※このプレイ日記は2014年12月26日に後援者のボルカノさんが製作したものです。
第1319弾
ゾイドサーガDS
今回もゾイドサーガDSのチャレンジングモードに挑む。
ただし、今回は事の発端があったりするのだ。
ロボットアニメを観ていると、よく、こんな思いをすることがあると思う。
なんであいつ棒立ちなのに撃たれないの?当たんないの?
なんであいつが乗ったとたん、リーオーがビルゴのビーム耐えるようになんの?
きっと、皆さんの中にもこのような不満をくすぶらせた方もいることと思う。
「みんながそうだと言っても、俺は納得いかん!」ということもあるはず。
そして、このゾイドサーガシリーズの元ネタである、アニメ版ゾイドもそう。
私、ボルカノが昔、友人からアニメのビデオテープを借りて、観た時のこと…。
物語も終盤 まで差し掛かり、強敵デススティンガーがほとんど単独で、
主人公側の部隊を壊滅させたり、首都を壊滅させたり…と、大暴れ。
味方サイドは秘密ゾイド、ウルトラザウルスの封印を解き、海に逃れ、逃亡を図る。
そして、超兵器重力砲を引っさげた後、味方サイドの逆襲劇は始まる。
しかし、私はこう思った。
「何がデスステだ。あんなのウルトラなら通常装備で余裕だ。逃げる必要ねえ」、と。
《デスステ確認》
今回、挑戦するレベル6-5は、この重力砲での逆襲劇を元にしたステージだ。
互いの戦力は以下のようになっている。
【味方】
ディバイソン(トーマ)
ブレードライガー(バン)
ライトニングサイクス(アーバイン)
ウルトラザウルス(ムンベイ)
【敵】
デススティンガー(ヒルツ)
今回も、参考のために互いの機体について解説を。
《ディバイソン》
所属:ヘリック共和国
第1193弾に登場。砲撃戦に強いゾイド。
《ブレードライガー》
所属:ヘリック共和国
オーガノイドシステム搭載機として、シールドライガーをベースに開発。
内装火器がレーザーブレードや、ブースターなどに変更され、白兵戦に特化した。
アニメ第一作では、中盤以降の主役機として活躍。
《ライトニングサイクス》
所属:ガイロス帝国
小型ステルスゾイドであるヘルキャットの後継機として開発。
性能も高いが、後にさらなるステルス機である
ライガーゼロXが開発されたため、印象が薄い。
アニメ版では、第一作と第二作の両方で、個性的なパイロットに恵まれ、
活躍もしていたので、アニメファンからの人気は根強い。
ちなみにアーバインのサイクスは、ある理由により目の色がオレンジに変化した。
ただし、このゲームでは再現されていない。
《ウルトラザウルス》
所属:ヘリック共和国
水陸両用の超巨大ゾイド。戦闘能力の高さに加え、
格納庫、カタパルト、レーダーなども備えた移動基地でもある。
昭和の旧バトルストーリーでは量産されていたが、
平成になってからは、ただ一機を残して登場しなくなった。
アニメ第一作では全長555mの本格的な移動基地ゾイドとして登場。
陰鬱なムードが漂う終盤の物語において、常に重要な役割を担い続けた。
この機体なくして 、惑星Ziに生きる全ての生命体の存続は有り得なかっただろう。
《デススティンガー》
所属:ガイロス帝国
西方大陸のガリル遺跡から持ち帰ったゾイド核をもとに開発。
発掘された段階からオーガイドシステムが核に搭載されていた。
凶悪な自我により、人間のコントロールを受け付けず、自己繁殖すら可能。
アニメでは第一作にて、ヒルツが独自に生み出した巨大なゾイドとして登場。
色々とスゴい設定で、最終話直前までやりたい放題にやらかしていた。
しかし、真に恐るべきは、人を人とも思わず、悪の限りを尽くしたヒルツそのもの。
それでは、今回も戦力差の比較を行おう。
<ディバイソン>
HP:210(150)/EP: 15/30(15/30)/EP回復:3(3)
素早さ:21(13)/避けやすさ:210(170)/防御:120(100)
バトルポイント:0
<武装>
8連ミサイル:286(150)
命中:99(65)/EP:10(10)/属性:実弾
範囲:1-2/横二体
3連加速衝撃砲:191(100)
命中:107(70)/EP:2(2)/属性:実弾
範囲:1-2
メガロマックス:439(230)
