※このプレイ日記は2015年8月1日に後援者のテトラさんが製作したものです。







 ジョストーーー!!!


 のわあっ!?いきなり何よ!?


 以前JD殿下から「掛け声はこれで行きましょう」と頂いた掛け声だよ。

     せっかく頂いたのに使わないのはもったいないから、ちょっと叫んでみた。


 最初に投稿したプレイ日記の内容に掛かってるのね…

どこかの党の香りもするけど。


 俺にはあんな旺盛な突撃精神は無いけどな(苦笑)

     と、前置きはコレ位にして…と。

     ノワール、今日はゲームのレビューをするぞ。


 ゲームのレビューね…またえっちなゲームとか自作RPGじゃ

ないでしょうね?


 いや、今日は普通のゲームのレビューだよ。

     まぁお望みなら、今からでもえっちなゲームのレビューに切り替えるけど…


 別に望んでないわよ。それで、今回紹介するゲームは?


 ああ、今日紹介するゲームはこちらだ。














第1463弾





ベアルファレス














 PSのRPG「ベアルファレス」だ。


 PS1のゲームでも末期に発売されたゲームね。

     確か、発売当時はもうPS2も発売されてたんじゃないかしら?


 流石ノワール。PSシリーズがモチーフの女神だけあって詳しいな。

     それじゃ、張り切ってソフトの紹介に行くぞ。ジョストーーー!!


 それはもういいわよ(汗)













ベアルファレスは、2000年に発売されたPSのRPG。

このゲームの発売前に、次世代機であるPS2が既に発売されていたこともあって

当時は特に話題にも上がる事無く、埋もれていった作品であると言えます。

私がこのゲームと出会ったのは4年程前。

当時、PSPでもPSのソフトが遊べるゲームアーカイブスにハマッていた時期でした。

この頃に数多くのゲームをダウンロードしましたが、ベアルファレスもその内の一つでした。








 沢山ゲームをダウンロードしたけど、コレはその中でも特に気に入った

一本だった。

     事前に情報を調べたりもしなかったし、ある意味ダークホースだったよ。


 ふーん…


 次はゲーム内容について、このゲームの魅力と合わせて紹介してていこう。











世界観について



 

ベアルファレスは、現実でいう『暗黒時代』のような『黄昏の時代』を舞台に、

無限の富が眠る「遺跡」を探索する冒険者達の物語。


遺跡の中に出現する魔物が外に出ないよう、城壁で封鎖された遺跡と城壁内に築かれた町

「カルス・バスティード」を行き来することでストーリーが進んでいきます。







 プレイヤーが目にするのは、城壁内部のごく限られた

世界だけなのね。


 その通り。ゲーム開始時のナレーションでは、現在の世界情勢、

遺跡発見の経緯から現在に至るまでの過程を語っている。
     
他にも各国家の情勢や風俗、宗教。過去に栄えた『太陽帝国』や不老不死を与える

『アザレの石』、握ったものを『狂戦士』へと変貌させ、

癒えない傷を与える『紫の剣』等、膨大な設定が存在するが、しっかりと作りこまれている上に

ちゃんとゲーム内でそれらの設定が活かされてるのが特徴にして魅力だな。



 所謂『死に設定』が無いのね。


 必要な情報はちゃんと本筋で語られるし、本筋と関係ない設定でも

キャラの背景と意外な繋がりを見せたりする。

うまくストーリーに深みを与えていると言えるな。











 3000年分の年表を用意したと豪語しても、その内2980年分は

無駄な設定だった某作
は見習って欲しいよ。


 目線が余り役に立ってないような(汗)















 話が逸れたな。ゲーム内の学者の家に行けば、世界観を解説した本が

置いてあるので、より深い設定を知りたければ足を運ぶのも良いぞ。


 ゲームのストーリーを理解する上で、必要な情報以上を

求める人向けってことね。













キャラクターについて







本作で探索する遺跡は、1万年前に突如滅んだ『太陽帝国』の首都である

『アスラ・ファエル』。

無限に湧き出すかと思えるほどの財宝があるものの、外の世界には存在しない

凶悪な魔物も存在します。







 

それでも、一攫千金を夢見る者や、

遺跡発見の発端になった不老不死を与える『アザレの石』を求める者、

城壁内の町は治外法権となっている事による犯罪者の流入など、

遺跡だけでなく拠点となる町もかなり混沌としています。












※画像はイメージです



そのせいか、町の先輩冒険者達は、皆ガラの悪いゴロツキのような見た目

しています。











 


 何年か前までは、宝を巡って冒険者同士の喧嘩どころか殺し合い

普通にあったらしいな。


 世紀末ね(汗) それで、肝心のプレイヤーは何でこの遺跡に訪れるの?


