第1484弾
8月のノスタルジア
今日のレビューは2000年発売のPCゲーム「8月のノスタルジア」だ。
この作品のレビューもこれで4回目。いよいよ最終回だ。
はい。最後の一人は誰でしょう。
ペンションに下宿している大学生、御代川七緒(みよかわなお)だ。
長身でカッコイイですね。
プロフィールによれば御代川七緒は「さっぱりした性格で細かいことは気にしない。
むしろ、かなり大雑把。必殺技はウメボシ」だそうだ。
ウメボシ??
握り拳で両方のこめかみを抑えつける残虐非道の必殺拳だ。
(クレヨンしんちゃんのグリグリみたいなもんか)
ナッちゃんが解説してるけど、実にうさんくさい。
まったくですw
快活で野性的。イケイケの七緒はよく主人公を連れ回すわけだが・・・。
目的はビール。このヒト、とにかく酒が好きなんだよ(苦笑)
さ、酒ですか。
ホントだ。家でも海でも飲んでる。
そのくせお腹はペッタンコ。若さと基礎代謝の高さだな。うらやましい。
うらやましいッ。
ぶ、部長?
足らぬ足らぬは酒が足りぬ。おまけにウメボシによる攻撃か。美人だが
なかなかタチが悪いねw
酒と攻撃。それって・・・
完全にフンババマンじゃないですか。
七緒をあんなバケモンと一緒にするんじゃない。
酒には強いものの、酔うとこの表情。落ちない男はいないヨ☆
むむむ。
対する四号は酔うととにかく相手を締めようとする。何が楽しいのか知らんが
始末におえん。
そんなに迷惑なんですか?
たとえるならシムシティ2000の石炭発電所だよ。
それはひどい。
さて七緒編のストーリーだが、ひょんなことから褐色の男が登場。聞けばこの男、
七緒とは幼い頃別れた実の兄らしい。
兄なんですか。「昔の男」とかじゃなくて?
ああ。
その証拠に、必殺技ウメボシも兄から伝授されたものと判明。
(・・・それはどうでもいいな)
なんだか七緒さんが兄に乱暴する場面が多いです。
ええっと、それはだな・・・
七緒と兄は大学で偶然再会するんだが、「すぐに妹だとわかった」という兄に対し
七緒はまったく気がつかず。
兄は自分正体を明かさず、黙って近くで見守るつもりだったそうだが
七緒のほうはかなり積極的にアプローチしたらしい。
実の兄とは知らず恋心を抱いてしまったんですね。
兄に対し鉄拳攻撃を繰り返すのも「自分の気持ちを忘れるため」とか
そんなとこだろうね。
そして、ほっとけと言われればほっとけないのが恋愛ゲーム。もはやこれ常識。
七緒の気持ちに気づいた主人公は優しく包む。
最後の舞台は夏祭り。主人公の親愛政策が功を奏し、七緒と楽しいひととき。
戦国無双の甲斐姫っぽい。
「面白い見世物がやってるから見に行こう」という七尾についていくと・・・
夜戦じゃ野戦じゃ。むほほタイムの始まりである☆
むほほタイムって(汗)
闇に紛れてとはいえ、大胆な連中です。
結局のとこ、兄へのかなわぬ想いがいつ主人公への愛情に切り替わったのか
よくわからなかったが結果オーライ。トリアーエズ、これでOKだ。
OKなんですか(汗)
エンディングへ。主人公と七緒は無事結ばれたようだ。
ハッピーエンドですか。よかった☆
とにもかくにもこれで全キャラ攻略終了ですね。お疲れ様です。
昔のゲームだからってわけじゃないんだろうが、ひとりあたりのシナリオが
ヒジョーに短い・・・いや、あっさりしてたね。
1時間半もあれば全キャラ攻略が可能な気がするw
一人あたり20分程度ですか。それはちょっと短いなァ。
俺は別に気にせんよ。愛と感動で仕上げられたロングストーリーより、
むしろさくっと読み終えるショートストーリーの方が好きだ☆
プレイ日記同様、エロゲも小型推奨なんですね(苦笑)
毎度言ってることだが実に絵が綺麗なゲームだった。
レビューはこれで終わりだが、最後にひとつだけ言わせてもらうなら・・・・
どうしていつも野外なんだ!!