※このプレイ日記は2014年4月6日に後援者のスイマーさんが製作したものです。




第1041弾





北へ


PartA






 スイマー先生。言われていた訓練と学問を終わらせました。



 うむ、ご苦労さん。



 スイマー先生の課題は随分とハードですね。これが噂にきくスパルタ教育ですか。













 昔、「今川義元」と「徳川家康」という人がいた。徳川家康は、今川義元の人質となっていて、

今川義元は家臣を呼び幼少の家康に対し「むごい教育をせよ」と命じたという。












※余談だが最近のゲームでは今川義元の評価を見直されてカッコいい義元公が出てくるw









 なるほど。それで私に対し、このような教育を・・・。



 家臣は、その命令を聞いて、早朝、日が昇る前から家康を起こし、読み書きにはじまり、

剣や弓の稽古等、休みもほとんど与えず、鍛えさせていたそうだ。

一日終えた頃には疲れてたちあがれないほどだったらしい。



 それは随分と「むごい教育」ですね。



 その後、しばらくして今川義元が家臣に「むごい教育」の状況を確認させたところ、

家臣は得意になり「あまりに鍛えすぎて毎日立てないほどです。」と答えたそうだ。

その答えに対し今川義元は

「わしの言うむごい教育とは、甘やかせということだ。遊ばせろ。楽させろ。女も与えよ。

そうすれば、大人になったときに、我慢のできない、長続きしない、

信頼のおけない人間になるだろう。」
と言ったそうだ。



 な、なんと・・・。



 俺はキミを預かっている人間だ。むごい教育をするつもりはない。

一応、教員免許も持っている身分だしな。しっかり頑張ってくれよ。



 そうでしたか。心遣いありがとうございます。頑張ります。



 さてと、今日も函館の朝市にでかけるとするか。

















<茜木鮮魚店>




 え?配達を手伝えと?










 

茜木鮮魚店に着いたスイマーは、配達を頼まれることに。

従業員の源さんが酒を飲んでいて運転ができない事態となっていた。

スイマーは2つ返事で配達を了解。ナビシートには温子が座ることに。












 スイマー君。もう少し急げる?



 わかった。群馬在住時代に培った「榛名のイナズマ」のテクをみせてやるよ。











 


 ちょ、ちょっと、スイマー君、飛ばしすぎだよ!

 大丈夫、この紙コップから水がこぼれないように運転すれば商品も大丈夫だよ。














配達も無事に終え、時間が余ったため函館の元町公園を案内してもらうことに。










そして茜木鮮魚店に帰店。従業員の源さんは実に陽気な人物である。

特に知り合いもいない函館。その後もヒマさえあれば茜木鮮魚店へ通う毎日が続く。







 

通い詰めたこともあり茜木温子との仲は徐々に進展していった。








また時折、親切に北海道ネタを話してくれる温子。

ちなみに「きゅうり魚」や「八角」はすすきのなどでも食べられるので

北海道旅行の際にはぜひ食べていただきたい一品だ。











<八角の刺身>








<きゅうり魚>








 

いつのまにかスイマーは、茜木鮮魚店へ行くのが日課になっていた。














 スイマー先生、だいぶあの娘に入れ込んでおられるようですね。



 さすがは道産子(北海道出身の方を言う)の女性よ。働き者だし、考えもしっかりしている。



 お言葉ですが、スイマー先生。あの娘、いろいろと隠していることがあるようです。

どうかご注意を。



 慶広よ、案ずるな。女の子は秘密の1つや2つもっているものだ。



 わかりました。この件についてはこれ以上詮索しないでおきましょう。



 うむ。それでは今日も出かけてくる。







 

<茜木鮮魚店>





 

今回は、函館でも有名な「五島軒」でランチ。

だが、当の温子は浮かない様子。どうやら何か思うところがあるみたいである。

茜木温子の抱える深刻な悩み。

この悩みから温子を解放せずして勝利はない。




 これは、なにかあるな。あれは温子の母親じゃないか。








 

ここで新たな茜木家の事実が発覚。温子の父親はすでに他界しており、

一緒に住んでいた思い出の家も税金が払えず売却となり

現在は更地となっていた。












さらに「神宮司実」なる人物が登場。

この男がどうやらいろいろと温子を悩ませている原因のようであった。















 茜木家の思い出の地にシーフードレストランか。随分とふざけた野郎だ。



 神宮司グループは函館の名士であり強大な力をもっています。

わが蠣崎家も同盟関係にあります。

スイマー先生、神宮司グループとの戦争は決して行ってはいけませんよ。



 あの青二才がそれだけの人物なのか・・・。なるほどな。











茜木温子と神宮司実。物語は大きく動き出していく。




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