※このプレイ日記は2014年10月19日に後援者のスイマーさんが製作したものです。




第1258弾





北へ。


PartA









 


 ね、眠い・・・。目覚ましに函館の朝市でも見てまわるか・・・。


 おおっ、スイマー殿。おはようございます。昨晩はお楽しみだったのですか?


 おはよう。みんなも函館に着いていたようだな。昨晩はオールでカラオケだった・・・。


 な、なるほど。大変でしたね・・・。












 つ、釣れたよ!


 真琴、うまいぞ。


 あの2人なにやっているんだ?


 函館朝市の名物イカ釣り堀ですよ。釣ったイカはその場で調理して食べられるのです。

観光客には結構人気のようです。











 新鮮なイカは確かにうまいからな。初めて函館でイカを食べたときは

いままで食べたイカがなんだったのかと思うくらいの衝撃を受けたものだ。

まあ、「活イカ丼」が「ウニ丼」や「イクラ丼」より高かったりするのも

函館朝市の特徴かもしれん。


 函館旅行に来る方はせっかく北海道旅行なのだからと「ウニ丼」や「イクラ丼」などを

頼んでしまいがちですが、函館なら「活イカ丼」を選択すべきですね。


 うむ。おススメは函館では定番であるが「一花亭たびじ」の「活いかの踊り丼」だろうな。

醤油をかけるとイカの足が踊りだす様はさすがに驚く。


 さて、函館の一口観光ガイドはこのへんにしておきまして、これからどちらへ?


 茜木温子の祖母のところだ。いろいろと面倒な事態になっていてな。


 そうですか。こちらとしては、スイマー殿に1つ報告しておこうと思いまして。

実はこの函館の五稜郭に兵隊が集められているようです。


 兵隊だと?


 た、大変です。


 ナコルルにリムルルか。ようやく合流できたな。何かあったのか?

慶広もいないようだが。


 慶広殿はお父上である季広殿によって幽閉されています。私たち2人は慶広殿の助力で

何とか城を脱出しここまでたどり着いたのです。


 なんだと。幽閉とはどういうことだ。いったい何が起こっているんだ。


 おそらく神宮司家の命でしょう。松前城の蠣崎季広殿も神宮司家の傘下ですし・・・。

何やら大規模な動きが神宮司家で計画されているようです。


 神宮寺実め、何を考えていやがる。とにかくこれから茜木温子の祖母に会いに行く。

みんなもついてきてくれ。












 わかりました。大野町ですか。北海道新幹線の「新函館北斗駅」となる予定の

渡島大野駅のあるところですね。










 

車で移動。茜木温子の母方の性は「釜田」というらしい。いろいろと複雑な

家庭のようである。30分後、釜田家の本家に到着。




 いよいよか。









1対1。茜木温子の祖母ゴッドマザーからの質問攻めが続く。














 (なかなか鋭い質問攻めだ。)













 どう思う?


 素敵な女性です。











 お前、神宮司の実に・・・勝てるのか?


 当然です!











 ならば、これから起こる難局に打ち勝ってみせよ・・・。


 お話ところ申し訳ございません。スイマー殿大変です!五稜郭より兵士3万が

ここ大野に向かっているようです。



 
な、なんだと!?



 敵の大将は神宮司実。この情報は元部下からの確かな情報です。


 神宮寺の実がとうとう動いたか。スイマーとやら、どうする?


 む、無茶よ。相手は3万の兵。あまりにも戦力差がありすぎる・・・。


 函館の中心街からここまでおよそ18キロ。ここにやつらが来るまで2時間くらいはかかる。

それまでに準備を整えるぞ。

釜田家にも迷惑がかかるからここでの籠城はしない。


 ははっ!


 そ、そんな・・・。


 神宮寺実の狙いは俺の首だ。釜田家や温子ちゃんに手はかけないだろう。

売られた喧嘩は買うのが俺たちだ。そうだろう?みんな!






 


 無論だ。そのためにスイマーについてきた。


 こちらは6人。ノルマは1人5000人といったところですね。











 


 神宮寺家は水面下でアイヌ排除の運動をしている。アイヌの底力見せてあげるわ。


 だぁいしぜんにかわって、おっしおきだぁ!











 せっかくの函館旅行が台無し〜。まだ食べてないものたくさんあるのに!


 ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ。ここで温子と見届けさせてもらおう。


 みんな死んじゃうよ・・・。こんなの無茶で無謀よ。

私が神宮司家に嫁げば・・・。


 あんなクソ野郎には温子ちゃんは渡さない。無茶で無謀は百も承知だ。

いくぜっ、みんな!


 相手は3万の兵。せめてこちら側に5千、いや1割の3千でも兵がいれば

良いのですがね。


 何を弱気になっている。土方歳三・・・おまえのオリジナルはかつて函館戦争で

絶対的に不利な中で最後まで戦ったのだぞ。

作戦はこちらで考えてある。

狙いは神宮司実、ただ1人だ。おそらく3万の兵の中心にいるはずだ。

中心部まで行って奴の首を獲る。それで戦闘は終わる。












のちに「平成の函館戦争」と呼ばれる戦いの火ぶたが切って落とされた。



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