※このプレイ日記は2015年8月29日に後援者のテトラさんが製作したものです。








 ノワール、今日もゲーム紹介のお時間だ。















 ………あ、あなたねぇ…ノックくらいしなさいよ!



 おっと、着替え中だったか。スマンスマン。



 全然謝られてる気がしないんだけど…



 気のせいだよ。ところで、今ノワールに頼みたい事が出来たんだが…



 …何よ?



 ニーソとふとももの間に指突っ込んでいい?



 ダメに決まってるでしょうが!どこの変態よ!(怒)



 まぁ、冗談はコレくらいにして本題に入ろうか。



 (本気に聞こえたんだけど…)















第1487弾





メモリーズオフ ゆびきりの記憶












 今日紹介するのは、Xbox360、PS3、PSP、PSVITAと多数の機種で

     移植販売された『メモリーズオフ ゆびきりの記憶』の紹介だ。



 メモリーズオフといえば、1999年に第1作が発売されてから長くシリーズ展開を

     続けていた恋愛アドベンチャーゲームね。移植や外伝作も沢山あるのよね。



 その通り。本作はメモオフシリーズの7作目になる。1シリーズものとしては

かなり息の長いシリーズだ。

     プレイ日記でも、『聞いてみた』シリーズで1057弾で2作目が取り上げられてるな。














 本作『メモリーズオフ ゆびきりの記憶』は、最初に2010年にXbox360で発売。

     その翌年にはPSPに移植、さらに2013年にはPS3とPSVITAに移植発売された。



 最初に発売された機種が、Xbox360っていうのが意外ね。



 俺はメモオフシリーズは外伝を含めて大体プレイしているが、プレイ環境が

無かったから今作はVITA版の発売まで手を出せなかったな。



 PSPにも移植されてるのに、PSP版には手を出さなかったの?



 その当時は、他にプレイしてるゲームが沢山あったからな。
 
ギャルゲーはちょっと優先順位を落としてたんだよ。  











 


 他にも、キャラクターデザインが大幅に変更されていたのも、理由の一つだな。

3作目で一度デザインが変更されてるけど、それにも慣れて愛着も沸いてたし。

     そんな訳で、決して嫌いな絵柄では無いんだが、それで購入を躊躇していた部分もある。

     だけど、去年辺りにダウンロード版値下げキャンペーンがあって、VITA版を思い切って購入した。



 なるほど。



 ゲーム内容は、シリーズお馴染のオーソドックスなアドベンチャーゲームだ。

     物語を読み進めて行き、要所要所で現れる選択肢を選んでいくことで

各ヒロインへとルートが分岐する。

     その中で、本作独自仕様として、タイトルにもある「ゆびきり」システムが存在する。












 


 話の途中で、画面右上にアイコンが表示されることがある。



 上が「ゆびきりしない」で下が「ゆびきりする」ってコト?


 その通り。これは選択肢と同様「する」か「しない」かでストーリー分岐に

影響する。












 当然、選択肢と同様に重要な選択になるので、無闇やたらにゆびきりを

するのは危険だ。














 手当たり次第ゆびきりした結果、サスペンスな展開になっても

取り返しがつかないからな。



 何か違うゲームになってるように見えるわ(汗)



 まさに、ご利用は計画的にだな(苦笑)

     それじゃ、次はストーリーとキャラクターについて紹介していこう。













 物語はゴールデンウィーク明け。ある日、主人公「芹澤直樹」が一人暮らしを

しているマンションに「南雲霞」という少女が訪れ、

ちょっとした騒動の結果半ば脅される形で霞を自分の家に住まわせる事に

なるところから始まる。



 ちょっとした騒動って?



 家の前に座り込んでいる霞と顔を合わせた瞬間、突然の頭痛に直樹が

意識を失ってしまって霞の上に倒れこんでしまう。










 で、その状態を携帯のカメラに収めた霞が、「襲われた証拠写真」として

直樹を脅したんだ。



 …確かにパッと見襲われてるように見えるわね(汗)



 自分の事を何一つ話さない怪しい女の子ではあるが、余り騒ぎにしたくない直樹は

渋々霞の滞在を許す事になる。

     あらすじでは「秘密の同居生活」なんて書かれ方してるが、そんなに甘い感じの

出だしでは無いね(苦笑)
