 主人公は、遺跡の探索の為にやって来た新米冒険者であるが、そのキャラクター像は

プレイヤーが決める。所謂キャラメイク方式になっている。













ゲーム開始時、新米冒険者の登録の為に様々な質問を受けることになります。

ここでプレイヤーは、性別、出身地、身分、遺跡にやって来た目的などを設定します。









<男主人公>






<女主人公>




 これらの組み合わせによって、主人公の初期パラメーターや使用武器、

他の仲間との初期相性に変化が起こる。


 相性…好感度みたいなものね。具体的にはどんな変化があるの?


 例えば、出身地が同じだったり、目的が同じ人間には

親近感を持ったりするだろう。

     その場合は、例外もあるけど初期相性にプラス補正が掛かる。

このゲームは、仲間達との相性でイベントに変化があったりするから、

結構重要なパラメーターだ。











 


 こんな風に、仲間達には出身地や身分、目的が設定されている。

     相性値も、具体的な数字ではないけど確認可能だ。


 なるほど。


 身分についてだが、これは上級貴族、貴族、商人、聖職者、猟師、農民

の中から選択する事になる。

     特に、身分は使用武器を決定する重要な選択だ。武器については後述するよ。


 身分も相性に影響するのね。


 初期相性を決めるのに、ここは一番わかり易いだろうな。

     最初に『暗黒時代』のような時代と書いたけど、

この世界では今現在腐敗した貴族や聖職者、悪徳商人なんかが

やりたい放題やってるような状態なんだ。


重税で苦しんでる平民、農民は数知れない。


 つまり、農民出身者は貴族を嫌ったりしてるって事?


 一部の例外はあるけど、基本的に平民や農民出身者は貴族のキャラに対して

嫌悪感を抱いている。


     キャラによっては、聖職者や商人に嫌悪感を抱く者も居るので人それぞれだ。

     組み合わせ次第だけど、キャラによっては初期相性が

『最悪』になることもあるぞ(苦笑)


 逆に言えば、仲良くしたいキャラが居るならキャラメイクを工夫すれば

初期値を高く出来るのね。














キャラメイクが終了したら、後はストーリーに沿って遺跡探索を繰り返します。

主人公達の冒険の拠点となる町「カルス・バスティード」は、多くの先輩冒険者が居たり

時間帯によって様々な変化があります。










例えば、酒場は日中に足を運んでも人が居ませんが、夜になると

大勢の客が飲んだくれています。

時間帯やストーリーの進み具合によって、大小様々なイベントが起こります。







 ただ、ゲーム自体のテンポが良いせいで小さなイベントを見逃しがちに

なっちゃうんだよな(苦笑)


 サクサク進むけど、たまには寄り道した方が良いって事かしら。














主人公と共にこの町にやって来た新米は13人。

主人公はこの中から二人を任意に選んで冒険します。

キャラクターによってはメンバーに誘っても断られたり、時間帯によっては部屋に居なかったりと、

必ずしも希望したメンバーが組めるとは限りませんが…

各メンバーは後述する武器やトラップ、マジックの所持が異なり

個性付けがされています。

攻略エリアに合わせて、トラップやマジック、武器の特性を考えてメンバーを組む事が

攻略のカギになります。












 しかし、仲間達はこれがまたどいつもコイツも個性的だw

     皆色々な思惑があってやって来たワケだから当然だが、初期は『仲間』という

意識は余り無い。

     特に、男性キャラの一人であるこのディアスの冷たさは全キャラ最強だ(苦笑)












 ある仲間の身内の命が掛かった事件が起こったときも、この反応…

     冷たい態度を取りつつもなんだかんだ言って…などと言うことも無く、

本当に最後まで協力してくれないw


 まさに冷血漢だわ(汗)












 他にも、部屋を訪ねる時間帯や現在の関係性によって色々と

反応が違うのも面白い。

     このジェシカは朝が弱いという設定があるんだが、早朝に訪ねると寝ぼけ眼で挨拶してくる。

     ドットグラフィックの方も、寝癖爆発と中々に細かいw


 フェイスグラフィックの方もドットなのね。











 


