※このプレイ日記は2014年3月9日に後援者のスイマーさんが製作したものです。











<北海道>


日本列島北端に位置する北海道本島および付属する島々からなる。

47都道府県で最大の面積を誇り、東北地方や九州地方をも上回り国土の22%を占める。

道庁所在地は札幌。かつては蝦夷(えぞ)と呼ばれ江戸時代初期には道南に松前藩が置かれ、

幕末には幕府の直轄領となる。

1869年に北海道と改称、1946年に地方自治体の1つとなった。


平成24年7月、スイマーは富山から北海道への転勤を命じられ

フェリーにて北海道の中心地「札幌」へ向かっていた。














 北陸からの追放命令をくらったわけだが(プレイ日記981弾参照)、

貸切フェリーで北海道まで送ってくれるとは北陸華撃団の上層部連中も

なかなか気が利いてるじゃないか。

確かに北陸華撃団のメンバーは失った・・・。だが新天地で必ず体制を立て直して見せる。



(船長) お客さん、まもなく北海道南側沿岸ですぜ。











フェリーは函館から南西の松前沖に差しかかっていた・・・










<松前沖>



【蠣崎慶広】 父上、目標の船を確認いたしました。



【蠣崎李広】 うむ、間違いない。依頼主からはあの船を撃沈させるよう言われておる。

確実に沈めるのじゃ!砲撃準備用意・・・!













 撃て!!












 父上、やりました!全弾命中。標的が沈んでいきます。



 随分と楽な依頼だったわい。これで依頼主にも良い報告ができるな。














第1010弾





信長の野望 全国版
















<富山県某所>



 スイマーちゃん、何しているかな。



 大河長官の話ですと、そろそろ北海道に上陸する頃だろうとの話ですよ。



 うむ。彼は勇者だ。たしかに20億円の損害に対する責任を一人負ってしまったが、

彼ならきっと新天地でやってくれると信じている。



 そうですな。今できることはスイマー将軍が戻ってくることを待つだけです。



 いやいや、キミたちができることはそれだけではないぞ。

『ゲームレビュー』だ!



 リジュ殿、余計なひと言を・・・。










 今回の指令はファミコンソフト『信長の野望・全国版』だ。

総員、出撃せよ!!













 『信長の野望』シリーズのレビューやプレイ日記は過去にもありますが、

今回はファミコンソフト『信長の野望・全国版』。

誰もまだ取り上げていないソフトですね。

1983年に第1作目の『信長の野望』が発売されており、

『信長の野望・全国版』はシリーズとしては2作目になるようです。



 発売はパソコン版が1986年でファミコン版が1988年みたいだね。

今でも最新作が発売されるところを見ると歴史あるゲームだよね。



 そのとおりでございます。

さて、ゲームの説明に入っていきましょうか。

この『信長の野望・全国版』ですが、前作との違いを説明したほうがよいでしょう。

まず、大名の顔アイコンの採用ですね。

前作では顔アイコンがありませんでした。

思えばこの顔アイコンシステムはロングソード連合のプレイ日記にも

欠かせないものとなっていますね。




 なるほど。さすが2作目、パワーアップしてますね。



 さらにタイトル名にもあるとおり、全国版となっています。

前作は主に中部圏が中心で東北地方や四国、九州地方がありませんから

歴史ファンにとっては喜ばしいボリュームアップといえるでしょう。

まあ、信長の人生を考えれば東北や四国、九州エリアが前作で除外されていることも

理解はできますが。もちろん、前作と同じタイプでも遊べます。









<50国モード>






<17国モード>







 たしか信長の野望シリーズの3作目『信長の野望・戦国群雄伝』では、

また九州や東北の北側は除外されたんだったよね。










 ファミコンソフト上のデータ容量の問題だったようですね。

もっともファンからかなり批判があったようです。

『信長の野望・全国版』では大名以外の配下武将という概念がないので、

3作目から導入されるおよそ350名という武将の存在が

データ容量という問題を引き起こしたことは仕方なかったと言えるでしょう。

もちろんのちのシリーズにてこのような問題も解決されていくわけですが。



 なるほど。配下武将の存在がないというのは今の信長の野望シリーズでは

考えられないことですね。



 そういえば『信長の野望・全国版』はスイマーちゃんが転勤していった

北海道も国として採用されているんだっけ?