 主人公「芹澤直樹」は誰とでもゆびきりをする「ゆびきり魔」で、両親に

捨てられたという暗い背景がある。

地元の名家に連なる人間で、時期当主候補でヒロインの一人でもある「天川ちなつ」と

許婚関係にあったが、10年前に起こった事件により、関係は解消。

そのせいで育てる価値をなくしたという名目で捨てられている。



 酷い話ね…



 そのせいで、両親に本気で強い憎悪を抱いている。

     メモオフ主人公には暗い背景がある事が多いが、直樹の背景もかなり重いものだな。



 そういえば、主人公なのに立ち絵があるのね。



 ヒロインの視点に変るときがあるからな。メモオフでも5作目あたりから

主人公にも立ち絵が用意されてる。













 


 どうでもいいが、このポーズはこの人を連想するな。



 本当にどうでもいいわね…



 次はヒロインを紹介していこう。















家出少女 南雲霞





 まずは、全ての発端である家出少女「南雲霞」だ。

     突然直樹の前に現れ、強引に直樹の家に転がり込んだ少女で、何らかの目的があって

直樹の家に滞在しているが

自分の事や家出している事情なんかは一切話さない。



 謎の女の子ね。いくら脅されたとは言っても、主人公もよくこんな正体不明の

女の子を滞在させてるわね。 



 行動もかなり謎が多い。家出中だから当然だが、学校にも行かず

昼間から出歩いてることもある。











 そのせいで、不良に目を付けられて絡まれたりと危険な目にあったりもする。














 謎の多い女の子だが、家では直樹をからかったりと、つかみどころが無い

所もある。



 なんて物を見せてるのよ(汗)













 しかし、ルート入りして謎が明らかになると一転、とてもいい子になる。

     主人公もついには突撃精神を抑えきれずにチェストーしてしまう。



 ちょっ、これ家庭用ゲームよね?(汗)



 なお、パッケージなんかを見れば分るが、彼女は今作の重要なキーパーソンに

なっている。

     が、他のルートでは大体唐突に姿を消してしまい物語から退場してしまう。



 謎の女の子は謎のままになっちゃうのね…











元許婚 天川ちなつ





 次はもう一人のキーパーソンである元許婚「天川ちなつ」だ。



 この子と許婚を解消されたのが、主人公が捨てられる原因だったのよね。



 その通りだが、ちなつ自身はまだ主人公の許婚のつもりで「なお君の嫁」を

公言している。

     所謂、べったり系幼馴染のヒロインだな。



 う〜ん…何だか好みが分かれそうなヒロインね。

隊長とかは苦手なタイプのヒロインじゃないかしら?



 うん、実は俺もちょっと苦手なヒロインだったりする(苦笑)

決して悪い子ではないんだが、

事あるごとに主人公に攻勢を仕掛けてくる様は、ちょっとイラッと来るときもある。
















 かの「だもーん星人」に匹敵する鬱陶しさがあるかも知れん。



 そういえばこんなキャラもいたわね(苦笑)



 とはいえ、物語のキーパーソンであり、専用ルートでは色々と衝撃の事実が

明らかになる。

     重要なヒロインである事に間違いは無いと言えるな。













留学生 リサ・ケイシーフォスター





 次は、主人公がバイトをすることになる「風流庵」で働く留学生の

「リサ・ケイシーフォスター」だ。

日本文化好きの留学生で、主人公とは別の学校に通っている。



 和風の服を着てるわね。



 それは「風流庵」の制服だよ。シリーズでお馴染のファミレス「ルサック」と

同じグループの和風レストランだ。

     リサルートでは、バイトと日本文化についての語らいを通じて交流を深めていくという

展開になる。



 王道な展開ね。











 特筆すべきは、ヒロイン中ナンバー1のナイスボディの持ち主である事だな。

     これは主人公もチェストーするのを我慢するのは辛いに違いない。



 またそういう方向に話を持っていく(汗)












後輩 鼓堂詩名





 次は主人公とちなつの後輩「鼓堂詩名」だ。ちなみに詩名はしいなと読む。

     明るく元気な後輩で、主人公とちなつの仲をからかうのを日課にしている

典型的な後輩キャラだ。



 こういうポジションのヒロインもお約束ね。



 詩名ルートでは、主人公とちなつの仲をからかいながらも、主人公に対する

恋愛感情に苦悩する姿が描かれる。



 横恋慕みたいなものだものね…



 問題なのは、詩名ルートは主人公が一番ダメ男になる事だな。

詩名の遠回しではあるものの、精一杯のアプローチを全て勘違いし、

結果詩名を傷つけるという展開のせいで、全ルートで一番主人公にイラッとするルートと言える。



 主人公がヘタレるのもメモオフシリーズではよくある事よね(汗)













