※このプレイ日記は2014年4月26日に最凶後援者の柳さんが製作したものです。
砲撃の音か。それとも爆撃の音か。
響き渡る轟音が、どこか遠くに聞こえた。
自分は、一体いつから戦っているのか。
そして、何と戦ってきたのか・・・。
答えが何故かおぼろげだ。疲労のせいか。負傷のせいか。意識が混濁しているように思えた。
夕闇が薄く滲み始めた戦場。
ふと戦場の向こう側を覗こうと顔を上げると、あの人の背中が見えた。
不確かな物だらけのこの世界、この戦場で、たった一つだけの、確かな物。
何故戦うのか。何と戦うのか。
何もかも、今やっと分かった気がします・・・。
第1169弾
アドバンスド大戦略 作戦ファイル
〜〜遡る事、数日前〜〜
せ、戦線が崩壊を始めましたッ!敵機甲部隊が雪崩込んで来ます!
航空部隊壊滅!制空権は完全に敵の手に落ちた模様です!
くっ!この俺が防衛戦で後手に回っているだと!?
前線部隊から打電!敵は一般市民にも発砲しているようです!
あれはアヴァロン軍?それともまさかレッドスターだというのか?
なんだっていい!戦力をかき集めろ!あんな鉄屑どもなんざ俺自ら
スクラップ工場送りにしてやる!
た、隊長落ち着いて下さい!戦況は我が方の絶望的不利なんですよ!?
このままでは民間人諸共包囲殲滅されましょう。もはや、残された道は
囲みを破る他ございませんぞ!
要請した援軍はどうした!?群馬参謀は!?最高幹部殿は!?
そのお二人に限らず片っ端から救援を求めたけど、敵に阻まれ難航しているようね・・・。
自力で脱出せよ、そういう事か。
なんてこった。俺は周到に練られた罠に嵌められちまったってのか・・・!
セガサターンの名作SLG”ワールドアドバンスド大戦略 作戦ファイル”。
本作の舞台は、その中でも屈指の難易度を誇るステージ。
【満州国の終焉】
「大戦末期」「圧倒的劣勢」「徹底抗戦」
と、長剣隊長好みのフレーズがよく似合う戦場ではあるが、その現実はこの世の地獄。
在満州国の一般人までも巻き込んでの明日への脱出戦。
長剣連合の、明日への戦いの火蓋が切って落とされる。
敵の侵攻速度は迅速だ。だがなんとしてもその足を止めねばならん。
隊長はご後退を。我らが死力を以って敵を食い止めます!
こ、後退ぃ!?この俺に後退しろだと!?
お願いです隊長!隊長が死んだら誰がこの長剣連合を支えていくんですか!?
黙れ!ここで死ぬような我が身なら、生き永らえたところでHP更新など出来ん!
御自重を!生き延びる事も戦いですぞ!
がぁぁ!や〜〜かましいわ!!
ぐあ!?
ごはッ!
例え敵が正義だろうと神だろうと、俺は砕け散るまで戦う!
・・・分かりました。これ以上は何も申しません。理恵、部隊編成を。
隊長の背中は私が守る。
きっと誰か救援に来てくれる。それまでどうにかお願いッ・・・。
ええ。この身に替えてでも、守ってみせる!
一堂お待ちを!援軍到着!援軍到着の報が入りました!
何!?誰の部隊だ!?
そ・・・それが。
なんかヤな予感・・・。
チェス党です(汗)
よ、よりにもよって!
むほほほほほ!敵包囲網なんてなんのその!
南斗人間砲弾で遥々すっ飛んできましたぞ!!
あだだ・・・死ぬかと思った。
≪大砲屋≫
聖剣伝説ではこれで金を取るのですか?あざとい商売です。
さぁ、ここから逆襲と致しましょうぞ隊長!
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本マップは、ゲームでも屈指の難易度を誇ります。
日本側は頼みの綱の航空ユニットが生産出来ず、
陸上戦力のみでソ連の重戦車部隊と対峙する事になり、苦戦は必至。
初期配置の要塞や150mm榴弾砲で削り倒し、歩兵と四式中戦車を突撃させましょう。
グズグズしていては、資力物量に優るソ連が鋼鉄の濁流の如く雪崩れ込んできます。
孫子の兵法ではありませんが、拙速でも構わないので一気に敵司令部を叩きましょう。