弾頭と装薬が別々になっている
戦艦の主砲なんかは99%このタイプ)
ぶっちゃけ自走砲じゃんとか言ってはいけない


地雷犬は、ドイツの電撃戦に遭ったソ連が考えた対戦車兵器です
まず空腹の犬を用意→戦車の下に餌があると思うように訓練→→犬の背中に爆薬と木のレバーを装着→んで敵戦車へ向かわせる→撃破
となる予定が・・・
いざ実戦に投入したら自軍の戦車の下に入っちゃったり・・・
敵戦車の走行音などの騒音に驚き、自陣に戻っちゃったり・・・
まぁビミョーです
ソ連の記録によると約300両の敵戦車を撃破したとか(苦笑
これって兵器で良いのかな?
ボルカノ


IS-3(ヨシフ・スターリン-3)
アンサイクロペディア曰わく、ヨシフは芸名と言われるスターリン。彼自身の名を関する三番目の戦車であります。

素晴らしい戦車だと思います。中華鍋みたいな鋳造式の砲塔、前につんのめりそうなほど長い主砲、低い姿勢。
以上に挙げた見た目を評価したいです。戦車知らない人でもパッと見て、昔の戦車だって分かる特徴的な外見です。
平和の世に生きる私たちにとって、戦車は兵器としての他に、見て愛でるものでもあります。









 以上が回答結果だ。ソ連限定という難しいアンケートだったが思った以上に

回答が集まったね。



 隊長。
蒼皇さんの回答がありませんが。



 ああ。あの野郎は
別枠にしたよ。そこそこの長文テロだ。心して読め。











蒼皇


BMP-1(БМП-1)
ソ連邦が初めて開発した歩兵戦闘車。冷戦期におけるソ連率いるワルシャワ条約機構軍の戦略ドクトリンは圧倒的砲兵火力と強力な機甲戦力の破壊力で敵NATO軍戦線正面に巨大な突破口(100Kmくらい)を形成。そこから機甲戦力を中心とするOMG(作戦機動グループ)で突入、一切停止することなく進撃を続け敵に対応する時間を与えずに殲滅。そして敵後方には空挺軍や航空戦力をぶつけて混乱させるという「縦深戦略ドクトリン」の完成形でした。
しかしここに一つ問題が。このOMGを編成する歩兵師団の攻撃力と機動力です。
当初は装甲兵員輸送車という装甲車に搭乗させることで機動力を確保していましたが、これは装甲・機動はともかく搭載兵器がせいぜい重機関銃と心もとないものでした。
OMGは敵主力と真正面から激突し粉砕する部隊。ぜひとも十分な戦闘力が欲しかったのです。それを解消したのが本車から始まる「歩兵戦闘車」 一見軍事をしらない人が見ると戦車と見間違えるこの兵器。戦車と違い、中に歩兵を搭乗させる機能があり、これにより歩兵を安全にかつ迅速に前線に展開しつつ敵部隊との交戦も可能、しかも搭乗した歩兵はそのまま戦闘もできるという画期的な新兵器でした。これにより西側陣営に対し圧倒的優勢さを誇ったソヴィエト大戦車軍団を有する「機甲師団」とこの歩兵戦闘車に乗る歩兵たち「機械化歩兵師団」が文字通り赤い波となってヨーロッパを蹂躙することをソ連軍は夢に見て、西側は本気で恐怖していたのです。何しろ冷戦期の長い間、ソ連の「縦深戦略ドクトリン」に西側は対応する術を持たなかったのです。ソ連が侵攻した場合それを止めるのは核しかないと考えられ、もし開戦した場合は西ドイツ防衛は不可能、フランス防衛も至難であり、最悪の場合は欧州大陸は一度捨てるしかないとまでされていましたから。
実際のところこのBMP-1。かなり問題点もあり、西側の想像よりは能力は低かったのですが、それでもこの兵器の登場が与えた影響を考えれば偉大な兵器と言えるでしょう。



T-34
大祖国戦争におけるソ連勝利の立役者。登場当時はドイツ軍のいかなる戦車より強い・速い・硬いと3拍子。虎や豹が出てきても数に物を言わせ勝利をもぎ取る偉大な戦車。
このT-34とKV-1の登場以降、ドイツすら凌駕する大戦車大国ソ連の伝説が始まるのです。



Il-2(Ил-2)
ドイツにスツーカあればソ連にシュトゥルモヴィークあり。T-34と共に祖国防衛、戦争勝利の立役者。シュトゥルモヴィークとは「襲撃機」の意で、この機体以外もこの括りですが、それを忘れさせるぐらいドイツ軍に印象付た空のトーチカ。英国王立空軍やルフトバッフェ(ドイツ空軍)に比べ影の薄いソ連空軍ですが、開戦時点においてはドイツに並ぶ列強屈指の大空軍国家だったんですよ(というか海軍以外は世界最大)



