※このプレイ日記は2015年9月1日に後援者のdnさんが製作したものです。




プレイ日記 1500弾





ウイニングイレブン10










第2話



チェストーーーーーー!!!!!!












ロングソード連合は、大会に臨むにあたって、

水戸ホーリーホックとのテストマッチを開催。

2部リーグとはいえ、相手はプロ。

テストとしては十分過ぎる相手である。

















調整も兼ねたテストマッチは、引き分けという結果だった。

支配率で押されたが無失点で切り抜けたことは評価できるだろう。

実際、ガードリーダーを中心とした守備は終始安定していた。


しかし、シュート12本でゴールなしはいささか寂しい。

柳はシュート精度を欠き、ナカユウはゴール前で潰された。

大和・高天神に至っては、見せ場すら少なかった。

この攻撃陣で本当に大丈夫なのだろうか……。

本番に向けて、大きな課題を残してしまった。









テストマッチから数日後、トーナメント表が発表される。

それを見た長剣戦士たちは、一様に驚愕の表情を見せた…。












赤の旅団のいる左側のエリアにはそれほど強くないチームが集められ、

長剣連合のいる右側のエリアには強豪がひしめいていた。











鮫島幸雄め、謀ったなッ!!





しかし、今更文句を言っていても仕方がないだろう。

この厳しい戦いを乗り越え、鮫島幸雄の野望を打ち砕かなければ!

















初戦の相手はアーセナル。

ロンドンに本拠地を構える強豪だ。

グラフからも、長剣より遥かに強いということが伺える。












JD監督も当然、ベストメンバーを選出。














さあ、イングランドカップの開幕だ!!















満員の観客の歓声の中、試合がスタートした。

試合は序盤、アーセナルが優位に進めるも、

長剣連合の守りは堅く、シュートすら撃たせない。

そして、こう着状態が続いていた試合は前半20分、意外な展開を迎える。













先制点をロングソード連合が奪ったのだ!!

決めたのはこの男、柳!!















予期せぬ先制点に沸き立つ長剣連合応援団。







 いいぞ、ヤナギー!!


 素敵よ、柳さん!!


 イエーイ!! アフリカーーー!!!!!!





柳の快進撃は止まらない。















 チェス トーーーーー!!!!!!





アーセナルに追加点をお見舞いだ!!

相手ディフェンスをブチ抜く圧倒的なスピードとパワー。

まさにリアルゴリラ、フィジカルの暴力、筋肉の躍動ッッ!!!!!!












こうして柳の活躍によって、長剣連合は前半を2-0で折り返した。

2点差で勝ってはいるものの、チームの攻撃の連携が必ずしも良かった訳ではない。

特に、司令塔の蒼皇が全く攻撃に絡めなかったのは誤算だった。










この状況を打開するため、JD監督はハーフタイムに3人の選手を入れ替えた。

体力の消耗が激しかったボルカノに代えて城壁、

動きの悪かった蒼皇・高天神に代えてナギ・空缶を投入。

守備を固めて逃げ切る体制に入った。






しかし、この交代がチームの雰囲気を大きく変えることとなる。




後半がスタートすると、一転してアーセナルのペースとなる。

大きくメンバーを変えた長剣連合は、攻守が噛み合わない。

アーセナルにも、名門の意地があった。

彼らも、極東から来た訳のわからない集団に負ける訳にはいかないのだ。














デスソース野郎のファールによって得たフリーキックを、アンリが決めて2-1。














アデバヨールがデスソース野郎をぶち抜いて2-2。

2点のリードを失い、あっという間に追いつかれてしまった。








しかし、長剣連合にはこの男がいるのだ。










個人技で持ち込んで豪快なシュート!!











むほほ!!ハットトリック達成じゃーい!!!!!!










立て続けにナカユウのクロスから華麗にゴール!!



長剣連合屈指の身体能力を誇る柳が大活躍!!

相手ディフェンスをものともせず、ゴール前で大暴れ!!



その後アーセナルの猛攻を、

カワウソ・ガードリーダーを中心とした守りで乗り切った長剣連合。













見事、4-2で初戦に勝利した。









イングランドカップ 1回戦
アーセナル 2 - 4 ロングソード連合
前半20 柳
前半34 柳
後半05 アンリ
後半11 アデバヨール
後半20 柳
後半32 柳

MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)

 柳

屈強な相手ディフェンスをものともせず、この試合の全得点をたたき出し、チームの勝利に貢献した。





こうして、長剣連合は2回戦へ進むことができたものの、

選手交代から失点するなど、課題も多く残る試合となった。

次の試合からは、このような安易な失点は命取りとなるだろう。

しかし、練習試合で攻撃陣が不調だっただけに、

ナカユウ・柳のツートップが活躍したのは収穫だった。



強豪相手にゴールラッシュで勝利した長剣連合。

次は、一体どんな試合を魅せてくれるのだろうか。






サッカーは時としてサッカーの論理を持たない。

強い者が勝つとは限らないんだ。

それがサッカー、それが人生さ。


ーーガブリエル・バティストゥータ







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