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※このプレイ日記は2015年7月28日に後援者のボルカノさんが製作したものです。
第1461弾
スーパーロボット大戦
コンプリートボックス
スーパーロボット大戦 コンプリートボックス。
第二次・第三次スーパーロボット大戦、スーパーロボット大戦EXの
3つの過去作品を一枚のディスクに収めた、とってもお得なゲームです。
リメイクにおける基準はスーパーロボット大戦F、及びF完結編で、
戦闘におけるアクションは薄いものの、そのぶん戦闘の流れは素早く進行します。
ロード時間はまずまずですが、戦闘アニメのON/OFFがないのは痛いところ。
また、α以前のスパロボらしく敵の一機々々が硬く、簡単には倒せません。
かと言って、それらをスムーズに倒すための改造費は不足しがち。
攻略に要する時間も、やはり、後半になると1話あたり2~3時間を消費します。
しかし、この辺りは、現代に至っても続いており、スパロボの悪癖とも言えます。
近年のZシリーズも敵がうじゃうじゃ沸いてきたり(特に物語後半)、
ボスキャラがバカじゃねぇの?というくらい硬かったり、
会話シーンが長かったりで、結局は同じくらいかかるのです。
さて、話を戻しましょう。今までの解説はディスク1のもの。
このゲームには、リメイクされた過去の作品とは別に、
様々なおまけ要素を集めたディスク2も収録されています。
その中にはバーチャルスタジアムというものが。
これは、予め用意されたユニットセットから互いに一つ選んで 対戦出来るモード。
第二次~EXまでのメジャーな味方・敵ユニットはもちろんながら、
面白いのは、なんと言っても一部のマイナーなユニットも使用出来ることです。
例えば、メカザウルスも使えてしまうし、ザクばかりの軍団「ZAKU」なんていうものも。
そこで、今回はこのモードを利用して、対戦を行ってみます。
まず、私の部隊としてボス軍団Ⅱを使用、相手はボス軍団です。
ボス軍団のメンツは豪華な構成なため、
ボス軍団Ⅱはどれほどスゴいのかと期待してしまいますが…
蓋を開けて見れば、ゴミ捨て場。
ボロットばかりという悲惨な軍団です。
そのくせ、何故かピクドロンが混じっているのが余計に哀愁を誘います(泣)
しかし、ピクドロンの実力は 本格派。ボロットとは釣り合いが取れませんから、
この戦いでは、彼だけは省いて出撃です。
この貧弱軍団に対する相手は宇宙怪獣ギルギルガン、ただ一体。
《ギルギルガン》
謎の円盤により地球に投下された宇宙怪獣。金属を食べることで進化する。
第一形態の段階でもグレートマジンガーを返り討ちにするほどの強さを持つ。
巨大な最終形態は攻撃力に溢れていたが、代償に防御面は弱体化した感もある。
対戦場所はコロニー内部を選択。
余談ではありますが、100光年の勇気という曲がBGMに設定されています。
ひとくちには特徴の表しがたい、良い曲です。トリップ(中毒)感もあります。
さて、あとは互いの位置ですが、ギルギルガンは町 中の平原に、(防御効果なし)
ボロットたちはその周りを囲む町に配置。(防御・回避+25%/HP・EN10%回復)
地形効果を独占して、ボコボコにするのが狙いです。
というのも、この戦い…一体多数でも、色々と厄介な流れになりそうだからです。
理由はまず、一つは単純なレベル差、もう一つはギルギルガンの特徴にあります。
なお、ボロットたちの強さはキャラによって、違いがあります。
ボス軍団の改造度合いは以下の通りです。
ボス +1/さやか +2/ひかる +3/マリア +5/ジュン +6/甲児 +7/鉄也 +8
パイロットの能力的にも、ボロットの性能的にもエースは鉄也で決まりでしょう。
それでは、いよいよ戦闘開始。どんどん仕掛けていきます。
トドメは鉄也が決め、楽々撃墜。
楽勝楽勝、これで終わり?