列車搭載型RT-23
アメリカが飛行機の帝国であるならばソ連は鉄道の帝国。そう言われるくらい鉄道輸送網が整備されている国。そんなソ連邦の狂気の兵器がこちら。一見ただの電車。


こんな風に通常ダイヤに紛れてソ連中の鉄道で走っている。
が、冷戦がホットウォーに変わった瞬間に化けの皮が剥がれる。


なんと車両の一つがまるで筆箱のようにパカッと開き中から出てくるのが・・・。


550ktの核弾頭10個搭載の大陸間弾道ミサイル。常に移動しているためにアメリカ側からは位置予測が困難なので先制攻撃をされても報復攻撃が可能という、ある意味列車砲が行き着いた狂気の列車。怖いのがこれが全廃されたのは2005年と実は結構最近。それまで普通の列車に紛れて走っていたということ。



941 「アクーラ」設計戦略任務重ミサイル潜水巡洋艦 NATOコードネーム「タイフーン」
現在史上最大の超巨大潜水艦。その任務は20基搭載するこれまた規格外に大型なR-39潜水艦発射型弾道ミサイルを敵陣営諸国に発射しハルマゲドンをもたらすこと。先述のRT-23といい、如何なる手段をもってしてもソヴィエトに勝利を!という狂気じみたプライドがありありと見えそうな兵器です。



まあこれを挙げた理由はこのタイフーン級がモデルの潜水艦映画
「レッドオクトーバーを追え!」が好きだからですが。艦長ラミウス役のショーン・コネリーがかっこいいんですよ。主役より印象に残りますからね!(笑



1144号計画型重原子力ミサイル巡洋艦 キーロフ
ジェーン海軍年鑑における現在唯一の巡洋戦艦にして空母以外では世界最大の戦闘艦艇。
世界初の垂直ミサイル発射機、対レーダー対策にステルス性を考慮されたステルス艦の先駆け。そんな先進性なんかは別にいいんですよ。21世紀の今日においても装甲を持ち敵艦隊の撃滅を目的とする海の覇者の正統なる末裔!
この艦やスラヴァ級などが一斉に対艦ミサイルをアメリカ艦隊に対処できないくらい飽和発射して塵芥に沈めさる瞬間をイメージするだけで私は幸せです。




ML-20(МЛ-20) 152mm榴弾砲&カチューシャ(Катюша)
あくまで代表としてあげました。つまり何が言いたいかと言うと


「戦場の女神」砲兵こそがソ連邦陸軍の真髄ということです。敵前線・第二防衛線・戦略予備・補給線・各司令部、それら全てに同時に、かつ致命的な打撃を与え反撃の機会を与えない「全縦深同時打撃」それを可能にしたのがこの強力で多彩で大量の砲兵部隊です。先ほどBMP-1の項で紹介した「縦深戦略ドクトリン」はこの大砲兵部隊の支援を大前提に作成されたものです。つまりソ連軍の根幹は戦車でも、空軍でも、ましてや戦略核ミサイルでもなく彼ら砲兵であるのです(編成に砲兵軍団なんてわけのわからない規模のものすらありますからね(苦笑)この砲兵と機甲師団の組み合わせに強力な地上支援空軍、赤軍中枢が完成させた究極の戦略「縦深戦略ドクトリン」が合わさった時。ドイツ第三帝国だろうがNATOだろうが敵が如何様に防御しても構わず叩き潰す最強の軍隊「ソヴィエト連邦軍」が完成したのです。




 【番外編】



スコップ
冗談ではないですよ?よーく研いで刃物のような切れ味を持たせたスコップは
刺してよし・叩いてよし・突いてよし・振り下ろしてよし・切ってよしと市街戦などの歩兵の近接戦闘では最強の兵器として使われたのです。もちろん穴ほることもできますよ。
これを持ったソ連兵たちはスターリングラードで、ベルリンで敵を根絶やしにして勝利を勝ち取ったというわけです。右手にマシンガン、左手にこれを持った大量のソ連兵が
「Урааа!!」の叫びと共に突撃してくる・・・。絶対にその場にいたくないですね。








 うーん。軍事に疎い私には何を言っているのかわかりませんが・・・。とりあえず

蒼皇さんの知識はすごいってことですね、隊長。



 ZZZZ。



 隊長??ね、寝てる・・・(汗)






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