※このプレイ日記は2014年6月27日に後援者のぼーぱるばにーさんが製作したものです。




第1252弾





トリプル・キャノピーの魔女


PartA













Mission2

ASENT CORRIDOR








※ブリーフィング中










いいか、今回の任務は責任重大だ。俺達はアセント・コリドーと呼ばれる

山道を通過する、政府軍の砲兵隊を撃破する。

この山道の先にある陣地にこいつらが配備されると、ダ・エン・ルーが直接砲撃されるようになる。

そうなると政府軍はそれを交渉のネタにして、こちらから相当な譲歩を引き出そうとしてくるだろう。

それだけは必ず阻止しなければならねぇ。

だからお前ら、失敗するなよ?

で、作戦はこうだ。森の中からRを垂直発進させて、これを叩く。

シンプルだが、重労働だ。

分解したRと垂直発進用に使う木枠を夜のうちに移動させて組み立て、

ロケットで嬢ちゃんを打ち上げる。

そして嬢ちゃんが、狭い山道をうごめく政府軍の砲兵隊を撃破して完了だ。

発進位置はこちらの支配地域内ギリギリなので何が起こるかわからん。注意しろ。












搭乗するRaiders

R-17 BicephalicSnake


政府軍より奪取したR−17を敵味方識別のために塗り替えた機体。

搭乗者の好みでカラーリングされている。

フェイ機のカラーリングは、彼女が日本にいた時にプレイしていた対戦ゲームの使用キャラから。












 おい嬢ちゃん、準備はいいか?



 いつでもOKよ。あと、嬢ちゃんじゃなくてハイデ。

名前で呼んで。



嬢ちゃん、今回の目標は単なるトラックだ。

反撃はないが、遅まきながら来るだろう敵のRaidersには気をつけろ。



 わかったわ。ありがとう。



 何だこの扱いの差、納得いかねぇ。



なるほどなるほど。



 なにをニヤニヤしてんだよ。








 細けぇ事はいいんだよ。よーし、全員機体から離れろ。

ロケットブースターに点火するぞ!












密林のスキマからRaidersを飛ばす、か。

大胆な事を思いつくな。










 そういや、旧軍にジャングルの中からスキマを通して米軍基地を砲撃した

砲兵がいたっけ。









※こんな感じです。






どんな弾道計算したら、そんな曲芸ができるんだ?



(政府軍兵士) Raidersが一機、こっちに来るぞ。



 (政府軍士官) なんだ?偵察の帰りか?あの先には基地も無いのに、おかしいな。

こちら砲兵隊205。上空のRaiders、聞こえるか?













 あれが目標ね。道沿いに攻撃するわ。













 なに・・・?ゲリラのRaidersか!?

どこから?



 奇襲成功ね。

よーし、うまくいったぞ。機材は回収したな。木枠は、

後で集落の連中が薪代わりに持って帰るから、置いておけ。よし、撤収だ。








 (第三小隊隊長)協力者の報告通り、ゲリラのRaiders一機を確認。

第三小隊、これより交戦を開始する。

ポイントグリーンヒルで飛行隊528の奴らを全滅させた奴らしいからな。

やばそうになったら逃げろ。









 


(政治将校) 同志中尉。今の発言は部下にサボタージュを推奨するものと言えるぞ。

司令部に報告させてもらう。覚悟したまえ。



 ・・・今のも聞いてたのか、あのクソ野郎。










 少数のゲリラどもが、この近辺にいるらしい。

包囲して、逃げ道をふさぐぞ。



 了解しました。









 


(ゲリラ兵士) まずい、政府軍のパトロールだ!



 敵のRaidersが接近してるわ。



 ジャスティン!!



 子供じゃねぇか、何やってんだよ。



 俺たちの動きを、このガキが政府軍に言いやがったんだ!

政府軍の対応が早いのはそのせいだ!



 ふん、お前らパナン族は一枚岩じゃねぇのかよ。



察してやれよ。貧しけりゃ飯のために手のひらを返すって事も

あるのを、お前も知ってるだろ。ギブミーチョコレート?



 ・・・うるせぇ。



おい、その子を離してやれよ。



 あ、ああ。



 何を揉めてるのか知らないけど、迎え撃つわ。いい?












 ミサイル発射!!



  畜生!回避不能!!













ハイデマリーは敵Raidersをすべて撃墜した。

その後第二波、第三波が襲撃してきたがすべて返り討ちにした。












 これで最後ね。



 まさか・・・あれだけいたRaidersが全滅だと・・・?

畜生!魔女のばあさんの呪いか!?逃げろ!



おお、嬢ちゃんがきれいにしてくれたな。流石だぜ。



 ハイデ、もう大丈夫だ。ありがとう、恩に着るよ。



 そう、それはよかったわ。じゃあ。



















・・・今回は収穫なしのようね。



 ああ、めぼしい話は何もないな。

そうそう、すぐ結果が出るとは思わないで欲しいな。



私だって、この仕事、長くやっているから、それは分からないでもないけどね。

上の本音としては、私たちの動きに、北京の連中が気付く前に片付けたい。

だからその辺を、少し考慮してもらえない?



 善処します。



・・・。



 お前ら役人どもの得意技を使われて、ぐうの音も出ないか。

じゃ、今日の報告は終わりだ。帰るぞ。



あ、私も出かける用事があるから、何なら車でダ・エン・ルーまで送るけど?



 いい、遠慮する。



 あ、ぼばさんだー。














あらぼばさん、お出かけですか?



 ああ、人と会う約束をしてたんだ。それが終わって、今帰るところ。

アンジェたちは・・・見りゃわかるな。買い物の帰りか。



 ねえぼば、バナナおいしいよ。食べる?



 ・・・ああ、一本もらうよ。



 はい!



 ありがとう。



買い物・・・じゃなくて配給です。

お米は自治評議会の物資統制で・・・お店じゃ売ってないですからね。



 そんなに酷いのか。



ええ、傭兵の皆さんは。武器商人がついでに食べ物を仕入れて運んでくれますけど。

私たちはそうはいかないんですよ。

大きな道路は全部、政府軍に抑えられていますから。



 そうか・・・大変だな・・・。








 そういや、ハイデは来ていないのか。



あの子は整備の人に、色々Raidersの事を教わっているようです。

自分で全部出来るようになりたいとかで。



 ハイデおねえちゃんは、いつも遅くまで帰ってこないんだよ。



結構無理してるみたい。もう三人だけで生活している訳じゃないんだから。

もっと人に頼ってもいいのに・・・、あの子は・・・。



 ま、あんたが苦労したのを知ってるからな。自分の力で、助けになりたいんだろうさ。



はい・・・。



 アンジェおねえちゃん、今日の晩ごはんは、アレだったよね?



そうよ。あ、ぼばさんはここの食べ物で嫌いなものはありませんか?



 ん?特にないけど、何で?



いえ、前に働いていた観光客のためのレストランで、ここのものが外国の人の口に

合わない事が多かったので。

もしよろしければ、今晩うちで晩御飯を食べていきませんか?



 あ、いいのか?それならご馳走になるよ。

傭兵隊本部は食料豊富でも、缶詰はかりで、さすがに飽きてきたからな。



じゃあ、家まで案内しますね。ハイデも、もうじき帰ってくると思います。













Mission Accomplish







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