※このプレイ日記は2015年7月28日に後援者のボルカノさんが製作したものです。





第1476弾





スーパーロボット大戦
コンプリートボックス











今回もコンプリートボックスのバーチャルスタジアムで、対戦を行ってみる。

まず、この部隊に注目していただきたい。その名も「ZAKU」。










《解説、ひどくね?》


ZAKUは全20機中、実に16機が通常のザクUで構成される貧弱部隊である。












ただし、パイロット一人々々のレベルはかなり高く、

また、ザクUも一機あたり最低でも2段の改造が施されている。

(例:HP1100→1500 運動性20→26)



残りの4機のうち2機はシャア及び、ガルマ専用のザクUなのだが、












さらに残りの2機はザクVに、ザクV改と、名前がザクなだけで

ザクUから遠く離れた別物が混じっている。


今回は、このザク軍団を使って強敵に挑んでみようと思う。










この貧弱部隊の対戦相手はヴァルシオン改。この機体は近年でも、

スーパーロボット大戦OGシリーズに登場しており、知名度は高い。

ただし、OGにおけるヴァルシオン改が本家ヴァルシオンの廉価版であるのに対し、

この作品のヴァルシオン改は、むしろ強化型である。

その上、パイロットは、あのパプテマス・シロッコ。

天才キャラと、オリジナルユニットの極悪コラボとなっている。










本体の性能も さることながら武装も強力だ。

しかも、そのすべてが気力に関係なく使用出来るので、安定性も高い。

この他、一枚の画像だけでは表示しきれない部分を、以下に記載しよう。





<ディバインアーム>

ヴァルシオン改が手に持つ大剣。移動後に使用可能。

使用制限はなく、何度でも使用可能だが、本作ではあまり重要な武器ではない。



<ビッグバンウェーブ>

弾数5 範囲1〜7・全方位。移動後の使用は不可能なものの、

シロッコは二回行動が可能なため、移動→行動の流れで使用することもある。



<クロスマッシャー>

初代ヴァルシオンから引き続き装備する武器。消費ENは50。



<メガフラッシャー>

ビッグバンウェーブとともに追加された武器。25発にもなる弾数が憎たらしい。




この中でもビッグバンウェーブは範囲・威力・命中の三点揃って高性能。

こちらの部隊を瞬時に壊滅に追いやる可能性すらある危険極まりない武器だ。

メガフラッシャーも油断ならない。まともに食らえば、大ダメージは確定。









コロニーで20%の防御効果を得たシャアザクですら、一撃でこれほど損傷する。


他のザクUのHPは最高でも2900。装甲値もシャア専用機に劣るので、

ザクBとB改を除く、他の機体はシールドが発動しないことには大破だろう。


そこで、勝利の鍵と なるのが精神コマンド 脱力と、

これを持っているレズン、ゴットン、シーマの三人のパイロットである。

脱力で気力を最低値の50まで落とせば、敵の攻撃力と防御力は激減する。












その効果のほどはご覧の通り。

上手くすれば無改造のザクUですら、一撃は持ちこたえられる可能性もある!











 

さて、出撃メンバーはザクUの名にこだわり、18機。


場所は戦塵の離島を選択。小さな陸地がある以外は海ばかりのマップである。

空を飛べない機体には何かとツラいが、ヴァルシオンの足を鈍らせるには丁度良い。










 

ザク部隊は北へ、ヴァルシオンは南の果てに遠ざける。

この条件で開戦とする。












まずは脱力を使用。その後は、囮を用意する。

ビッグバンを弾切れさせるためだ。あれさえ奪えば、ザクにも勝機はある。

ただし、囮にも相応しい条件というものがある。
















それは精神コマンド「ひらめき」を使えることだ。

これの強みは、一度だけ確実に攻撃を回避出来るようになること。

攻撃を受けるまでの間は、何ターンでも効果をキープ出来るのもありがたい。

逆襲のシャアの関連キャラで、ギュネイとレズンの凸凹コンビといきたいが、

レズンの姉御は脱力要員になって出汁が取れた。ひらめきさえ満足に使えない。











そこでギュネイとキャラ、グレミーとアリアスを差し向ける。

このコンビをそれぞれ、ギュネイ隊、グレミー隊と呼ぶことにする。

2ターン目ではキャラは加速を使って、ギュネイとともに突出。












シロッコの行動は移動→メガフ ラッシャー。










3ターン目、ギュネイ隊は基地に陣取り、グレミー隊は橋を封鎖。













そして、ついにビッグバンが放たれた。それも一斉に二発。

一撃はもちろん無傷だが、二発目も様々な防御効果により675に抑えた。

さらに基地による10%回復により、実質525のダメージである。

(1500-675=825(825+150)=975)