 その通りでございます。蝦夷国として存在しております。

ただし信長の野望シリーズとしては3作目、4作目では蝦夷国は除外されてます。

5作目の『信長の野望・覇王伝』までは蝦夷国の存在はありませんから

「北海道から全国制覇を実現する」というプレイは5作目が発売された1996年までは

この『信長の野望・全国版』でないとできなかったようですね。

北海道出身の方としては歯痒い時期があったと思われます。



 初代『信長の野望』では『織田信長』と『武田信玄』しか

大名として選択できなかったようですが

『信長の野望・全国版』ではすべての大名を選択できるようになったようですね。



 まだまだ信長の野望シリーズとしては発展途上時期だったようですから、

すべての大名を選択できるようになったことと沖縄県を除く

すべての都道府県が登場したのは画期的だったと言えるでしょうな。



 では、つかさ殿にゲームをプレイしていただくことにしましょう。

どの大名を選ばれますか?




 ・う〜ん。じゃあ、富山県ということで越中の『神保氏張』にしてみようかな。










<神保氏張>

鎌倉に出て畠山氏に仕え、畠山基国が越中を領するようになると、

これにしたがって同国に入国、神保氏発展の礎を築いた。

氏張もはじめは畠山氏の被官であったが、のち上杉謙信に属し、

佐々成政の与力となっている。













〜10分後〜










 あっという間に上杉謙信に滅ぼされてしまいましたね(汗)



 国力が低く隣国が多い大名は不利ですね。

まあ、信長の野望シリーズ全般的にいえることではありますが・・・。

この全国版ですが信長の野望シリーズ最高クラスの難易度ともいわれています。

また、この『信長の野望・全国版』の最大の敵は『寿命』ともいわれています。

大名が寿命で死んだらゲームオーバーで引き継ぎなどはありません。

そういう意味で最も攻略が難しいのはゲーム開始時に63歳、

登場する大名の中で最高齢である『毛利元就』と言われています。



 では、年齢が若い大名が有利ということですね。



 そっかぁ。織田信長が27歳、大友宗麟が30歳なんだね。




 若い大名は間違いなく有利です。よって蝦夷国の『蠣崎慶広』は隣国が1つしかなく

年齢は『11歳』と攻略については有利な条件がそろっていたりします。



 11歳!?



 ちなみに蝦夷国の隣国である陸奥国の大名である津軽為信も『10歳』

みたいです。まさに小学生同士の喧嘩ですね。




 現代で考えれば中学生、高校生大名もけっこういますね。

浅井長政なんて15歳ですし。15歳なら元服ということでぎりぎりセーフともいえますけどね。

一応、小学生大名を以下に一覧にしてみました。



<小学生の皆様一覧>


蠣崎慶広くん・11歳(小学5年生)・北海道

津軽為信くん・10歳(小学4年生)・青森県

別所長治くん・6歳(小学1年生)・兵庫県

筒井順慶くん・11歳(小学5年生)・奈良県

堀内氏善くん・11歳(小学5年生)・和歌山県

十河存保くん・6歳(小学1年生)・香川県

山名豊国くん・12歳(小学6年生)・鳥取県







 結構いますね。せっかくなので東京の激突王・大和氏にお越しいただきました。

















 小○生は最高だぜ!!



 名言および今回唯一の危険な画像提供ありがとうございました。



 え?もう終わり?



 他にも前作にはなかった『暗殺』や『本能寺の変』イベントの発生などもあります。

大名がいなくなった地域は『空白地』として入札により領地となるあたりも

他の信長の野望シリーズにはない点ですね。



 入札で国主が決まるなんて、まるでオークションだね。



 8人プレイもできるようですね。ファミリーコンピューター時代に8人プレイとは

当時では革新的なことだったのではないでしょうか。



 現在でもいろんな媒体でリメイク版が購入できます。まあ、最新作なども含め、

他の信長の野望シリーズに比べるとどうしても古いイメージや

システム面の問題点などは目につくでしょうけどね。

以上でレビューを終わります。



 うむ。今回のレビューもなかなかよかったぞ。この信長の野望シリーズがなければ、

現代の戦国ブームや歴女などの出現はなかったかもしれんからな。



 おかしな方向になってきている点が少々不安ではありますがね。

私なんて最近「幼女」になっています・・・。











<竹中半兵衛・戦国恋姫バージョン>










<竹中半兵衛・織田信奈の野望バージョン>






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<北海道松前地域>






 父上、海から何かがきます!



 ば、馬鹿な。なんだ・・・あの化け物は・・・。










 うわあああああああ。







この日、北海道松前沖で起きた『大型フェリーの謎の沈没』そして『巨大海獣の出現』

世間に報道されることはなかった。