 うん、PS最後期に出たゲームでほぼドットと言うのは意外に思えるかもな。

     それでも、差分は多いしキャラの特徴づけに一役買っていると言えるだろう。

     マップ上のグラフィックも特別芸術性に富んだドットレベルとは言えないだろうが、

キャラの感情表現なんかは良く出来てるぞ。


 そういう細かい作りこみも魅力の一つって事ね。











 

 




 仲間の他にも、主人公達に色々世話を焼いてくれる酒場の親父や、

街最強の戦士。遺跡を調査している学者に

     薬を売ってくれる毒術師の女性や教会のシスター、僧籍を金で買ったエセ聖職者など、

脇役達も個性的だ。













 特に戦士バルデスは主人公達の兄貴分として色々とアドバイスをくれたり、

協力してくれる場面が多い頼れる兄貴だ。











 学者のクムラン先生も、攻略に必須なトラップ関連でお世話になるし、

ストーリ上でも後半大活躍。

     この二人は特に記憶に残る脇役キャラだったな。









 
 キャラクターデザインは、過去にファイアーエムブレムなどでデザインを手がけた

小屋勝義氏が担当している。

     絵柄的な好みはあるだろうが、どのキャラクターもとても魅力的に描かれている。

     俺のお気に入りは、この上級貴族のエレアノールと、謎の女性イブだ。


 美人でオトナっぽい…普段アンタが気に入る類とは違う感じね。


 別に俺は小さいキャラが好きってワケじゃ無いからな?(汗)













戦闘関連について




 さて、次は戦闘を中心としたシステムの話だ。


 このゲームはRPGなのよね?


 ああ、だけど普通のRPGとはシステムが全然違う。










このゲームはRPGとなっていますが、実際はリアルタイムで進行する

クォータビューのマップをクリアしていくアクションRPG
と言ったほうが近い

システムです。

アクションRPGとは言いますが、緊急回避やダッシュ、ジャンプのようなアクション性の高い

操作を伴う物ではありません。










戦闘は基本的に敵モンスターを倒しながら、マップのギミックを解いて攻略していく形になります。

モンスターは常にリアルタイムで行動し、それぞれ行動パターンが異なります。


只管プレイヤーに近づいて攻撃してくる者、

常に一定距離を保って遠距離攻撃を仕掛けてくる者、

その場を動かず、プレイヤーが一定距離に近づいたら攻撃してくる者など、



多岐に渡ります。

モンスターを効率よく連続で撃破することで、獲得金額にボーナスが掛かるなど

モンスター退治の楽しみもあります。








 

マップのギミックも実に様々です。

煮えたぎるマグマ溜りの床や、塞がない限り延々と魔物を放出してくる穴、

プレイヤーがある程度近づくとトゲを出して追いかけてくる柱、

スイッチを入れると、一定時間後に石槍が突き出る壁等、こちらも多岐に渡ります。

この様々なギミックを駆使し、魔物やダンジョンを攻略してく事になります。










トラップカプセルと魔法について


本作の独特のシステムとして、各キャラはトラップというものを持っています。

トラップと言えば敵を嵌めることが目的のように聞こえますが、

本作では実に様々な用途があります。








 

例えば、主人公が使用できる「フリップパネル」。

これは踏んだキャラクターを指定した方向に吹っ飛ばすトラップですが、

ジャンプアクションが無い本作ではこれを主人公自身で踏んで、吹っ飛ぶことで崖を越える…

等と言った使い方をします。

勿論、敵に踏ませて奈落に叩き落したりも出来ますし、パーティーから外せない主人公のみの

トラップと言うことで攻略上必須のトラップとなっています。







 

各仲間達も様々なトラップを所持しています。

これら仲間のトラップを使いこなすことで、敵との戦いやダンジョン攻略、

隠された財宝への道を開いたり出来ます。


炸裂すると同時に周囲を凍結させる爆弾や、オイルを噴射することで、対象に

状態異常「炎上」の効果が利き易くするトラップ。

その「炎上」に対し、炎上するキャラや灯された火を消したり出来る水を発射するトラップ等々…

色々と応用が利く使い方も出来るので、パーティーの所持トラップの性能の把握は重要です。









 

そして、トラップカプセルと対になる形で、魔法も存在しています。

魔法を持つキャラクターは、トラップを持っていませんが、MPを消費して

様々な魔法を使うことが出来ます。

回復や攻撃など効果は様々ですが、本作の魔法、特に攻撃魔法は正直不遇です。

トラップは一切消費が無く、ノーリスクでバンバン設置できます。

そのため、相手を炎上させる目的ならばMPを消費する上に

発動時に一瞬動きが止まる魔法は使いにくい傾向にあります。














 トラップカプセルも、魔法もクムラン先生が強化してくれるから、

費用さえ払えば魔法も結構有用にはなる。

     それでも膨大な費用が掛かる上に、連発するには膨大なMPが必要と、

使い勝手が悪いのは変らない。


 確かに、ちょっと不遇に思えるわね。
















武器について



 次は、キャラメイクの時にもちょっと触れた武器についてだ。


 確か、選んだ身分で使える武器が変るのよね?


