※このプレイ日記は2014年8月14日に後援者の秋穂さんが製作したものです。




第1186弾





フロントミッション2












待ち合わせの場所は、白一のソフトクリーム屋さん。

※参考:プレイ日記第1110弾










 強敵クリザリッドを、完膚なきまでに倒して・・・。









 私は帰ってきたのだ〜〜!!











 「ケロ○軍曹・・・じゃなかった。ケロ軍曹、待ち合わせの場所には

誰もいなかった
というわけですね・・・。」











 「思わずアトミックバズーカの引き金に手ぇを引きかけたんや。

たや、上官やった三佐の言葉を想いやしたんや。」














三佐 「ここは、日本だ。核は駄目だ。












 ケロちゃん 「つい・・・。すんません。」













 「【つい】じゃないわよ。物騒ね。



 「ケロ軍曹は一度ならず二度もアトミックバズーカーの引き金を・・・。」













 「ケロ軍曹の前線のお話しをお聞かせください。」



 「10年一昔ちゅうから、これは昔の話や。

















フロントミッション2


前作「フロントミッション」の好評をうけて、1997年に発売された作品。

フロントミッションは、日本語で直訳すると「前線の任務」。

世界各地の紛争を兵士の視点で捉えたシミュレーションロールプレイングゲームだ。











時代は、今から100年後の近未来。

世界は、日本及びオーストラリアを中心とする「OCU」、

アメリカと南米を中心とする「USN」の両勢力で凌ぎをけずっていた。

国際法に配慮し、「戦争」というものは存在しないものの、「紛争」という名の元で、

世界各地で泥沼の抗争が続いている。

 言葉の詭弁だが、「戦争」はしていないけど「戦争状態」はあるかもという落としどころだ。









 

「フロントミッション」は、太平洋にうかぶ新島ハフマン島を舞台とした「第二次ハフマン紛争」が発端。

初代「フロントミッション」は、第二次ハフマン紛争の勃発となったラーカス事件から始まり、

第二次ハフマン紛争終了後発覚した、兵器(ブレインデバイス)が世に暴露されるまでが

描かれている。










次作となる本作「フロントミッション2」は初代から10年以上経過したOCU勢力下にある

アロルディッシュ(現在のバングラデシュ)の内戦が舞台となる。










OCUの中で冷遇され凋落してしまったアロルディシュをなんとか立て直したいと

する方々の葛藤を描く。





 「10年、20年も前やって、今みたいに進んでいなかった。メーカーも外国への

移植を想定していなかったから、自由に作品をつくる余地が残されとったやな













 例えば、「提督の決断」の新型爆弾は、広島や長崎に落ちたあの爆弾だろうし、

「ペルソナ2」に出てくるボスは、「ヒトラー」の名前がそのまま使われていた。

それが、新型爆弾は移植されないし、ヒトラーはヒューラーになり、

リニューアルした作品からプレイした人にとっては、

緊迫感が湧かないのではなかろうか。



 間違った選択をしてしまうと「取り返しがつかないことが起きる。」という教訓が

わかりやすく後世の方々に伝えていくということは大事。

緊迫感そのものが違うだろう。








 「緊迫感でありますか?」



 「そうや、緊迫感。フロントミッションは、世界情勢から独自の視点で近未来を

描おっておるさかい、世界史や国際政治史をかじった人は

緊迫感を感じたやろな。」








 

フロントミッション発売時の感想




 「ハフマン島ちゅう架空の島をつくったんは、やっぱし、

外国のこと考慮にしよるんやろな。















フロントミッション2発売時の感想



 「バングラデシュを舞台ってやるやって〜!!」






フロントミッション2が発売された頃、ユーゴスラビアのコソボで紛争が激しくなっていたり、

ダイアナ妃が不慮の事故で亡くなられたり、微妙な時期だった。

そのため、「フロントミッション2」の発売が1年、2年遅れると難しかったかもしれない。









発売の翌年1998年には、東ティモールがインドネシアから独立。






2001年にはアメリカ同時多発テロ事件と、国際社会が大きく変わった。








 「わいの部隊配属後で印象に残ったんは、やっぱテロ事件やな。

テレビの映像を見て、現実離れしとったから、

「映画の予告」って思ったね。

「この映画、いつ封切りになるん?」なんてのんきなことゆうたわ。

その後、非常呼集に特別兵装命令になり、

「これは、現実やったのか。」って、実感したで。

平時慣れしとったんやろな。

その点、フロントミッション2の主人公アッシュは、基地の警備下班後にテロ事件に遭遇して、

ようわからん中でぇ、すぐに応戦しとる。

気持ちの切り替えが早いさかい感心したで。」



 「え?部隊配属??なんですか、それ(汗)



 「・・・・・・ウソぴょん。



 「そっ、そうですか。そうですよね〜。」



 「さて話はパート2で続けようか。」



 「いつも意味不明なプレイ日記だけど、今回のウソはやけにリアルね




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