命中:107(70)/EP:21(21)/属性:レーザー
範囲:1-3(縦横二体)
クラッシャーホーン:286(150)
命中:114(75)/EP:5(5)/属性:格闘
範囲:1-1
<ブレードライガー>
HP:168(140)/EP:15/30(15/30)/EP回復:3(3)
素早さ:34(30)/避けやすさ:480(400)/防御:120(100)
バトルポイント:0
<武装>
ショックカノン:154(140)
命中:80(70)/EP:(2)/属性:実弾
範囲:1-2
レーザーブレード:231(210)
命中:103(90)/EP:2(2)/属性:格闘
範囲:1-1
Eシールド:HP200のシールド発生
EP:3(3)/持続時間:毎ターン消費/範囲:自分一体
レーザーサーベル:187(170)
命中:86(75)/EP:5(5)/属性:レーザー・格闘
範囲:1-1
ジーク:バン専用オーガノイド。戦闘中に任意で使用。
合体したゾイドのHPとEPを全快し、全ての能力を向上。
<ライトニングサイクス>
HP:159(115)/EP:12/25(12/25)/EP回復:2(2)
素早さ:47(32)/避けやすさ:516(400)/防御:120(50)
バトルポイント:0
<武装>
2連バルカン砲:105(55)
命中:111(75)/EP:3(3)/属性:実弾
範囲:1-3/縦横二体
パルスレーザー砲:248(130)
命中:133(90)/EP:6(6)/属性:レーザー
範囲:1-3/貫通
キラーファング:248(130)
命中 :111(75)/EP:1(1)/属性:格闘
範囲:1-1
<ウルトラザウルス>
HP:1306(650)/EP:40/80(40/80)/EP回復:8(8)
素早さ:10(9)/避けやすさ:38(30)/防御:1(400)
バトルポイント:0
<武装>
重力砲:1378(999)
命中:83(70)/EP:50(50)/属性:なし
範囲:1-3/全体
8連装ミサイル:289(210)
命中:72(65)/EP:27(27)/属性:実弾
範囲:1-3/縦横二体
リニアキャノン:386(280)
命中:89(75)/EP:25(25)属性:実弾
範囲:2-3
ハイパーファング:483(350)
命中:89(75)/EP:33(33)/属性:格闘
範囲:1-1
<デススティンガー>
HP:2610(300)/EP:150/300(25/50)/EP回復:30(5)
素早さ:21(18)/避けやすさ:80(190)/防御:1(300)
バトルポイント:1000
<武装>
ショックガン:不明(170)
命 中:不明(70)/EP:不明(5)/属性:実弾
範囲:1-2
荷電粒子砲:444(210)
命中:不明(65)/EP:23(23)/属性:レーザー
範囲:1-3/縦横二体
ハイパーレーザーガン:444(130)
命中:不明(90)/EP:12(12)/属性:レーザー
範囲:1-3/貫通
Sバイトシザーズ:444(190)
命中:不明(80)/EP:5(5)/属性:格闘
範囲:1-1
アンビエント:ヒルツ専用オーガノイド。戦闘中に任意で使用。
合体したゾイドのHPとEPを全快し、全ての性能を向上。
さて、戦いの前にルールを再確認。
重力砲は禁止にするが、デッキコマンドは使用可能とする。
【王子のはげまし】
全ての味方ゾイドのHPを50%回復。
【速攻:おおがた】
味方、敵問わずに大型以外のゾイドは1ターン行動不可。
【陽動作 戦】
後列の味方ゾイドから先に攻撃する。
明らかに、大量のEPを必要とする重力砲を撃つための時間稼ぎ用である。
まずは速攻:おおがたを使用。ブレードライガーから行動開始。
《安全策》
転ばぬ先の杖として、Eシールドを展開。次にディバイソンだ。
《燃費が悪い》
前回のプレイ日記で威力を発揮したメガロマックスには期待しているが、
現時点ではEPがわずかに足りない。待機。
2ターン目。陽動作戦は行動順をずらすだけなので、使用しない。
《どーも、目の色が緑なのがなー…》
サイクスから行動開始。まずはパルスレーザーを試す。
…1。
続けて、ブレードライガーのレーザーブレードならどうか?