 ああ、身分と対応した武器をまとめるとこんな感じだ。












農民:両手剣、両手斧

攻撃力、攻撃範囲共に高く使い易い。前方をほぼ扇形になぎ払うので、

真正面以外にも攻撃が当る。

その代わり、攻撃の出が遅く敵に潰される危険もある。








貴族:片手剣

攻撃力、攻撃範囲、攻撃速度全てが平均的。最も基本的な武器といえる。










商人:短剣

すばやい動きで2連続攻撃を繰り出す。一撃の威力は低いが、手数で押せる。

欠点は攻撃力が低いところと、攻撃範囲がやや狭いところ。









聖職者:槍

正面に槍を突き出し、少し離れた敵にも攻撃できる武器。

欠点は、攻撃範囲がほぼ真正面にしか発生しないので、乱戦に弱い。








猟師:弓

全武器で唯一遠距離攻撃が可能な武器。

燭台の炎を通るように矢を撃つと、火矢に変化するなど応用アクションがある。

しかし弾速が早くないので、常に動き回っている本作の敵には相性が悪い。









上級貴族:細剣

前方に突き出して攻撃する。片手剣と同程度の攻撃範囲がある。

一見地味ではあるものの…ここから先は後述します。








魔法使い系:石版、杖

前方に振り下ろす攻撃で、直接攻撃の威力は低く範囲も狭い。

主人公は使用不可能な武器です。











問題点





 さて、ここまでは本作の特徴を紹介してきたが、次は問題点を挙げていこうと思う。

     進行不能になる重大なバグとか、イベントが沢山あるせいでのフラグミスとか、

そういった物はない。

     特に、大勢の仲間が居て細かいイベントの変化がある事を考えると、

フラグ管理は驚異的なミスの無さだ。


 ちょっと、良い点の紹介みたいになってるわよ。


 おっと…いかんいかん。それでは、問題点の紹介だ。












地味なパッケージ



先述したように、本作はPS2も既に発売されたPS最末期に出たゲームです。

それ故に話題にもならずに、あまり売り上げは振るわなかったようです。

ですが、仮にこの時期に出なかったとしても、これでは売れなさそうだと言いたくなるのが

パッケージです。








※問題のパッケージ画像



このように、キャラが描かれていたり、ゲームの内容を彷彿させない味気ないものです。





 この地味なパッケージじゃ、所謂「パケ買い」は期待できないわね。

どういうゲームかも、全く判断がつかないじゃない。


 当時は宣伝なんかも打たなかったらしいので、売れなかったのも

仕方ないと言えるな。











戦闘関連の問題




 さて、次は戦闘関連の問題点で、先送りにしていた細剣についての紹介だ。







細剣は、ゲーム序盤でこそ大した攻撃力も無く、攻撃範囲も片手剣と大差ない地味な武器です。

が、ゲームを進めると細剣使い専用装備として、逆剣というものが手に入ります。

コレを装備することで、細剣使いは二刀流となります。











この際の細剣使いの使い勝手は群を抜いており、他の追随を許しません。

まず、攻撃力が細剣と逆剣の合算になり、

攻撃アクションもなぎ払い→突きのコンボに変化します。

攻撃手数が単純に二倍になり、その攻撃アクションも広い、早い、隙が無いと

良い事尽くしです。

これと比較すると、直線にしか飛ばない上に弾速が遅い弓や、

威力はそこそこでも真正面にしか判定が無い槍は圧倒的に使い勝手で劣ります。

手数、速度で互角な短剣は攻撃力で、攻撃力で勝る両手武器は速度、手数で、

片手剣も全ての面で逆剣装備の細剣に負けます。

結果、有利な武器を選ぶ場合は細剣一強ということになってしまいます。












 幸いなのは、上級貴族を選ばなければ細剣使いは仲間のうち

エレアノールしか居ないこと、

逆剣は店で買えずにダンジョンで拾うしか無いということで制限はし易いってところか。











序盤の難易度の高さ




 ここまで、色々なシステムを紹介してきたが、このシステムが同時に

問題点にもなっている。



 どういうこと?


