※このプレイ日記は2014年2月13日に後援者の秋穂さんが製作したものです。










 「虹野さん・・・・好きなんだ。」
  


 「えっ。」



 「た、隊長!妻子もちでありながら何を告白しているのですか!!」



 「だから、俺のために作ってくれ。



 「わかった。根性で頑張るね。」



 「(汗)・・・。」
















第1002弾





パワフルプロ野球98開幕版














 LS連合のプレイ日記には、野球のネタが多く取り上げられているのだけど、

併せてプロ野球選手も結構取り上げられています。












その中でも隊長さんから「山内泰幸さんを主役にしたプレイ日記を作ってくれ」と、

リクエストがあったのでプレイ日記で取り上げてみますね。









 

私が、山内泰幸さんにお会いした時には、すでに現役を引退されたあとだったので、

現役時代のことについて書くことは、とっても難しいなぁ・・・でも、根性で頑張るね。

まず、山内泰幸さんを知らない方もいらっしゃると思いますので、ご紹介しますね。








山内泰幸さんは1994年のドラフト1位で広島東洋カープに入団。


プロデビューから、ジャイアンツ(巨人)戦10連勝という快挙をなしとげ、

新人王に輝く素晴らしい成績を残された名投手です。


ジャイアンツ戦10連勝が快挙とされるのは、ジャイアンツは日本のプロ野球12球団の中で、

もっとも、選手に支払う給料(年俸)が多くて、

その結果、優れた選手が集まりやすい。

つまり、勝つことがとっても難しいのです。




 ええと、イメージとしては・・・。








 

隊長さん、ツルさん、ただおさんとG-NEXT対決して勝つ。

鮫島幸雄さんとボンバーマン対決して勝つ。

チェストーの副総裁さんと、飲み会で勝つ。



・・・・です。




 つまり、「日本で一番野球のうまいチームに勝つ。」でいうことです。

 有名な名投手であっても、ジャイアンツには勝ち越せなかったということが多くあります。




 例えば・・・


・変化球のフォークの神様こと、中日の杉下茂さん:38勝43敗


・天覧試合及びザドペック投法、阪神の村山実さん:39勝55敗
・ミスターコントロール、広島の北別府学さん:30勝33敗

・前人未到の400勝投手、金田正一さん65勝72敗




 さらには、ジャイアンツに強いとされる名投手も通算成績では拮抗していることも多いですね。



・燃える男の星野仙一さん:35勝31敗

・カミソリシュートの平松政次さん:51勝47敗

・10.8決戦の今中慎二さん:25勝20敗











そんな強豪のジャイアンツに山内泰幸さんは、無傷の10連勝(通算13勝4敗)を達成したのです。

すご〜い(^^♪

ジャイアンツに勝つと、それなりの見返りも大きくて「有名」になれるのです。

当時、野球のテレビ放送は、ジャイアンツ戦が主流だったので、

日本全国の方が、注目してもらえるのです。

テレビ放送ってとってもすごい反響なのです。

少しでもテレビに映ろうものなら、学校や職場ならまだしも、学食や定職のおばさん、

はては、音信の途絶えていた友人等からも「テレビ見たよ。」と、

記憶に残るのです。

特に、NHKなど全国のニュースになると、夜、翌朝と少なくとも二回以上報道されるので、

より、注目されやすいです。

だから、野球に詳しくない方や、広島東洋カープのファン以外の方でも、

広島東洋カープに山内泰幸さんがいると覚えてもらえるのです。


テレビが先か、ゲームが先かはわからないのだけど、

有名になると野球ゲームにも反映されることがあります。








山内泰幸さんが有名になった理由は、ジャイアンツ戦10連勝や新人王もあるのですが、

「UFO投法」と呼ばれる個性的な投げ方にあります。

 UFOの名前の由来は、ピンクレディーの振り付けに似ていたからと言われています。

 投手の投げ方には大きく分けて、オーバースロー、スリークォター、

サイドスロー、アンダースローの4種類あります。


 オーバースローは上から振り下ろすので早くボールを投げることができますが、

人間の体の構造上、負担が高く、故障しやすいという欠点があります。

 スリークォターは4分の3という意味で、オーバースローより若干斜めから振り下ろす投げ方です。

故障しにくい長所があります。

 サイドスローはボールの回転が横の回転となるので変化球に落差がつき、キレがよくなります。

 アンダースローは、ソフトボールのような投げ方ではありませんが、原理は同じです。

もともと、投げたボールは、重力の影響をうけるので、まっすぐ投げているようでも上から下へ落ちていきます。

しかしながら、アンダースローは、浮き上がり、さらに落ちるので、

打者を幻惑するということで、別名「サブマリン」といいます。




 「あれ?4種類の投げ方にUFO投法はいっていないじゃない?」となりますよね。

 コナミが作成している最近の『パワフルプロ野球』の場合、

UFO投法は、この4種類のうちのオーバースローの1種という位置づけになります。

 山内泰幸さんが、現役を引退してから、10年以上なりますが、

パワフルプロ野球のサクセスモードでは、UFO投法を投げる選手を再現することができます。

『パワフルプロ野球2012』だと、「オーバースロー109」、『パワフルプロ野球2013』だと、

「オーバースロー57」ですね。





最近の『パワフルプロ野球』と書きましたが、山内泰幸さんの全盛期だった頃・・・

『パワフルプロ野球98』は、オーバースローからも独立して、

野茂の「トルネード投法」と同列で「UFO投法」という独自のカテゴリーでした。

山内泰幸さんだけが投げるUFO投法は球史にもファンの記憶に残る投法だったのですね。





 「虹野先輩、パワフルプロ野球の98年版のプレイ日記で紹介するのでしたら、、

あの二つの特殊能力も紹介しないと。



 「あの特殊能力はちょっと・・・。」







特殊能力「イチロー」

3アウトのとき、観客席に向かってボールを投げる。

効果は、ファンが喜びます。




特殊能力「桑田」

ピンチになるとボールに話しかける。

効果は、特にございません。














 「やっと、山内泰幸さんのプレイ日記が完成したよ(-_-メ)」



 「虹野先輩、お疲れ様でした。」



 「・・・なんだ、隊長が好きっていていたのは「虹野先輩」ではなく、

「山内泰幸さん」が好きだったということだったのですね。」



 「ん・・・なんのことだ?」



 「ゑ・・・・?」


 「俺が好きなのは【プレイ日記の絶対数確保】だ。プレイ日記は数だぜ。







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