1…。
なら 、メガロマックスだ!
1…。
ヒルツはこちらを嘲笑うように、オーガノイドを使用。
すると、どうなるか?
鬼に金棒、さらにパワーアップしてしまう。
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ようやく、ウルトラに出番がきた。主砲発射だ。
攻撃力483・格闘のハイパーファングが気になるのだが…近づく必要がある。
また、ウルトラが前列に出る状況とは、戦線が完全に崩壊していることを意味する。
…で、1。
さて、3ターン目だが………正直、勝ち目のほどは伺える。
というのも、攻撃属性の検証がほぼ終わってしまっている。
まず、レーザー属性は味方中最強のメガロマックスで、結果が1。
実弾属性はウルトラのリニアキャノンが最強で、結果が1 。
残りはディバイソンとウルトラの格闘属性。
ブレードが持つ、レーザー・格闘属性のレーザーサーベルだけだ。
そして、案の定1。
だいたい、レーザーサーベルがレーザー・格闘属性ということ自体が意味不明なのだ。
レーザーブレードとデータが逆になったまま放置してあるような気がしてならんわ。
さぁ、次はディバイソンだ
《割り込み》
あれ?れれれ?
《大破!》
そう言えば、オーガノイドでスピードが上がってるんだった…。
ついでに言えばオーガノイドと言えば、こっちもミスをやらかしたことに気付く。
私は1ターン目にブレードにシールド展開をやらせたが、これはまずかった。
今やシールドは消失。張 り直さずにオーガノイド使ったら、即死確定だ。
この先は展開→消失→展開→消失の繰り返し。チャンスはあるのだろうか…。
案の定張り直した矢先に、爪が襲い、ひっぺがす。
5ターン目、サイクスが大破。しかし、荷電ではないので、ブレードに被害は及ばず。
《気の毒ではあるが…》
アーバインとサイクスには気の毒だが、チャンス到来だ。オーガノイド使用。
しかし、敵は無限のエネルギーに支えられており、攻撃は止まず、反撃のチャンスが来ない。
だが、有益な情報も入った。
《二桁》
リニアキャノンが時々、19のダメージを叩き出すのである。
そう、クリティカルならば、少しは手傷を負わせられるのだ。
だが、追い詰められているのはこちらのまま。
12ターン目。粘った方だとは思うが 、王子のはげましも、回復アイテムも尽きた。
《いわゆる特攻だ》
かくなる上は…突撃!
そして、ついにウルトラのみとなった…。だが、まだだ。
ウルトラは格闘戦が苦手だが、旧バトルストーリーにはこのように記されている。
デスザウラーと互角のパワー、と。つまり、馬力そのものは最強クラス。
噛み砕いてくれる!!
《32!》
見よ、見事なダメージ!
《無念…》
でもこの直後、レーザーガンで轟沈した。
しかし、これが、デスステの防御力を解明した瞬間でもある。
483−32=451。つまり、本体(防御力 1)+オプションパーツ(格闘防御力 450)だ。
そして、レーザー防御に関しては、さらに上。
威力483のメガロマックスを寄せ付けなかったことから、少なくとも482以上か。
また、もう一つの事実も判明した。ウルトラ以外、有効打は与えられないという…。
メガロマックスもダメなのだから、頭が痛い…。ともかく、残る手段は二つ。
1:クリティカル次第で、19のダメージを見込めるリニアキャノンによる遠距離戦。
2:戦線を意図的に崩壊させ、白兵戦に持ち込む。最速でも、2ターンが必要。
2はかなりのリスクを孕む。回復役を全て失う。
だが、デスステを撃破する可能性が一番高い手段でもある。これに賭けてみよう。
果たして私は勝てるのか?