 本作は独特なシステムを採用しているため、プレイするにも

それなりの慣れが必要だ。

     が、ゲームを始めて間もない頃に攻略しなきゃならないイベントの難易度が結構高い。









序盤、ある理由から主人公達は今いる階層のモンスターを全滅させて

一定の金額を稼ぐ必要に迫られます。

が、ここで普通にモンスターを全滅させても、絶対に目標金額に届きません。

そこで、システムの項でも触れたモンスターを効率よく連続で倒すことでボーナスを得る

「トータルブレイク」というシステムを頼ることになります。

…が、











 この階層に出てくるモンスターの思考が、主人公から逃げることを優先しがちで、

連続で倒すのに苦労する。

     トータルブレイクの連続撃破判定の受付時間は意外と短くて、

すぐにコンボが途切れる。


 連続撃破のボーナスを得ようにも、連続で倒し辛いのね。


 一応、一箇所にまとめてギミックを起動することで一網打尽に…

という方法を取るしか無い。

     しかも、このイベントまでレベル上げや操作に慣れるための自由な戦闘も行えない。

そしてクリアするまでは戻ることも出来ないという序盤の鬼門だ(苦笑)













 そしてもう一つの序盤の鬼門。青の羨道の攻略だ。






青の羨道は、先述の鬼門ミッションから連続で挑戦しなくてはいけないミッションです。

制限時間内にゴール地点を目指すタイプのミッションで、

それだけならばいいのですが、マップ構成が非常に厄介なものになっています。











随所が奈落になっており、マップ内を高速で動き回る柱にぶつかると問答無用で叩き落され、

HPがガンガン減ります。

登場するモンスターも毒攻撃を繰り出してくるなど嫌らしさ全開。

操作や、トラップの扱いにかなり慣れていないと、すんなりクリアするのはまず不可能なマップ構成に

なっています。







 コレが上記のミッションと連続でクリアしなきゃならんのだから、

初プレイ時はキツかったな…

     ただ救いがあるとすれば、上記のミッションは強制だけど、

この青の羨道は強制じゃなくて放棄できるという事か。


 あら、それならスルーすればいいじゃないの。


 その代わり、殆どの仲間から嫌われるという弊害があるがな。


 リスクはある訳ね(汗)


 序盤でこのゲーム独特のシステムを理解させようという意図なのかも知れないが、

序盤からフルにシステムを使いこなすことを要求されてる気分になる。

実際、ここを突破すればいくつかのミッションを除けば

比較的緩やかな難易度なんだが…

     これらのミッションのせいで、序盤で投げてしまうプレイヤーも居たらしいな。


 なるほどね…


 それじゃ、そろそろまとめに入ろうか。












まとめ





皆様、ここまで読んでいただきありがとうございました。

後援者のテトラです。


今回ベアルファレスの紹介をさせていただきましたが、


正直このゲームの魅力は語り尽くせません。

ですが、魅力を伝えきるのもまた難しい作品でもあります。


本作は「丁寧に作りこまれた世界観とキャラクター」に「独特のシステム」を

組み合わせた意欲作です。

ストーリーも、本格的な冒険が始まる中盤以降からの怒涛の展開をしっかり描ききっており、

作りこんだ世界観のお陰で大きな広がりを見せます。

世界観の好みや、システム面の問題点等で若干のとっつき辛さはあるのですが、

それでもゲームを構成する要素は一つ一つ丁寧に作り上げられたのが伝わる

秀逸な完成度を誇る作品であると言えます。

そのため、ハマる人はドップリとハマれる、

「このゲームの売りは何?って聞かれると返答に困るが、どこが好き?って聞かれたら

全部好きって言える、そんなゲーム」


という某所の評価に相応しい作品です。


ゲームアーカイブスで600円でダウンロードした本作ですが、私は600円どころでは

ないほど楽しめました。

もし興味を持たれましたら、一度プレイしてみてはいかがでしょうか?

600円くらいならば、仮に合わなかったとしてもそれほどの痛手には

なりませんし(苦笑)



ですが、既に書いたことですが合う人は本当に楽しめる作品ですので、

是非お試しあれ!


それでは、また次回もこの場に立てることを願って、失礼致します!





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 このベアルファレスで、いつかPart5位のプレイ日記を書いてみたいな…


 今のアンタじゃ無謀な挑戦にしかならないわよ。


 嫁が厳しい…