 全体的に話がアッサリ気味なのも残念なところだな。

個人的には明るくて、主人公とバカ言い合う姿なんかは好きなところだったんだが。

見た目も結構良いと思う。



 快活系ヒロインって感じね。










 さて、次は本作で俺の一番好きなヒロインを紹介しよう。



 一番好きなヒロイン…普段のあなたの好みだと、辺りを

挙げそうだけど…



 うん、実際霞は2番目に気に入ってるヒロインだ。だけど、

今作で一番好きなヒロインは2作目以来久々の女教師ヒロインだ。



 女教師ね…どうしても祥子先生とか弥生先生のイメージが出るわね。

それで、どんな人なの?



 まずはこの画像を見てくれ。












 ……はい?



 何だ、その鳩が豆鉄砲喰らったみたいな顔は。



 テトラ、あなた画像間違えてない?



 間違えてないよ。



 いや、でも…子供?



 失礼だな。24歳の立派な大人の女性だぞ。












担任教師 星月織姫





 元々は副担任だったが、前担任が事故に遭ったために急遽

担任を勤めることになった新任教師だ。

     明るく優しい性格をしているので、生徒からも「姫ちゃん先生」と呼ばれて慕われている。



 いい教師ね。見た目は子供だけど(苦笑)













 新任教師ではあるが、生徒のことを想う気持ちは非常に強く、

とある騒動で一方的に犯人扱いされる生徒をかばいベテラン教師に

真っ向から立ち向かう姿はとてもカッコいい。



 まるで金○先生みたいね。



 織姫ルートは、この騒動の解決に手を貸すところから発展していく形になっている。

そして年長者故か、だんだんとシナリオはへヴィな展開になっていく。



 それ以前に、教師と生徒の恋愛っていうのが問題なような…



 当然だが、織姫ルートではその点も重要な要素になっている。

教師と生徒、その関係に苦悩する主人公と織姫の姿も見所の一つだ。










※注)24歳です





 一度主人公が強行突破を試みたシーンなんかも印象的だったな。



 強行突破って…(汗)











 

 ハッピーエンドでは、とても幸せそうな姿を見ることが出来る。

最初に攻略したヒロインだけに、本作で一番思い入れがあるヒロインになったよ。



 どっちが年上か分らない…恋人同士というより兄妹みたいね(苦笑)









 さて、ここまではヒロインの紹介だったが、今度はサブキャラについて紹介しよう。

メモオフシリーズには数多くのサブキャラが存在しているが…















 なんと主人公がバイトしている「風流庵」ではシリーズの伝統キャラ

「稲穂信」
が店長代理として働いている。



 伝統キャラなの?



 うん。信はシリーズのほぼ全てに出演し、歴代主人公に協力したり、

助言を与えてきた重要なポジションのキャラだ。

     ただ、シリーズを重ねるごとに主人公と年齢差が出てきたため、あまり直接的な手助けは

出来なくなっていたんだがな。

     それでも大きな力になってくれる、頼れる兄貴分としての存在感は健在だ。



 シリーズの主人公と大体知り合いっていうのがスゴイわね。



 談になるが、信役の人は1作目での信役がデビューだったらしく、

デビューした時のキャラを10年以上演じてるという

ある意味スゴイことになっている。



 それは確かにスゴイわね。










 次はPS3とVITA版に収録されているオマケ「ふたりの風流庵」

ついて紹介しよう。



 移植の際に追加されたオマケ要素ってこと?