いやいや、とんでもない。
ギルギルガンは撃墜されると、むしろ進化する厄介なユニットなんです。
結果はこの通り、HPは5000から9000に、攻撃手段も格段に強力なものに。
しかし、我々にも町という優れた地形効果があります。HPは回復可能なので、
焦らず慎重に攻撃を重ねていきます。
執拗な攻撃を受ける炎ジュン。気分は痛むが、今はまだ盾に…。
ようやく、ここまで痛めつけました。あとは鉄也に任せて…撃墜!
続く第三の形態。
戦いは終わらない、より地獄が近付いただけ…。
極限まで傷付いたジュン、しかし、「ド根性」でもう一踏ん張り!
気力が上がった鉄也、命中に難はあるものの、スペシャルがお見舞い出来ます。
ですが、厄介なことに、ギルギルガンは撃墜前の気力を引き継いでいます。
攻撃力は武器の性能以上に加速してゆくのです。無論、防御力も…。
それでも半分近く削りました。しかし、そこからさきはスタミナ切れのマラソン。
攻撃のペースが、カタツムリのように鈍り出しています。
もはや、二線級のパイロットには出る幕がありません。
これは18ターン目の光景。一見すると、あと一息といった雰囲気ですが、
実際には、相手の残りHPが表示されている量の倍ぐらいに感じられます…。
攻撃一回につき、気力1上昇。つまり、8回攻撃してようやくこれ…。
マリア。HPに余裕はあるものの、現状は彼女を完全な役不足に陥れる。
わずかなダメージと引き換えに、敵の気力を上げるのは危険。
ジュンが後退している間は、さやかが狙われます。いよいよヤバいムード。
20ターン目には鉄也の気力が120に。あと一撃…
ようやく、あと一撃の状態…
もうなりふり構っていられない。ソフトリセットを使ってでも落としてやる。
はははははは!か、勝った!
知ってはいた、分かっちゃいたよ…。でもあえて言う。
いい加減にしてくれOTL
《メカギルギルガン》
ギルギルガン、第四の形態。完全なるスパロボオリジナルのユニット。
その意味ではマジンカイザーと同じ類だが、敵にしかならないので鬱陶しい。
1~10、鬼のような射程は、ボロットの足では逃げられたものではありません。
さやか機、インチキくさい距離から狙われ、あえなく爆散。
次に狙われたひかるも、防御の上から半分以上持っていかれました。
鉄也、奮戦するも、もはや雀の涙。むしろ、反撃でごっついダメージ(泣)
こりゃ、終わったな…。かくなる上はやることは一つ。
逃げる。
コロニーを捨て、宇宙の果ての果てまで逃げる!スペース・ランナウェー!
逃げろー!みんな逃げてくれー!!
あああ、ギルギルガンが!ギルギルガンが来るゥ!!
ちくしょー、こうなりゃヤケだ!死なばもろともよ!
見事に全員全滅しました(泣)
【おまけ 原作でのギルギルガン】
もともとは劇場作品グレートマジンガー対ゲッターロボに登場。
だいたいのあらましは最初の方で解説した通りです。
ゲームでは第一形態は攻撃力も防御力も貧弱で呆気なくやられてくれますが、
原作ではブレストバーンの照射に耐え、続くサンダーブレークに対しても
目から放った光線で押し返すという暴れっぷりを見せていました。
ちなみにボロットはと言うと、第一形態に殴りかかるも反動で腕がもげて、
落ちた腕はギルギルガンのエサになるというゴミっぷり。
あとで囮になって大任を果たしたけど。
パワー満点の最終形態。腿には凄まじい切れ味の鎌を備える。
鎌は取り外し可能で自由度もありましたが、外した後の穴は弱点でもあり、
ここからグレートとゲッター2の体内への侵入を許し、猛烈な攻撃を受けました。
それでもまだ戦闘の継続が可能だったため、グレートによって剣で目を突かれ、
サンダーブレークとゲッタービームの同時攻撃を受けて頭部を吹き飛ばされました。
最後は空中に飛び上がり自爆。
こうしてギルギルガンと円盤は正体も目的も謎に包んで、消滅してしまいました。