※このプレイ日記は2015年4月12日に後援者のボルカノさんが製作したものです。



第1390弾





ウィザードリィ リルガミンサーガ










ウィザードリィは3Dダンジョン形式のRPG。














セロさんや、ぼーぱるばにーさんが愛し、プレイ日記にもなったゲームだ。

今回、紹介するのはリルガミンサーガより、シナリオ#1 狂王の試練場である。

実は狂王の試練場は既に過去に登場し、紹介された作品でもある。









セロさん制作の433弾、488弾がこれに相当し、

また、ぼーぱるばにーさん制作の502弾も、シナリオ的には同一の内容と思われる。

蛇足ではあるが、このシナリオ#1のストーリーを以下に記載しよう。















【ストーリー】




エゼルナートという世界に世界制覇を目指す王がいた。


王の偏執的な征服欲の犠牲となった人々は、彼をこう呼んだ。狂王トレボーと…。

王は世界制覇のために2つのものを渇望した。1つは最強の精鋭部隊の育成。

もう1つは、邪悪な魔術師ワードナに奪われた護符の奪還だった。

王は世に散らばった逸材を発掘するため、ある招集を行った。

(解説書10Pより、抜粋)







トレボーはこの招集にあたって、ワードナの首と護符を欲し、報酬を用意した。

騎士の称号、トレボー親衛隊への即席入隊、多額の賞金。

そこに目をつけて、集まった勇士の一人がプレイヤーなのだ。

そして、そこから先の情報はない。今でこそRPGの定番は酒場で情報収集。









このゲームにも酒場はあるが、行ったところで得 られる情報は何もない。

他の場所も同じく。街中、どこを駆けずり回っても、教えてくれる人間はいない。

そこで迷宮に入って、探検しながら妄想をして楽しむのだ。例えば…











初プレイなら、何も知らないから迷宮の何もかもが未知の恐怖になる。

一度クリアした人間なら、ワードナの迷宮の危険性は知っているから、

自然と事情通の冒険者が生まれてくるだろう。

散々やり込んだ人間なら、普通のやり方では飽きがきているだろうし、

奇妙な行動を繰り返すうちに、街では変人と囁かれているかも知れない。

これぞRPG、ロール・プレイング・ゲーム。役割を演じるが極みである。

そして、知っている人間の特権というのが確かに存在する。












これは空間移動 呪文のマラー。この座標でワードナが待つB10Fに一気に行ける。











(ちなみに肝心の座標はすっかり忘れていたので、ググった)












ところで………ここまで書いてて、ふと、思った。













レベル1でワードナのとこに殴り込みかけたら、勝てるだろうか?




脳内設定はこうだ。

全てを知り尽くした冒険者たちは、今回の戦いが如何に無益かを悟っていた。

そこで彼らは、金のために戦う者達に、数々のアイテムを貸し与えた。

さらに、ワードナの正確な居所を知り、そこに一瞬にして至るマラーを持つ、

エルフのエスティが、己の命を捨てる覚悟を持って同行した。

そうして、全てを知る者たちは、己の義にそぐわぬ戦いから身を引いたのだ。

金のために戦う者たちは、支度を整えると、

町外れに行 き、不気味に口を開ける洞穴に入っていった。…ワードナの迷宮だ。











彼らの戦いは国のためでも、家族のためでもない。女のためでもない。

金と、その日の暮らしこそが心の全てを占める獣なのだ。














モンスター出現!種別は竜。










恐らくファイアドラゴンと思われる。ドラゴン…そう聞くと、ご大層だが、

こんなんB10Fの敵としては、まだまだ可愛いもんである。




こんな雑魚野郎に、エスティが出るまでもない。新規メンバーのみで片をつけよう。









断じて無謀ではない。装備が装備なだけに、なかなかのダメージが出るものだ。









しかし、一度敵の反撃が始まると、前線は一気に壊滅した。














オー・マイゴッド!ただの一撃すら持ちこたえることは出来ない。

残るエスティで逃亡を計るが………









まだターンは消化出来ておらず、四体目の攻撃で死亡。

ちなみに エスティというキャラは脳内設定では女性なのだが、死に際の悲鳴は男。

そう言えば、この頃のウィズには性別の概念はなかった。

















何にせよ、あまりにも早い全滅だ。リセット。












今度は正体不明の存在。何か嫌な予感というか、




何のモンスターかすっかり忘れているのだが…気にかかる。



(私、ボルカノはウィズを全然やりこまなかった人間)

エスティにはマダルト(1グループに凍てつく風で8〜64のダメージ)



で支援してもらう。これで、なんとかなるだろう。












なんだ、両方マーフィーか。呪文を妨害した時は高等なモンスターかと思ったが…

これなら、前衛のみで余裕。それはパラメータを見れば一目瞭然。









彼は2以上のダメージを出せないのだから。












しかし、攻撃がなかなか当たらない…。泥試合である。













この無様な有り様には、レズン・シュナイダーも思わず呆れてしまうだろう。

不肖。というか、私、ボルカノの堪忍袋の尾も切れた。













ええい、いつまで遊んどるか!ティルトウェイトで片付けろ!















こうして、ワードナへの道のりを阻む第一戦が終わった。

ちなみに、僧侶はいないので回復は不能である。

やられる前にやれば済むと考えていたのだが…世の中、甘くない。

もちろん、死人が出ても蘇生不能である。

…気を取り直していこう。第一戦は勝ったのだ。









ちなみにこのB10F、一本道からの強制戦闘が何ヶ所も存在する。

逃げても、その一歩手前に戻るが、強制戦闘を消化することは出来ない。

つまり、勝つまではどうしても通れない場所があるのだが…









そこでファイアドラゴンに奇襲され、パーティーは即壊滅。










《ああ…画面が赤い…》





結局、エスティの一人勝ちとなった。



同時に、この時点で、金のために戦うチームは消えた。

もはや、脳内設定における戦う理由は消滅したわけだが…










そこはまぁ、敵討ちということにでもして、先に進もう。











続く、第三戦も幸運に恵まれて勝利。











しかし、非力なメイジの限界は早かった。












ぷちぷちぷち………

















やってられっか!やめだ!!






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