 元々はPSPの「+スイートパック」に同梱されたショートシナリオ

だったんだが
それに追加要素を加えた「ふたりの風流庵ぷらす」として

収録されている。











 これは主人公達がバイトしている「風流庵」の広報活動の一環として

デートスポットの写真を撮る様に命じられた直樹が、ヒロインと一緒に訪ね歩くという

内容になっている。

     行き先には1作目と6作目の舞台である「澄空学園」や、

3作目や5作目の舞台になっている「千羽谷」など歴代シリーズの舞台が多い。



 シリーズファンには懐かしいかも知れないわね。



 場所によっては、歴代シリーズのキャラ達と出会い各キャラのその後が

少しだけ伺えるようになっている。

残念ながら台詞やボイスは無いが、過去作でお気に入りだったヒロインが登場したりするのは、

やはり嬉しい要素だと思う。











 前作で一番のお気に入りだったヒロイン「嘉神川クロエ」が、

たまに「風流庵」にヘルプで入ってるなどと

本編のちょっとした裏側を見ることが出来る点も、個人的には面白かった。














 ちなみに、広報活動の一環とは言うが、やってることはデートスポット巡りで

ある事には変らない。

基本的には主人公達はデートをしているようなものだ。



 完全にプールデートの光景じゃないw     



 一緒に出掛けられるのは、本編で攻略が完了したヒロインとなっているから、

実質的にはアフターエピソードとも言える。

一部パラレルワールドである事を匂わせる形になっているものもあるが。

それでも、どのヒロインもイベントが充実していてCGも豊富と、

本編とはまた違った楽しみがある。












※注)24歳です




 澄空学園OGだった織姫が、学生時代から全然体型が変ってないとか…
















※注)24歳です





 自主映画撮影の協力で、魔法少女に扮して演技するとか…
















※注)24歳です





 まさかの、教師と生徒で一泊の温泉旅行に出掛けるなど、

本編の重さはどこかへ吹っ飛び明るくも、微妙にインモラルな展開が目白押しだ!



 インモラル言うな!ていうか、どのヒロインもとか言っておきながら

全部織姫先生じゃないの(汗)



 そこはお気に入りヒロイン故にな…









 さて、最後に個人的に気になった点を紹介する。



 気になった点?



 問題点…って程大げさなもんじゃないけど、まぁ個人的にちょっと残念だった

部分の紹介だ。












 本作にはヒロインが5人いるが、実は攻略は完全に自由にとは行かない。

メモオフシリーズではお約束だし、他作品に例が無いわけではないが、

他ヒロインを攻略した後じゃないとルート入り不可能なヒロインが居るというのは、

やはり面倒だった。











 攻略ルートが封鎖されているのは、ちなつと霞。

この二人はキャラ紹介の時にも言ったが、本作の重要なキーパーソンなので

理解は出来るんだが。



 最初に気に入ったヒロインのルートを見たくても、他を先にせざるを

えなくなるものね。



 幸い、最初に攻略した織姫がお気に入りになったから特に問題は無かったが、

ルート入りするために他を攻略しなきゃならないのはやはり面倒だったな。


もし他ヒロインで嫌いなキャラが居たりしたら、攻略のモチベーションも下がるだろうし。



 恋愛ゲームでモチベーションが下がると辛いわねw



 まぁ色々と言ったが、シリーズファンとしては結構楽しめたよ。

それでは、まとめに入ろうか。














あとがき






皆様、ここまで読んでいただきありがとうございます。

後援者のテトラです。

メモオフシリーズは、1作目をプレイしたのが私の恋愛アドベンチャーゲームデビューでした。

当時はこの手のゲームを全くプレイしていなかったのですが、丁度新しいジャンルに

手を出してみたかった時でした。

なので、恋愛モノのゲームでも、本シリーズには特別思い入れがあります。





本作を最後に、メモオフシリーズは止まってしまっていますが、

是非また新作を出して欲しいものです。

なお、興味を持たれまして本作をプレイするなら、PS3版かVITA版を

オススメさせていただきます。


それでは、また次の機会にお会いしましょう!






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 本作は「だもーん星人」の再来に、女教師でありながらお子様な見た目の

織姫先生…

     正直、隊長の好みそうなヒロインは居ないかもしれないな。



 そうかも知れないわね。



 過去作のヒロインでいいなら、この人なんかは隊長にオススメだね。










 5作目「とぎれたフィルム」のヒロインの一人、雨宮瑞穂さんだ。



 あら、綺麗な人じゃない。















 5作目プレイ時に、パッと見て結構惹かれるものがあったヒロインだったな。

     主人公より年上で、幸薄そうな…じゃなくて、この憂いを帯びた表情がまた良い。



 今物凄い失礼な物言いが聞こえたわよ(汗)



 ただ…シナリオがかなり衝撃的だったな。TVの前でしばし呆然としたのは

あの時位かも知れない。



 え…何?どういうこと?



 おっと、これ以上は俺の口からは言えん。諦めてくれ。



 ちょっ、気になるじゃないの!教えなさいよ!!