4ターン目は位置を微調整して待機。何としてもビッグバンを撃ち尽くさせる。

1発、2発…ギュネイ隊はド根性を使用して後退。グレミー隊を殿に出す。










ここで予定通り、ビッグバンが切れた。本陣へ誘き出す。












ヴァルシオンは堂々と突撃して、まず、レズンに狙いを定めた。














…さあ、ここからが本番だ。ついでにここらでルールを一つ追加しよう。

それはソフトリセットの禁止だ。

理由としては、弾数25のメガフラッシャーでも弾切れは起こり得ることが一つ。

続けてクロスマッシャーも弾切れさせれば、射程は1になる。

次にシャア機の回避率が予想以上に良好なことである。

70%…。一見、厳しいが、これだけあれば、リセット&コンティニューは苦ではない。











まずはララァで攻撃。精神コマンド奇跡を使用。











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気力+30 加速 必中 ひらめき 魂(攻撃力3倍)…その効果は凄まじい。

さらに必中の効果はまだ生きている。二回行動と併せて攻撃続行!












これにシャア、ガルマ、ガトー、シーマが続く。

この流れに乗じて、ひらめきを使える者も全て動員し、囮とした。

これによって、メガフラッシャーをグッと減らすことに成功する。

激しい撃ちあいの最中、私の目に様々な光景が飛び込んでくる。











必中により、ロケット弾を命中させるグレミー。












挑発とひらめきでレズン機への攻撃を引きつけるアリアス。











マシンガンで攻撃を仕掛けるガトー少佐のザクU。

物足りない命中率だが、言うまでもなくザクUの性能の限界だ。











クランプ機。…ひどい、ヒドすぎる。この時、彼の自爆処分を決意した。
















続く次のターンでも、シャアが鬼神の如く奮戦。











マシンガンによる一撃が、クリティカルで5000オーバーを達成。

さらに反撃のすべてにシールド防御を発動し、被害を最小限に抑えていた。












シーマ機も渋い活躍を見せた。攻撃を安定して命中させ、確実に打撃を与える。












そして、ヴァルシオンはついに弾を使い果たした。

それでもなお、奴は剣一本で斬り込んでくる。














最後を飾ったのはララァ。シャアに習っての、クリティカルであった。

気を引き締めて挑んだこの戦いだが、案外ザクUでも勝てるものだ♪













【おまけ キャラクター】



意外な人物が強かったり、逆に強いと思っていた人物が結構弱かったりする。

最後に各キャラクターに関して紹介を行い、このプレイ日記のシメとしよう。















《ガトー》


まず、ソロモンの悪夢ことアナベル・ガトー。

さすがの能力………と、言いたいが、正直、回避と命中が物足りない。

意外にもギュネイとキャラに劣る。第三次とEXでは仲間として操作出来るからか?












《アリアス》


伏兵、ネオジオンのアリアス。回避、反応ともに200オーバー。射撃値も悪くない。

能力のバランスは悪いが、これはエース級だ。

所詮オールドタイプなのは承知だが、第二次〜EXのどれかで使ってみたくなる。














《ブーン》


ジオン軍兵士、ブーン。





なにぶん、原作での活躍がグラブロで力押しだったので、

この能力が妥当か不当かは判断しがたい。

それよりも宇宙Bとか、精神コマンド「激励」とかが謎だ。





激励の元ネタは………ホワイトベース潜入時の一幕?

「上出来だ。頑張ってくれ」













《クランプ》


トリを飾るのはランバ・ラル配下のジオン兵、クランプ。弱い、弱すぎる…。

能力の低さもそうだが、驚異の技能ナシ。これでは話にならない。

「おふざけでない!」





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